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訳あり転移〜いじめっ子と一緒に異世界転移してしまった私は協力して異世界を生き抜く〜  作者: シエルノクス
親探し

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ロニ

ロニ


うぅ……いたい……僕はだれ?ここはどこ?

「62号の洗脳は成功したようだ」

ろくじゅうにごう?それがぼくの名前?

「さぁ62号。あのモンスターに攻撃するんだ」……?なにをすればいいの?


するとその瞬間。僕の体がなぜか宙に浮いた。あっ……叩かれたんだ……

い、いたい……なにか言われてる……

すると急に僕の体が動き出した。モンスターに攻撃されてる……!

いたいいたいいたいいたい!助けて!


なにこれ……何も考えられない……


もう……ダメ……

すると脳内に変な声が流れてきた。



働けや!さもないとまたぶっ飛ばすぞ!聞こえてんだろ?起きろ!



どうやら僕は一定の相手の心が読めるらしい。


そこで僕の意識は途絶えた。


こんな日々が1ヶ月ほど続いた。




あれ?起きたら一面緑の所に寝ていた。う、動けない……僕はそこが森だと認識することには時間がかかった。




何日か経つと、何やら話し声が聞こえる。

今がチャンスだ。声を出さなきゃ。


……くぅうう……全然声が出ないっ……出さなきゃ……

「た……す…………け…て」


そこで僕の意識がまた途切れた。



次に起きるとそこはもう草じゃなかった。隣には女の子たちがいて、僕と同い年っぽい。

するとその子たちが自己紹介をしてきた。

花梨、華奈、みつき、アリナ、スズラン、という子たちらしい。

みつきさんや花梨さんが質問をしてきたので、僕は淡々と答えた。

研究所のこと。僕の親のこと。


すると花梨さんとみつきさんが深刻そうな顔をしていた。なぜかみつきさんが急に走り出し、いなくなってしまった。


みつきさんがいない間、4人と色々な話をした。

みつきさん、華奈さん、花梨のいた違う世界とかアリナさんの親とかスズランさんの子供の頃の話とか。


2日後。みつきさんが帰ってきて、花梨さんがどこに行っていたのか聞くと、なんとあの研究所に行っていたらしい。それにあの研究所の人も居なくなったとか。


「そういや名前なかったよね?じゃあ名前を決めよう!」

衝撃の言葉が耳に入る。名前?僕に?

「ロニはどうかな?」

いいの?嬉しすぎる……気づいたら僕は泣いていた。




しばらく落ち着いていたら、脳内でなにか懐かしいものが見えた。


お父さんとお母さんだ……

たしか……急に家に火がついて、両親は必死に僕を抱えて逃げようとしたけど、2人は研究員に殺されたんだ!

思い出した…………胸が張り裂けそう……トラウマが蘇ってきて自我を失うほど叫んだ。



すると花梨さんが僕を抱いて大丈夫と言ってくれた。


そして僕はそのまま倒れてしまった。




その後、目を覚ますといい匂いがしてきた。ハンバーグだ!手伝いに行こうと思い、僕は花梨さんの元へ向かう。




こんなに幸せになれるなんて……


僕、まだ生きていてよかった。




次の日。


僕らはフォルゲンの近くまで来た。

ここら辺はオークやサムタウルスがいっぱいいるらしい。

ステーキ食べたいし、頑張って討伐するぞー!



また次の日。フォルゲンについた!

すると、急に銀髪の女の子が現れて仲間になることになった!名前はマリン。泉の精霊らしい。じつはマリンはスズランと幼馴染で昔から一緒にいて、ずっと僕たちのことを見ていたらしいよ。


鍛冶屋でみんなが剣を見ている間、僕とマリンさんは一緒に他の所を回ることになった。


するとマリンさんが、「ロニってさ!ちっちゃくて女の子っぽいよね〜!かわいー」と僕の事をからかいはじめた。

「低身長ですけど……これでも一応12歳ですよ!」

ムスッとした表情で言い返すとマリンさんはゲラゲラ笑っていた。

そう。僕は8歳と間違えられるほど小さい。

「あはは!ごめんて〜……だからそんな怒んないで?」

……少しマリンさんがイケメンに見えた。

「……つ、次やったらマジで怒ります…」

僕はなぜか赤面になりながら言った。


……なんか悔しい……!!やり返してやる……!

「マリンさんも可愛いですよ」

少し不意打ち?をしてみた。すると案の定マリンさんは頬を赤らめていて、少し笑ってしまった。「あ……ありがとね!」少し乱暴そうに捨て台詞を吐いて、先に行ってしまった。



すると、ぐおおおお……となにかの唸り声が聞こえる。ザビアドだ……!!Aランクのモンスターがなんでここに?!

あ……僕が標的にされてる…逃げなきゃ!


あっ……

僕は足を踏み外し転んでしまった。

ザビアドの舌が目の前まで来ている。

もう……ダメだ……


(すい)(りゅう)(らん)


呆然としていると、ザビアドはいつの間にか倒されていて、ふと後ろを振り返ると、そこにはマリンさんが立っていた。

「あのっ……!」

僕がマリンさんにお礼を言おうとすると、すぐにどこかへ行った。




その後。僕は1人で買い物を続けていた。


「あ!美味しそうなパンが売ってる!ここにはトマトも?!おいしそー!」


アクセサリー屋さんだ!行ってみよー!


僕は色々みて、自分の財布が軽いことに違和感を覚えた。

お金あんまない……

「私が買ってあげる。お金いっぱい持ってるし。」

そこに居たのはマリンさんだった。

「いいんですか?」「いいってば。遠慮しないで好きなの選びなよ!」

「じゃあ……これ。」

僕が買おうとしているのは、青い花の髪飾りだ。

「髪飾り?」「マリンさんにあげようと思って。さっき助けてくれたお礼もしたいし…」


「………ありがとね……」

また照れくさそうにマリンはそっぽを向いた。


僕たちはみんなの元へ帰ると、みんなは宿の前で待っていてくれた。さっき買った野菜などをみせると、とても喜んでいた。


「花梨〜今日のご飯なに〜?」

「今日はね〜ポテトサラダとハンバーグだよ〜」「やったー!」


「明日ってなにするの?」「うーん…私たちもちょっとショップ見て…で、フォルゲン出発。」「わかった!」


明日にはもう出発なのか。時の流れって早いね……

最後まで読んでいただきありがとうございます!

レビューで改善点や感想を教えていただけると光栄です!

思ったより時間かかる……

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