僕のこと好きすぎかよ〜
なんだかんだで20話になりました。ここまでやってこれたのは皆様の支えのおかげです!こんな作品を読んでくれているのはとてもコアなファンの方だと思います!いつも読んでいただきありがとうございます!これからも続けていきますのでどうかよろしくお願いします!それでは楽しんでいってください!
俺の隣にいるこいつ、相田侑亮。高校一年生。そして魔法少女シューティングイエロー。今回はこいつがメインの物語が展開するらしいぜ。確かに最近の相田は存在感なかったしな、作者もここいらで見せ場を作ってあげようと情けをかけたのだろう。ん?メタい?悪りぃ悪りぃ!じゃあ、そろそろいつも通りやっていくぜ。
「よう、相田」
「うーん」
「なんか元気ないな。どうかしたか?」
「いや、なんでもない〜」
「そうか?ならいいけど」
明らかに相田の元気がない。いつもならこいつから、
「おはよう〜!」
なんて声をかけてくるのに、一体何があったんだ?そんなことを考えていると、
「あ、おはようございます!」
松浦純花が声をかけてきた。
「おはよ」
そういえば、この間、うちの学校に突然転入してきたのだった。何故この学校に転入してきたのかは謎である。松浦と話している間に、相田がいなくなっていた。別にダジャレとかじゃないからな。いつも元気な相田が本当に珍しいこともあるものだ。
教室に到着すると、何やらクラスメイトがざわついている。
「一体何かあったのか?」
クラスメイトに聞いてみると、
「どうやら、またうちの学年に転校生が来るらしいんだよ!最近うちの学年転校生多すぎだよな!」
転校生。木山玲奈に始まり、続いて松浦純花。木山玲奈を最近見ない気がするがあいつは元気にしているんだろうか。
どこからか木山のくしゃみが聞こえた気がした。そして今回は3人目の転校生。確かに頻度としては異常だな。
そして昼休み。
「いや〜莉子ちゃんめちゃくちゃ可愛いよね〜」
相田はすこぶる元気になっていた。朝から昼にかけて一体何があったんだ?相田の言う、莉子ちゃんとは今日転入してきた田宮莉子のことである。後で聞いた話だが、相田が元気をなくしていたのは、俺が丁度、歌姫騒動に巻き込まれている時、相田は同じクラスのマドンナ橋本香穂に告白してフラれたらしい。そのため落ち込んでいたらしいのだが、田宮莉子に元気をもらったんだそうだ。心変わり早いな。理由はどうあれ元気になってくれてよかった。めでたしめでたし!え?まだ終わらない?
そして、午後の休み時間、俺は移動教室で廊下を歩いていると田宮莉子とすれ違った。なんだか寒気がした。なんというか田宮莉子から異様な雰囲気を感じたというのか、普通の女子高生には思えない何かを感じた気がした。なんだったのか?あの子はやばいかもしれない。それを相田に伝えるため放課後、俺は相田を探した。しかし、相田を見つけることはできなかった。どこ行ったんだよ。早く伝えてやらないと大変なことになる気がする。俺の魔法少女としての感がそう言っていた。
「何をそんなに急いでいるの?」
田宮莉子が声をかけてきた。背筋がゾクっとした。
「君は確か田宮莉子さんだっけ?いや、先生に頼まれて相田を探してるんだけど、全然見つからなくてさ、いや〜困るなあいつどこいったんだよ」
と咄嗟に嘘をついた。
「それ……ほんと?」
なぜか田宮莉子は俺に食い下がってきた。
「君に嘘ついてどうするんだよ」
「それもそうね」
田宮莉子の顔は笑っているようで全く笑っていないように見えた。早くこの場から立ち去りたいと心からそう思った。すると、
「おー藤崎〜!」
呑気な相田がやってきた。
「お前どこに行ってたんだよ!ちょっと来い!おかげさまで相田見つかったよ!またな!」
「莉子ちゃんまたね〜」
そう言って俺は相田を強引に連れ出し、その場を離れた。
「なんだよ〜僕のこと好きすぎかよ〜」
「そんなんじゃないっつうの。お前、田宮莉子のこと好きなのか?」
「随分直球で聞いてくるんだね〜。まさか!?藤崎も莉子ちゃん狙いなの〜!?」
「ちげぇよ!俺は真央一筋だ」
「あぁはいはい、二人はお熱いね〜」
「だから違う!そんな話をしたいんじゃない!あの子は田宮莉子は何か変だ!悪い事は言わない!あの子だけはやめるんだ!」
「なんだよ〜。そんなことかよ〜。そんなこと藤崎には全く関係ないじゃないか〜。それに僕の莉子ちゃんを侮辱するようなこと言わないでよ〜!僕の莉子ちゃんを傷つけるなら、例え相手が藤崎でも、容赦しないよ〜!」
「お前は騙されてるんだ!気付けよ!」
「騙されてなんかない〜!」
そう言って相田は走り去ってしまった。
学校の校庭に女型の怪人が出現し、男子生徒を襲い始めた。
「こんな時に学校に怪人なんて、ついてねぇな!変身!」
俺はブラスターピンクに変身し、すぐさま男子生徒たちを避難させた。
「アラワレタワネ、マホウショウジョ!」
女怪人は無数の触手を伸ばし攻撃を仕掛けてきた。隙のない攻撃に俺は防戦一方となっていた。
「アナタジャワタシニハカテナイ!」
なんとか攻撃を躱していると、触手は俺ではなく、逃げ遅れた男子生徒を狙い始めた。
「まずい!」
俺は男子生徒を庇い、ダメージを受けてしまった。
「うわぁぁ!!」
このままだと、流石にやばいな。
「本気でいかしてもらうぜ!大変身!!」
俺はスーパーブラスターピンクへと変身した。
続く。
今回と次回は最近存在が薄くなりがちだった相田侑亮くんをメインにしたストーリーが展開します。相田くんの活躍にご期待ください!相田くんファン必見です!今回も読んでいただきありがとうございました!次回をお楽しみに!!




