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まさか!? これは、仕組まれた事なのか!?

作者: 七瀬




僕の今付き合っている彼女は、5つ下の可愛い女の子なんだ、、、!

彼女の名前は 『河本 亜理紗』22歳の現役大学生。


僕の名前は 『島崎 とおる』 飲食店で働いている。




僕のそれまでの人生は、、、最悪だった、、、!

僕は産まれて直ぐに親に捨てられて施設に入り、そこを18歳で出て

一人暮らしをはじめてその時、彼女もいたのだけど、、、?

浮気されたり、お金を取られたり散々な目に遭って、、、。


僕は、ギャンブルやお酒に逃げていた時期もあって、借金も300万円

ほどあるし、、、!


やっと、今の仕事を見つけて頑張っていたらそこで今付き合っている彼女に会えて!

ようやく、幸せを感じれているよ。




ただ亜理紗と付き合う時、、、?

なんだか? 変な違和感を感じたけど、僕は気にしていない、、、!!!



亜理紗と付き合いだして、僕は直ぐに彼女と同棲を始めたから、、、!

一人で住んでいたアパートも出て、、、!


二人なら、家賃や諸々のお金も二人で分ければいいし!

亜理紗には、友達も多いから!


僕も自然と亜理紗の友達と仲良くなったかな、、、?


ただ1つ気になっているのは、、、?

1人だけ! 亜理紗の友達で気になる男がいるんだ、、、!


やたらと? 亜理紗に馴れ馴れしいと言うか、、、?

僕が二人を見てても、ヤキモチを焼くほど、、、!

ベッタリなんだ、、、!


この二人! どんな関係なんだろう、、、?

僕は直接、亜理紗に聞いてみた、、、!


『ねえ? あの“津田って言う男!”亜理紗とどんな関係なの、、、?』

『えぇ!? なに? ひょっとして! とおる、ヤキモチ焼いてるの、、、?』

『ち.違うよ! ほら? 二人でいる時、ベッタリくっついて話してるから

何かあるのかなって、、、?』

『別に何もないよ~! 気にし過ぎじゃない、、、!?』

『でもあの津田といる時の亜理紗が他のやつといる時と違うって言うか、、、?』

『えぇーーーえええ!!! 男のヤキモチはみっともないんだよ~!』

『そうやって! 僕を揶揄うなよ~!』

『はいはい! この話は終わり! 早く寝ないと! 明日の朝起きれないよ!』

『あぁ! そうだね!』

『早く寝よ~!』

『・・・あぁ、ううん。』




実は、他にも気になっている事がある、、、!

亜理紗と付き合いだしてから、、、?

誰かに見られていると言うか、、、? 

監視されているような、、、?


『何なんだろう、、、?』


そう思った事は、何度も何度もあったけど、、、?

亜理紗に話しても、取り合ってくれなかった、、、!



何時もの、、、?

『気にし過ぎなんじゃないの、、、?』


それだけ、、、!





でもある時、決定的なところを見てしまった、、、!


あの津田と言う男と亜理紗がキスをしていたところを僕は見てしまう、、、!


『えぇ!?』


僕は直ぐに、二人に駆け寄り問い詰めた、、、!!!


『こんなところで! 何やってんだよ!』

『・・・とおる? どうしたの?』

『やあ!』

『二人して誤魔化すなよ! 先、キスしてただろう? どういう事なのか?

説明してくれ、、、!!!』

『えぇ!? してないよ~亜理紗ちゃんの目にゴミが入ってたから、取って

あげてただけだよ~! ごめん! 誤解させてしまったようだね!』

『あれは! 違う! キスしてただろう!!!』

『とおる! 私の事、信じてくれてないの、、、?』

『・・・なんだよ! それ!』

『誤解させてしまった事は謝るけど? 信じてもらえないのは悲しいよ!』

『・・・亜理紗、』

『俺もそうだと思うよ!』

『・・・・・・でも、』

『亜理紗の事! 信じてやれよ!』

『とおる!!!』

『・・・・・・分かったよ、』

『ありがとう!』



確かに! あの二人がキスをしているところを僕は見たのに、、、!

僕は、亜理紗の事を信じてしまった、、、!


あれ以上は、僕は何も言えなかった、、、。

ただもう、僕はあの津田と言う男と亜理紗が何もない事だけを考えていたのに...!


二人が、イチャイチャとしているところを何度も僕は目撃するようになる、、、!

でも僕は、亜理紗に何も言わなかった、、、!


知ってて! 知らないふりを僕はする事にしたんだ、、、!




そして! 僕と亜理紗は【結婚】する事にした、、、!

僕から、亜理紗にプロポーズをして結婚まで、、、。


亜理紗は、僕のプロポーズを受けてくれた、、、!


『例え、亜理紗に他に好きなやつがいても! 僕と結婚して欲しい!』

『喜んで! 嬉しい!!!』



こうして! 僕と亜理紗は結婚生活を始めたが、、、。

あの津田とも亜理紗は続いていた、、、!


僕はその事を! 亜理紗に話すと、、、?


『どうして? 僕と結婚までしてるのに、、、! まだあの津田と

続いているんだよ!』

『元から! 彼とは、何もないのよ! また、とおるの考え過ぎじゃないの...?』

『そうやって、亜理紗! また、逃げるのか、、、?』

『逃げてないわよ!』

『僕は、何度も何度も! 二人がデートをしているところを見ているんだぞ!』

『人違いじゃないの?』

『まだ! そんな嘘を付くのか、、、!』

『じゃ~どうして? 私と結婚したのよ!』

『ぼ.僕は亜理紗の事が好きだから、、、!』

『私は、とおるのお金目当てよ!』

『・・・・・・えぇ!?』

『とおるのお父さん! 大金持ちなのよ! 貴方は1度も会った事もないし!

興味がないみたいだけど、、、? 私は調べたのよ! とおるのお父さん!

貴方に今ある財産を全てあげると【遺言書】を残していたらしいわ!』

『僕のお父さん、、、?』

『貴方のお母さんは、まだ若くて貴方を育てられず施設の前に貴方を置いて

いった! その後、貴方のお母さんは亡くなってしまった。 貴方のお父さん

は、直ぐに違う人と結婚したけど...? その女性との間には子供は出来なか

ったのよ! 貴方が、唯一の血の繋がった息子って事ね、、、!』

『・・・僕の事? 調べたの、、、?』

『えぇ! でも、これで終わりだわ! 貴方には保険金がかかっているし! 

貴方へ入るはずの遺産も私が手に入れることになっているのよ!』

『・・・亜理紗、』

『津田は、【私の本命の彼氏】なのよ! 元々、彼とずっと付き合っていた!

私は彼と再婚する予定なのよ!』

『・・・嘘だ! 全部、嘘なんだろう、亜理紗、、、?』


【ボコッ!!!】


後ろから、強い衝撃を頭に感じた、、、!!!

僕は右手で頭を触ると、、、?

大量の血が、、、!?


そこには、津田がいた、、、!


『悪いね! これで終わりだよ!』


津田が僕にそう言うと、、、僕の意識は、遠のいていった、、、。 




その後、、、。

僕が亡くなった後......。


亜理紗の元に、物凄い金額のお金が転がり込んできた、、、!

僕にかけていた保険金と僕の知らないお父さんからの遺産。


亜理紗と津田は、1年後に再婚した、、、!


『すべては! 仕組まれた事だったんだ、、、。』


・・・僕の人生って? 何だったんだろう、、、?




最後までお読みいただきありがとうございます。

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