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さあ、始めようか(愛し合おうか)

…何故こうなったのだろう?


「…何でこうなっちゃったのかな」

「…さあねぇ」


王座の間で戦士と魔帝が互いに得物を持ち、睨み合っていた。男の戦士は双剣を逆手で持ち、女の魔帝は鎖でできている鞭を握っている。いつぶつかり合っても可笑しくない状況であるのに二人は憂鬱そうな顔をしている。……まるで戦いたくないと訴えている様に。


「再会できたと思ったらお互いは敵対していて、おまけに元身内…やり辛いよ」

「元な…今は魔帝を討つ戦士と魔族を率いる女帝様がいるだけだ」


魔帝もとい女帝の言葉を過去の事として男は今を見るべきだと主張する。


「…そうだね。じゃあ始めましょうか(愛し合いましょうか)」

「ああ、やろうか(愛し合おうか)」


顔を引き締め、戦士と女帝、男と女はーー



「いって!『憎き男への想い(ブリュンヒルデ・ロマンス)』!」

「過去を断ち切れ『神喰狼フェンリル』!」


ーーぶつかり合った



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