【2日目】テンプレのメリットデメリットとは?〜メリット編〜
いきなりですが貴方はテンプレ小説を読みますか?
私は読みます。
割合で言えば(テンプレ)7対3(テンプレ以外)ですかね。
私が小説家になろうで小説読もうとするときに一番最初にする事、それは……。
「ランキングを見る」
です。
しかし、そうなると上位を占めるのが大体がテンプレ小説になるので自然と多くなってしまうのです。
他に小説を探す手段は新着順か、レビューされた作品で面白そうなのを読みます。それでもテンプレ作品が大多数です。
私の場合テンプレ作品以外の小説を読むときは、八割方ツイッターで回ってきた短編が多いですね。
そんなこんなで私の読む作品の傾向を述べてみたのですが、小説家になろうにはテンプレ作品が多いですよね。
今回は「テンプレ作品のメリットデメリット」を考えたいと思います。
いきなりですが私の考えたテンプレ作品のメリットを2つ上げます。
・多くの人が読んでくれる。
・非常に書きやすい。
細かいことを除けばこの2つが大きなメリットだと私は思います。
まず「多くの人が読んでくれる」ですが、これはそのままの意味です。
作品のキーワードに「異世界」や「転生」を入れるだけで、全く無名の作品でもアクセス数が最低でも20は伸びます。
この数値は投稿した時間の話ですが、ツイッターなどを利用して宣伝すれば更に増えることが予想されます。
多く人が読んでくれるということは、それだけ評価や感想、ブックマークをしてくれる確率が高まるのでそれだけでも素晴らしいメリットですよね。
運良くファンタジーの日間ランキングに入ることが出来れば、毎時100PVは約束されたものではないでしょうか。
そして、2つめの「非常に書きやすい」ですが、これは様々な理由があります。一気に上げてしまうと、
・本来異世界ものにあるはずの制約がない。
・読者が主人公に感情移入しやすい。
・設定をいくらでも凝れる。
・ストーリー設定が比較的しやすい。
・ジャンルのお手本が大量にある。
でしょうか。
まだまだありそうな気がしますが私が考えついたのはこの5個です。
まず「本来異世界ものにあるはずの制約がない」です。
本来異世界ものと、異世界転生ものの大きな違いは「現実世界の話を小説に書ける」ではないでしょうか。
最初から異世界でスタートした中世のお話に突然主人公がアニメの主人公の話をしたり、ネットの話を始めたら世界観が壊れますよね。しかし、異世界転生ものにはその制約がありません。
考えてみればあたりまえの話ですが、なろうにおける異世界転生の主人公は、大体がニートであったりオタクであったりと、むしろアニメや漫画、ネトゲに詳しい人物が多い。
「主人公に感情移入しやすい」というのも同じ理由ですね。主人公が自分と似たような趣味を持っているというのは親近感がわきますから。もちろん、文章が酷いものだと感情移入する前に終わってしまいますが……。(読者が離れる)
「設定をいくらでも凝れる」と「ストーリー設定が比較的しやすい」は、ほぼ同じ意味ですね。
現実世界とはかけ離れた世界なので普通ではありえないことも「異世界だから」と押し通せるため、ストーリーの設定がしやすいはずです。
最後は「ジャンルのお手本が大量にある」です。数多の異世界転生ものの小説がありますから、こうすれば面白くなるなど参考になるでしょう。
もちろん、参考にするだけで内容をパクってはいけませんよ?
こういうのは、バレないと思っても意外とバレるものです。気をつけましょう(自問自答)
今回はこれぐらいにして次回デメリットのお話をしたいと思います。
メリットデメリットを同じ話数にしたかったのですが、流石に4日開けるのは不味い。ということで、メリットだけになりました。大変申し訳ございません……。次回も近いうちに投稿します!