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食感の良い革靴

作者: 佐伯朔
掲載日:2026/01/28

今日僕は本を食べた。


とても有名な作品で、前から美味しそうだなぁと思っていた。


歯応えがあり咀嚼するのに結構時間が掛かったが、なんとか食べ切る事ができた。


実際に食べてみた感想としては、なんだか色々なことを考えさせられる味だった。

とても面白い味もした。


僕は人よりも多く物を食べる方だと思う。


色々な物を見て美味しそうだなぁと思うとついつい手がのびてしまう。

色々な物を食べて、色々な事を知りたいと思う



今日僕は革靴を食べた。


国道沿いに片方だけ落ちていた革靴をうっかり食べてしまった。

誰の物なのかも分からないのに。


その革靴にはとても年季が入っていて、それでいてしっかりと手入れが行き届いていた。


国道沿いに靴が片方だけ落ちているのはたまに見かけるが、こんなにきれいな革靴がなんで落ちているんだろう?

そんなことを考えていたら、うっかり食べてしまった。


革靴を口に入れた瞬間、幸福感というか、多幸感ようなものを感じた。


暖かい何かに包まれているような、安心するような、そんな味がした。


僕は夢中になって革靴を食べた。


こんなに美味しいものを食べたことは、今まで一度もなかった。


名作だと言われている本や映画のほとんどを食べた事があるが、ここまで美味しいものはなかった。


ここで僕は、1つ味を確かめたいものができた。










思っていた味と違った。



またあの時みたいな味を味わえると思ったんだけど。



色々と準備するのに結構時間かかったんだけどなぁ。



恐怖の味がした。



奇妙なものを見る目の味がした。




今日僕は母親を食べた。





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