これまでのあらすじ
最新話「ひよこの思い」初回公開
2017年8月25日~
本日
2023年3月31日まで少し空白が空きましたので、これまでのあらすじ!!
大変長らくおまたせしました。
水鳥 空は死後、異世界へと転生することとなった。
ペンギンの姿で。
大きな親鳥フェニスと、同じく転生者であるヒヨコのメアリー、普通の異世界ヒヨコのジョニーと暮らす異世界生活が始まりを告げた。
異世界転生お馴染みである御都合主義能力を自ら拒否したソラであるが、自給自足すら困難な生活の中で『空を飛ぶ』という夢を叶えるために奔走する。
初めての実験は大失敗、命すら危ぶまれる事態となったがフェニスにより救われ、改めて夢への困難を感じるソラであった。
その後、フェニスと戦争時代に死闘を繰り広げたとされる人間、ジョルトと出会い、彼の格闘技術を継がないかと提案され、これを了承。
しかし、その後にメアリーが魔術暴走を引き起こし、その危険性からメアリーの排除を提案するジョルトと決闘することに。
生命の危機を引き金に御都合主義能力の封印が解けたソラはジョルトを退けることに成功したが、これを機に封印の条件がさらに厳しいものとなり、ジョルトからの稽古も始まった事で異世界生活はさらに困難なものへと変わっていくのであった。
ジョルトとメアリーに生まれた確執を取り除くべく、自身の住む領地にある泉へ赴くと水の妖精が誕生していた。妖精をリオーネと名付け、ソラはメアリーと話をすべく森の奥へと進んでいく。
ソラとメアリーが改めて打ち解けようと話をするなか、ふたりのもとへと何者かが仕掛けたとされるキラーマンティスとその幼体群が襲いかかる。苦戦を強いられながらも駆けつけたジョルト、そしてフェニスが救援として領地へと呼んでいた氷の精霊ネージュが参戦して戦況は一気に終息することになる。
一連の騒ぎから無事にメアリーとジョルトは和解、それに従ってジョニーもまたジョルトの流派の門徒となるのであった。
拳聖ジョルトが生活に加わり、忙しく鍛錬をこなす日が続くある日、フェニスはひとりの少女を巣へと連れ帰ってきた。名前はクリム、背中に大きく白い翼を生やした少女の出処を訊くソラだが、フェニスの態度に軽蔑し、その後、転生者に対する嫌悪を滲ませるジョルトにショックを受ける事となった。
後日、フェニスに謝罪をしたソラはクリムから自身の属性に対する適正が致命的であると聞かされる羽目となる。神からの御都合主義封じのせいであると辟易するソラであった。同時にクリムの正体が魔王であると秘密裏に教えて貰い、痛い頭はさらに痛くなるのであった。
その夜、フェニスからクリムに関する説明をする連れてこられた湖で一羽のカラスから、自身の母親フェニスが魔王軍幹部であると今更教えてもらう。
そして、クリムが次期魔王選抜の為に来たと言われ、自身の生活が脅かされる危険性から彼女に対して距離を置くべきと考えるのであった。
明くる日、少しだけギクシャクしながらもジョルトを始め、メアリー、ジョニー、クリムでクリムのためのベッドを作ることとなった。帰宅する際にフェニスが餌を連れてくるのだが、メアリーもジョニーも完封する芋虫を相手にソラは対話という名の逃げで事なきを得ることとなった。
生活に魔王娘で天使の翼を持つクリム、希少な芋虫キィルを加え、更には自分へ名前を付けたことによりソラへと畏敬の念を覚えるカラスのカラス、領地のまとめ役である鳩のヒメモリ。その事件は唐突に起きる事となる。
領地である極樹の領域へ、多方面からの襲撃である。
ソラはカラス、クリム、キィルと共に領域南部にある湖へと向かう。南部へと進軍する爬虫類を水の妖精リオーネと共に撃退。襲撃を指揮していた魔王の娘であり、クリムの姉であるプラーヴィと交戦に入る。
プラーヴィから襲撃の理由がクリムの次期魔王選抜からの辞退勧告であると聞かされるも、遅れて到着したクリムから元よりその気はなく、伝えていたと返す。そんなプラーヴィに対してこの件に関する遺憾砲を遺憾無く発揮させたソラも、憶測で遠ざけていた事を謝罪してクリムを領域に改めて歓迎するのであった。
一方、話は領域襲撃事件の数日前、メアリー視点へと切り替わる。
初回更新からの変更事項
文中会話を「」に統一。
これに従い、ジョルトはフェニスに再会する為に昔馴染みから鳥類言語を教えてもらった描写を追加。
ステータスに新項目
心/技/体/魔を追加
詳細は今後明らかにする予定
改めて大変長らくおまたせしました。




