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セクシャルハラスメント  作者: イチゴミルクボーイ
3/12

ストレス


鷹志さんに会ったのは3年前で弟の友達の兄貴で周りへの優しさは異常だった


ー3年前ー


だが、その優しさに『惚れてしまった』と気づくのはその1年後だった


『惚れてしまった』2ヶ月前に彼女が出来たがその女を2ヶ月後に1番嫌いな女になるとは思いもよらなかった


「ちょっと、来てよ…」

小坂ユミの耳元に囁いた


たぶん、この時まだわかってなかったんだと思う


そして、キスをする



『気づけ!この思い!鷹志さんよりか俺に向け!』


だが、気づくことは無く別れた



ー好きなんて言わないー




言わせない


店を出ると『ユミ』は鷹志さんにキスをした


また、店に戻って『ユミ』の手を引っ張り路地裏に連れて行きホホを思いっきり叩いた


「なにやってんだ……俺の…俺の…鷹志さんに何を……」

痛むことは無く見下すように嘲笑った

「『俺の?』何が俺のだよ!私の鷹志さんなの!あなたは人形!鷹志さんの遊び相手……私の『お人形!』わかる?」

手を上げた瞬間に

「叩いたら警察呼ぶわよ!」

と言われ上げた手を下ろす



ー俺はこの女に一生奴隷になるのかよー


と思ったが喉元まで出かかってた声は出ずに飲み込んだ


「ごめん……」


肩を『トントン』と叩いて『ユミ』は立ち去った



路地裏を抜けると『鷹志さん!』と大声で叫び慌てた


喫茶店に行くと鷹志さんが本を読んでた


「すみません……」


栞を挟み、本を閉じ『帰る』と言った


怒ってる……


怒ってた


怖かった……




ー次の日、仕事に行くことが怖かったー




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