プロローグ
これは映画を撮ることに夢中になる少年、少女、そして、それを見てココロが熱くなる大人達の青春のストーリーである
-物語-
映画が好きな少年【小川龍星-おがわ りゅうせい-】中3の夏、彼の人生を変える出来事がテレビ画面に映し出される。そこに映っていたのは、最近日本の映画界で名監督と名高い日本人【川田正宗-かわだ まさむね-】だった川田が言った言葉が小川龍星、いや日本の子供たちが映画を撮るという世界に夢中にさせるきっかけになったのだ。その言葉とは…【日本の子供たち、今君達は目標はありますか?有と答えた子はそれに【夢】•【希望】•【協力】の3つの言葉をイメージできますか?また無と答えた子は私が今から言うことで少しでも【夢】•【希望】•【協力】の3つの言葉をイメージできるように努力して欲しい【現在僕の助監督探し求めています。なので僕は、こう思いました【夢】•【希望】•【協力】の3つを目標にし映画を撮るという事を子供の時に経験した人を僕の助手にする。いや、したいと考えています年齢は高校生から大学生に限りますが是非若いうちにチャレンジして下さい!】
それから月日は流れ、春、福岡県 私立 時湧高等学校の門の前で、ある少年が初の通学をスマホの動画機能を使って動画を撮っていた、その少年こそ小川龍星である。
だが…
問題はすぐ猛突進で体当たりしてきた
突如発せられた悲鳴に職員室は驚いた
小川【えーーー!この学校には映画部ないんですか⁈】
担任教師の矢島匠先生が驚かずそしてムカつくぐらい冷静に
矢島先生【うん!無いよ!というか県内どこにも映画部無いよ!】
次はとても小さく驚いた
小川【え?それホントですか?えっえ…何でですか?】
矢島先生【うん…先生も映画好きだから、映画部作りたいって会議で言ってみたんだけど…】
また驚いた感じで
小川【言ったんですか?!】
意味ありげに
矢島先生【だけど…】
だんだん不安になって
小川【だけど?】
それをみて矢島先生が
矢島先生【校長、映画大嫌いだからそんな部に機材提供できません!だってさーアハハハハ!】
矢島先生は不安に思わせまいと笑って言ったが小川は真面目キレた
小川【先生!笑い事じゃないですよ!】
だが矢島先生はだんだん深刻な表情なり
矢島先生【小川、でもさー、これ聞いたら先生何もいえないのねー】
不安そうに
小川【なんですか…】
矢島先生【校長ねー旧姓が黒澤らしいんだー】
小川【それがどうしたんですか?】
矢島先生は深刻な表情から少しだけ表情を柔らかくして
矢島先生【校長、学生の時に黒澤明って言われて、からかわれてたらしんだーだから映画自体好きになれないみたいなんだー】
それを聞いて小川は前歯をむき出しにしてハッキリ
小川【じゃあ、映画を好きになってもらうしかないですね!】
意表を突かれた矢島先生は声が裏返って一言
矢島先生【えっ⁈】
この小川龍星が日本一の映画部を完成させるまで、この物語を撮り(描き)続けますのでよろしくお願い致しますm(_ _)m