2020/06/02
3681 ブイキューブ
・上期最終を一転97%増益に上方修正
第2四半期連結最終利益予想8800万円→3億6800万円(前年同期1億8700万円)
・12月期業績予想で営業利益を上方修正
営業利益5億円→5億7500万円
最終利益2億5500万円→5億3500万円
売上高72億3700万円→72億100万円
3681ブイキューブ、この銘柄を昨夜、つまり、2020年6月1日の夜、買うかどうか、迷いに迷ってオーダーを出しましたが、私の戦略として、成り行き注文で朝一に買い、10時頃に手放すと決めていたが、この上方修正からはそれほどのパワーが感じられず、開始と同時にズルズルと下がっていくんじゃないのか?
そう思って、買いオーダーをキャンセルしました。
97%増益、という表現で注目を集めようとしているものの、よく読むとそんなに魅力的ではない。
勿論、ほとんどの企業売上高が半分近く減っている中で、この成績は優秀ではあるが、トレードの世界では成績が株価へ直結するので、頑張っているから買いましょう、とはならない。
「配当金を増やします」と記載されていれば、また話が変わってくるが、今現在、配当目当てでこの銘柄を買う人はそういないだろう。
今、日本では投資家初心者がものすごい勢いで増えているのが現状です。
私が利用している証券口座の一つに、「入金エラーのトラブルが多発しております」のようなメッセージが表示されていたけれど、「アルツハイマーを悪化させるものがまた開発され、今で回っているのか?」と疑問に持ったものの、そのときはそれほど気にしなかったが、FX口座を新たに開設しようと、いろんなオフィシャルサイトをチェックしていたら、通常当日から、遅くても3日後にはトレードできていたものが、1週間以上も遅れることにびっくりして、そのときにやっとあのメッセージの意味を理解できました。
そうなんです。
Cウイルスで自粛ムードだから、家でトレードしよう、ちょっとでも収入を増やそうとしている初心者さんが大量にいて、その大群が市場へと飛び込んできました。
それは、予想以上のパワーを秘めていて、
例えば、ある銘柄が好材料を出したとします。
その銘柄は医療関係の銘柄で、それが上がるのはわかります。
けれども、決算を見ている人からしたら、上がるはずのない医療関係の銘柄までもが上がってしまっているのです。
機関投資家たちのエサとなって、退場してしまわないよう、何かアドバイスできないものかと考え、
この場を借りることにしました。
ここからは、本日の考察を執筆します。
4061デンカ
こちらはアビガンの原料供給で暴騰した銘柄です。
本日、このアビガン原料の供給を本日付けで開始した、というニュース記事が出てきました。
ここでポイントとなるのは、出荷を開始した、という記事であって、
そのインパクトは勿論だが、4月2日に発表された「原料供給を決定」と比べてかなり弱いものとなっています。
つまり、これで読めるのは、ある程度株価が上がる、ということで、
4月の暴騰を期待したら、やけどしてしまうリスクも考慮すべきです。
加えて、つい最近経常利益も減益だったような気がするし、
買うなら、機関投資家たちがいつ手放すのか、
ずっとここに神経を使いながら、ホールドするしかありません。