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よくわかる異世界チートビジネス 実践篇 ※旧原稿版  作者: mukina
第1章 よくわかる実践経営
7/8

7話 サイガ、イグナと出会う③ プラス人物まとめ

次の話から始まるぜ?チートビジネスが。

「・・・」


壮絶、だった。


「・・・凄いな。」


「正直・・・辛かったです。」


「メトラのおかげだな。」


「はい。彼女が居なければ、とっくのとうに死んでいたでしょうね。」


「守るべきもの、いや、守りたい(・・)もの、か。」


「そうですね。」


こちらの部屋(ぼろ布で仕切っただけだが)に入ってくるメトラ。


「終わりましたか?」


「ああ。」


「夕ご飯出来てますよ。サイガ様もいかがですか?」


「おお!いただくよ。」


「すみません、こんな、食欲そそらない家で・・。」


「しかも、シャサちゃんに手伝っていただいた上、食材まで・・。」


「いいのいいの!多少は手持ちあるからさ!」


「そうですよ!」


シャサも俺に加勢。おんぶ紐でサラを背負っている。


「ほにゃああ、ほにゃああああああああ!」


「あらあら、どうしたのー?サラちゃーん?」


シャサが子守りをしている。かなり板についたあやし方だな。


「じゃ、配膳だな。」


「いやいや、持っていきますからそこに居てください!」


「分かった。」


でも動かないと落ち着かないのでお茶を淹れる。


「いただきます!」


こうして夜は更けていく。



************



「おいしいお茶ですね!」


「だろ?茶葉はさっきとおんなじなんだぜ。」


「ホントですか!?」


「淹れ方でこんだけ変わるわけだ。」


「なるほどぉ。」


「・・・人も同じだよ、イグナ。」


「はい?」


「こんな所でお前の能力を潰すのは勿体無い。どうか、俺の右腕になってくれないか。」


頭を下げる。


「・・・え?」


「ほんとですか!?やったぁ、メトラちゃんと一緒に働ける・・!」


「・・・え、もう一回言ってください、サイガさん。」


「何度でも言おう。お前、貴族の上級学院を優秀な成績のまま退学してるだろ。調べたんだよ。

・・・その能力と仁徳。俺に預けてくれないか。」


「イグナ様・・・!」


イグナを見つめるシャサ。


「・・・私はどんなことをすればいいのですか?没落男爵の元跡取りに、コネなどありませんが。」


だが、却って警戒心を露わにするイグナ。まぁ、ウマすぎる話だからな。疑うのも無理はない。

だから俺は、ここで最強のカードを出す。


「お前のような境遇の人間を、地上から無くす。その手伝いが、お前の仕事だ。」


「・・・!」


イグナの目が見開く。


「・・・負けました。こんな私でよければ、お願いします。」


「やったあああああああああ!」


「イグナ様・・・!」


うれし涙で泣き崩れるメトラ。


「メトラ、今まで苦労かけたな。」


ぶんぶんと首を振るメトラ。


「イグナ様を、評価して下さる方が、いつか、いつか現れると、信じておりました・・・!」


「・・・もう一度聞く。今はただの『イグナ』の、妻になってはくれないか。」


「・・この身でよければ、一生、貴方に捧げ続けます・・・!」


空気を読んで、俺はシャサを引っ張ってバラックを出る。


「見・・・見たい・・。」


「ダメだ。我慢しろ。」


シャサの首根っこを掴まえておく。

なにせ、一生に一度しかないからな。プロポーズってやつは。


準備は整った。

ここから、この俺、サイガ・ウォルフガングの快進撃が、始まる。



**************



ってところで人物紹介(こばなし)のお時間でーす!

読んでってね☆



|サイガ・ウォルフガング及び金田彩雅かねだ さいが

西「こいつねー。名前ホント適当に決めたんだよねー。」

サ「マジかよ。考えろよアホか!普通は伏線になったりすんだろうが!」

西「まあ、世の中「金だ」し、字面いいし、まぁまぁでしょ。」


四宮燐(しのみや りん)

西「未だに行方不明の彼女。」

サ「不憫だ・・・。名前の由来は?」

西「〇方ってゲームのお燐からとった。」

サ「はい検閲ぅー。〇入りまーす。」


シャリアサード (シャサ)

サ「すげえ名前だな。」

西「始めはただのシャサだったんだけどね。略称っぽいなーと思ってさ。」

サ「これは伏線なんか?」

西「さぁ?」

サ「オイ考えとけよ作者。」


メトラ

サ「彼女、前作の聖者の行進から来た名前だったらしいな。」

西「そう。流用。ネーミング辞典買わないとそろそろ名前のストック無くなる。適当なキャラなら聖書からとっちゃえばいいんだが。」

サ「リベカは適当だったのか・・・。」

西「いやいや、女性として立派な方の名前を付けようとしたんだぜ?」


イグナシウス・ヴィルヘルム

サ「かっこいいな。」

西「だろ?」

サ「こっち俺にしとけよ。」

西「」


ソドム

西「無能。以上。」

サ「だな。」


ここまでお読みくださり、ありがとうございます!

次の話・・・どーすっかな?

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