焼き肉の後のティータイム
……ジュウ~ジュウ~
と肉を焼く音が聞こえて驚いた!!
「食べないとこげますよ!」
笑顔で言った、その声に驚いた。
「さっきの襲いたいって…優斗さん」
バレた!
「…優斗さんって本当、女が好きですね!」
「違っ!…ッン!」
無理矢理、口の中に肉を入れられた
「ほれ、食え!!!……あ、食べてください!!」
この人には当分、『あなたが好きです』なんて言えないと思いながら口の中の肉を食べていた
その後は適当な話をして……適当では無い女を見つけた
「あっ!」
俺が見つめる先には俺が襲った。俺の元カノ『ユミ』がいた
「「ユミ」……」
と同時に言った。脅えることもなく『ニヤッ』としてこちらを見てきた
この女、確実に分かっていた
ー俺が鷹志さんのことが好きってことをー
『ブルッ!』と身震いをして逃げようと鷹志さんの袖口を引っ張り逃げるのをたった一言で止められた
「待って!あの事、言っていいんですか?」
なんのことだ?
鷹志さんのことじゃないのか?
「おそい…」
ダメだ!
「わかった!なんだ?話を聞こう!」
不気味に『ニヤリ』と笑って言った
「立ち話もなんだからカフェでも行きましょうよ?」
俺の側に来て通りすがりに『男の人を好きになるなんて変なの』と言われあせりよりいらだちがやって来て胸ぐらを掴みそうになるが『ニヤッ』としたのが「殴れば?」と言われてる気がして手を離した
「じゃ!俺は帰るわ!」
と鷹志さんの声が聞こえた
「待って……」
上目遣いで誘ってきた『その女』は俺と鷹志さんの腕を引っ張りカフェに来た
「私、好きだったんだよ?金子君のこと……あ!金子先輩って言った方がいい?」
と小悪魔風に笑った
「どっちでもいいよ……」
数分間沈黙が続き俺は立ち上がり言った
「帰る!」
『ニヤリ』とした表情が俺に言わせた
「言えよ!俺はお前を襲った!それを言われたって『俺の中は変わらない!』やったことには変わらない!」
『どうだ!言ってやったぞ!』って気持ちでいっぱいになる
『鷹志さんのことを言われたらどうする?』
そんなの決まってる!その時はテーブルに置いてある水をかけてやるつもりだった
だけど……
「わかった。もういいよ!ごめんね?からかって……」
そう言った後に俺は信じられないことをされた。
『好きだよ!これからも私の人形になって楽しませてね?』と耳元で囁かれて頬にキスをされた