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週末は異世界で~俺的伝説の作り方~  作者: 三毛猫
第五話「俺的伝説の作り方」
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わん子TV! 女神vs魔王最終決戦! 世界の命運が今決まる! その2

 大変申し訳ありません。前回、間違えて別作品「ねこみみ勇者のだいぼうけん!」を投稿してしまっていたため、2016/7/31 21:26頃、ひとつ前を44、「とある絶望の終わり」に差し替えています。未読の方はひとつ前からお読みいただければ幸いです。しおりの位置にご注意ください。

 わん子「おおおー! 勝利宣言きましたー! 無事、この世界は魔王の魔の手から守られたようですよーっ!? むしろ女神様が魔王に魔の手をのばしちゃってる気がしますが、わんわんっ!」


幼女領主「まあ、タロウだからな。しかし……。途中、なにやら椅子に座って話していた内容がさっぱり不明だったが、どうやら無事に解決したとみなしてよいのだろうか」


 わん子「いいんじゃないですかっ!?」


妖精1号「おなかへったー」


週末女神「あー、わん子さん。イモムシのほうどうなってます? 中継してくれませんかー?」


 わん子「いえ、その前に勝利インタビューなどをですねっ!」


  みぃ「こっちは問題ないのです」


  りあ「順調に処理は進んでいます」


 りーあ「~~♪」


  スズ「にゃーなのです!」


★ ねこみみキター ねこみみ にゃんにゃん かわええ いもむしどんなん? うまうま★


 さぼり「ああ、週末女神ちゃん、そっち終わったのん? こっちは人魚ちゃんたち大活躍やで?」


ちび人魚「けほけほ、まだ大草原に残ってたヤツ、けっこういたからなァ。さすがにこの人数で合唱魔法は効くゼェ!」


★ にんぎょちゃーん! カワイー 一曲たのむぜー ぴっちぴち  らんらん♪    ★


ちびミラ「ってゆーか、ルラ様レラ様。ゲーム終了したなら何でもありじゃないですかー☆」


  ルラ「ん、妖精大戦のゲーム終了したから、わたしも無制限に力をつかえるのー!」


  レラ「わたしもやっちゃうのー!」


週末女神「あ、そっか。寧子さんがゲーム終了宣言したからもういいのか。じゃ、わたしもやっちゃおうかな」


  ルラ「むー、おねえちゃん。わたしとわたしにまかせるのー!」


  レラ「さいごくらい、創世神っぽいところ見せるの!」


週末女神「あ、了解ー。じゃあ闇神神殿に戻るねー」


  ルラ「まってるのー」


  レラ「勝利のうたげなのー」





 わん子「おおーっと。これはすごいですね! あれだけの数のイモムシが、きれいさっぱり消えてしまいましたっ!?」


  ルラ「ゆびさきひとつでだうんなのー」


  レラ「あははー。そうせいしんの力おもいしったかーなのー」


幼女領主「……むしろ破壊神扱いされる危険性があるのでは?」


  ルラ「がーん! ロラさんとはちがうのー」


  レラ「ちゃんとリソースは分解して再利用するの! 壊しておわりじゃないのよ?」


週末勇者「ただいまー」


 わん子「あー、女神様おかえりなさいですよーっ! さっそく勝利インタビューなどを」


  ルラ「おかえりなの」


  レラ「おかえりなの……って、やっぱり幼女増えてるの」


  ユマ「……えーっと。その節はいろいろとご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」


  ルラ「素直に謝られると気持ち悪いの……」


  レラ「ってゆーか、おねえちゃんは幼女げったーすぎなの」


週末勇者「しょうがないでしょー? みんな自分のセカイ無いんだから」


  ユイ「……そっか」


  ユマ「……そうだな」


  ユラ「責任取ってくれるのよね、女・神・さ・ま?」


週末勇者「……なんか背中、ぞくってしたんだけど?」


  ルラ「ちゃんと面倒見るの」


  レラ「捨て魔王を拾ってくるとか、おねえちゃんハンパないのー」


妖精1号「おなかへったー。おみやげはないのー?」


 わん子「なごんでることろ悪いんですが、番組のことももう少し考えていただけると幸いですよっ! 女神ティア・ローさまっ、勝利に関して一言いただけますかっ!?」


週末女神「えー、特に無いかな。ぶっちゃけわたしあんまり活躍してないしー? あ、ほらちびねこと太郎呼んじゃおう」


ちびねこ「にゃーなのです!」


  太郎「……いや、お前、俺もお前だからっていろいろ投げすぎだろ?」


 わん子「ではでは、勇者タロウ様、勝利に関してひとことっ!?」


  太郎「そもそも自分でしでかしたことの尻拭いだからな……。勝利も何も、世界中を巻き込んでごめんなさいとしか言い様がない。この場を借りて、謝罪します。大変申し訳ありませんでした」


 わん子「むー。そういうのが聞きたいわけじゃないんですけどねー。ではちびねこさんの方は?」


ちびねこ「ハゲなくてよかったのです!」


 わん子「……よくわかりませんねっ? じゃあ、わん子が代わりに。やったぜー! 魔王げっとしたぜー! ひゃっはー、お持ちかえりぃ! ってこんな感じでどうでしょう?」


週末女神「テキトーなこと言わないでくださいよ……。私のイメージがー」


  りあ「はっ? タロウ様がふたり?」 オロオロ


 わん子「おや、イモムシバスターズの皆様がそろそろ戻って来られたみたいですね!」


  太郎「お、みぃちゃんもりあちゃんもおつかれー」


  みぃ「ん」


 りーあ「~~!!」


 太郎「あ、ごめん。りーあもお疲れ様」


ちびねこ「にゃにゃにゃー」


  スズ「にゃにゃにゃー」


ちびねこ「勝利のだんすっ! なのです!」


  スズ「れっつだんしんっ!」


闇神メラ「あらあら。もう祝勝会はじめちゃったのですか?」


週末女神「ああ、メラさんどうも」


闇神メラ「その前に、身支度を整えた方がよくはないですか?」


週末女神「……そういや、あちこちやぶれてるっ!?」


 わん子「いろいろお宝映像ごちそうさまですよっ!」




 わん子「……報道の自由、報道の自由なのですよ、わんわんっ」


★ がんばれわんこちゃーん おっぱい おっぱい れっつお風呂たーいむ ああ女神様っ★


週末女神「……なにが報道の自由なんですか、わん子さん」


 わん子「みつかってしまいましたっ!?」




 サボリ「ふぃー。つかれたわー。みんなおつかれー」


 にゃる「つっかれたにゃー」


クッコロ「いちおう俺らもセカイを救ったってことになんのかな? いぇーい俺勇者!」


マジゲロ「おまえクッコロ大魔王って名乗ってただろ、勇者違うし魔王だし」


  クマ「なんだかバタバタしてるうちに終わった印象ですね」


ちび人魚「祝勝会やるんだってェ? おっし、みんな歌うぞっ!」


人魚楽団「「「~~~♪♪♪」」」


 サボリ「あんだけ歌ってまだうたうんかい」




    「……それで被害は?」


    「そう。やっぱりゼロとはいかなかったか……」


    「ん、しょうがないね。ポリシーを曲げることになるけど」


    「そ。限定で巻き戻す」


    「え、あ、なんでカメラが。ここ関係者以外立ち入り禁止だからね!」




 わん子「セカイの裏側を見てしまいましたよっ!? ……さて、だらだらと放送時間を延長してお伝えしてまいりましたが、わん子TVそろそろおしまいのお時間です」


幼女領主「……どこに行っておったのだ」


 わん子「こまけーことはいーんですよぅ! ってわけで世界初の女神対魔王戦、いかがだったでしょうか。世界の危機を何度もやられちゃこまりますが、また機会がありましたらお会いしましょうー! お相手はサークリングス・トリビューンのわん子ことネティ・レル・クォータルと~」


幼女領主「突然の締めだな?」


 わん子「ミラさまがそろそろ限界っぽいですよ? 流石に全世界全人類同時通信は女神様でも大変っぽいです」


幼女領主「ふむ。サークリングスの街の領主、シルヴィスティア・サークリングスがお伝えした」


 わん子「でわまたいつか! あとサークリング・トリビューン紙を買ってくれるとわん子のお給料があがったりしますのでよろしくお願いしますっ!」


幼女領主「こらこら、神の力を商売に利用するでないっ!」


  ルラ「……あと、忘れずにわんこは神殿の裏に来るの」


  レラ「……ちゃんと来るのよ? 礼儀ってやつをたたきこんであげるわ」


 わん子「創世神さまたち、まだ覚えてたーんですかーっ!? わんわんっ!?」


★ 強くイキロ わん子ちゃんがんばれー 死んだな…  にげろー  わんわんっ!  ★

 新しいの書かなきゃ更新に表示されないので無理に二話分書いた結果一話あたりが薄いです……すみません。

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