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妹の為に世界を 静かなる狂人の記録  作者: ガタル
一章 記録の始まり
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勉強会2 

 

「ちょっと 倒されたから捉えるまではいいけど この対応は酷くない?」


 分からなくもないが、客ですらない 捉えた者に、反論する権利はないと思う 実際アルダマが、行動している為に、私はその事に関して手を出す気はない。


「生かしているだけマシだと思うのだが とりあえず縛っとくか 


 さてと 穂香 こいつはさっき 倒した神だが 我々とこのような存在の決定的な違いとは何かわかるか?」


「分からない」


「答えは簡単だ 能力が明らかに特化していたり 魔力そのものに属性があったりと人間とは全く違う まぁ私達は正確には人間ではないが


 本人今言いたいことあるか?」


「色々言いたい事があるのだけど最初に… 貴方 何者?」


破壊者デストロイヤーって呼ばれてたな まぁそういうことで頼む」


 色々なものを壊してたからなぁ 勿論理由はあってだが、それで手に入れた物も結構ある。 さて話を続けよう その前に、神を拘束しておくか


「まぁこいつの場合は

 おそらく 炎の何かだと思うが 暑苦しくないのが驚きだ

 性格も寄るからな 神ってのは正直言って面倒くさい」


 本当に、熱血やら性格が、寄ってたりする神が多い その為に、衝突が起きて神話の戦い的なことになるのだが、 理由は勿論ある。


「何故 そのように 性格が寄ったり 分かりやすいかと言えば 人に知られる為や その存在をアピールし 信仰などを受ける為だ

 それが主なエネルギーなのだ いや中には受けずとも世界を滅ぼせるレベルのも居るが それは数多の神々の中では極僅かだ


 合ってるよな?」


 と神本人に聞いてみることにする。


「えぇ合ってる 私の場合 【精霊神】なのだけど

 元々精霊は人を嫌う習性があるの だから神になるのは極僅か

 私は、案外エリートなのよ だからこれ解いて お願いだから」


 実際 精霊神がここまで力を持つことが珍しい どうやら人嫌いではない いや襲ってきたから人嫌いなのだろう 態度から見てそう取れる いやアルダマの扱いが酷いからか? 縛っていたな エリートだが、まぁいいや


「知ってる 威力は絶大だ ただ魔法だけなら雑魚だ」


「質問いいかな 他の種族で特殊な魔力があるのっているの?」


「いい質問だ 例えば そうだな 【魔族】つまりは【魔王】とかそんなのな

 彼等の中には人間の持たない魔力を持つ物も居る 少数だけどな


 他にも 【エルフ】とかなら【精霊魔法】が使えたりと 特別なものもある なお【人間】はバランス型だ 私達は まぁ後で見せるよ


 種族により 使える属性やら適性が変わったりする 私は、大抵の物を無理矢理でも使える」


「「チートね」」


 それに続いてさっきまで黙々と、お絵かきをしていた。ハヤメも、頷く 何を書いているのか気になる 後で見てみよう

 それにしても、チートとは失礼な 出来ないことだってあるんだぞ 代用ならいくらでもあるが、


「さて 魔法について更に掘り下げて説明する


 魔法は基本的には属性があって 【土】 【火】 【水】 【風】の 【第四元素】

 それにその他の属性などがある 世界によっては 増えたりするが 大抵これはある ただ 適性が無ければ意味はない


 例えば【ドワーフ】の魔法などは 【土】や【鉄】などの属性に優れている奴が多かったり 種族に大きな影響がある

 なお【人間】は器用貧乏な為 多くの可能性がある ただ魔力が使えない可哀想な人間も少なくはない 私は辛うじてあったから なんとかなっている」


 人間の体改造してなきゃ そこまで私強くないからね。 そうなる前はかなり卑怯な手を使っていたよ 後から首を絞めたりね


「分かったかい 穂香」


「えぇ けれど 【精霊神】だっけ 開放してあげたら」


 穂香は優しいな 仕方ないか 解除っと この程度の物なら詠唱も念じずとも 使える。 神が弱ってなきゃ壊れされるがな


「その子には感謝 貴方には軽蔑ね」


 というか神の姿とは思えないな だって

 髪はボサボサで、服はボロボロ いつ見えるかわからないのだから、といっても私は反応しないが、 一応赤髪で美人ではある。


「でも従ってもらうぞ 穂香に【神の魔力】を見せてくれ

 私も一応はあるにはあるが あれは使いこなせるわけがない」


「そんなの私使えるわけないじゃない」


「はい?」


 こいつ一応神だよな? 確かに【精霊神】はそこまで、強い神とは言えないが、使えないとなると……戦力してはハヤメ以下かもしれないな


「本当に使えないのか?」


「だって神になったばかりだもの 力を使いこなせているわけ無いでしょう?」


 それを聞いて思わずため息を吐いた。 仕方ないので、実技に移ることにしよう


「穂香すまない これは使えない このまま授業続行だ もう外出ていいぞ」


「大丈夫 私 頑張るから」


「ねぇ ちょっと酷くない 確かに開放してくるのはいいけど それを理由にするのは酷い それに倒したからには それなりの命令が来るかと思って心の準備してきたつもりなのに」


 と精霊神がうるさいので、私が作った 猿轡さるぐつわでも付けよう うん五月蝿くなくなったな


「これって大丈夫なのかな…」


「大丈夫だ さて穂香の魔力でも図ろうか それから色々説明する」


「うん 分かった」


 さて穂香の魔力はどんな感じなのだろうか 私の妹の才能はどれほどなのか気になるところである。 魔力がなければ魔導機や魔道具を基本とした戦い方でも教えるとするか

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