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死というもの

作者: 赤羽

私は「死」というものときちんと向かい合ったことがあるだろうか。

そもそも「死」と聞いたとき、人はどのようなイメージを思い浮かべるだろう。

すべての終わり、悲しみ、恐怖など様々なものがあると思うが、その大半はネガティブなものだろう。

そう「死」とは、生まれつき人から忌み嫌われてしまう、いわばかわいそうな存在である。

「生」がプラスだとすると、「死」はマイナス。そう考えてしまうのは、至極単純なことかもしれない。


しかし果たして本当にそうであろうか。

もともと「死」とは、まことに不思議な存在であった。

死んだ後はどうなるのか。天国に行くのか、地獄に行くのか、それとも生まれ変わるのか。

それは科学が発達した今日でも、まだはっきりとは解明されていない。

科学の力ではどうにもできないことであるからだ。

そして人々は、独断と偏見により「死」を悪と決め付け、生きることが善であると思い込んでいる。

そのようにして、最初から暗闇にはまっていたその存在は、さらに「偏見」という名の殻で覆われてしまった。

またしても真実は闇へと葬られてしまったのだ。


やはり私に「死」は重すぎる。



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― 新着の感想 ―
[一言]  死ってなんだろうとか、死んだあとはどうなるんだろう、という問いは、人として生まれた以上、きっちりと考え尽くしておきたい問いです。しかるに、人はしばしば、その問いを忘れて、まるで死ぬことなん…
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