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妹の為に世界を 静かなる狂人の記録  作者: ガタル
一章 記録の始まり
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六話 神との戦い(一方的)

 

 転移させたのは、大きな斧 勿論単なる斧じゃない 神特効ではないが、強い武器だ。 何故呼び出したかは簡単な 使いたくなった以上である。


「召喚魔法ではなく 物体転移ですって」


 あちらは、私が、【召喚魔法】を使えないことを知らない為困惑しているよだ。

 説明すると、【召喚魔法】は、契約などを執り行い、何かを呼ぶ魔法だ。 無機物を呼ぶのは簡単だったりする。だが、私は、【召喚魔法】を苦手とする。

 その為に、魔力消費の激しい転移をするが、魔力タンクがあるので、無問題だ。


「では始めるとしますか 【制限50%低下】」


 文字通り、自身の能力を50%低下させた。 一応理由はある。 あるものを使う為だ。 それも相手を完封できるぶっ壊れのを、


「舐めているの これでも喰らいなさい」


 とまた 大量の炎の弾を、作り出し打ってくる。 さっきより断然威力は上 流石とは言えるだが、


「やっぱり低級の神か」


 私がやろうとしている事を見抜けない時点で、駄目だ。


 そのまま、私は、炎の弾を、受ける。人間ならば化物くらいでは無ければ、耐えきれるか危ういな 威力だけは、褒めれるだが、威力だけだ。


 その後にその場に居たのは、無傷の私

何をやったかと言えば、この使いにくいローブの力を使ったというだけ、

能力を半減することで、魔法の威力のほぼ0にするという優れものである。 ただし、口で【制限50%低下】と唱える必要があり 物理対してには意味はない


「な 何故なの」


「【制限解除】

 説明するのは正直言って面倒だ それでは眠れ」


 斧で攻撃を行おうとするが、ある程度距離に差はある50メートル程だろうか

 まぁ転移使えばゼロ距離だが、

 そんなわけで私は、真上へ転移し、そのまま、斧を振り下ろす。

 まぁほとんど不意打ちみたいなものだから、避けれない だが、流石に、この距離での、脳天直撃は、他の世界で聞いた神話の神様でも死にかけない。その為に、寸止めということで、目の前で止める。 それによって起こったことだが、


 激しい突風が、相手に襲いかかる。 よって、そのまま地面に墜落

 これでは、駄女神じゃなくて、墜女神だな ただ、落ちたことにより、周囲の木々が数本倒れてしまった。

 なお、僅かな力しか使っていないのにこれだ。


 このような事を引き起こした私の斧だが、名前を、

【27式 風乗りの斧 B-12】だ。

 27式とは、中に回路があるのだが、それの形を、【27式人力回路】という なお数字は改良回数 それを使われている名称だ。

 ちなみに、動力は魔力 

 風乗りの斧は、他世界で手に入れた魔剣のようなものだが、それを私が再現し強化しちゃったのがこれだ。 正直言ってやり過ぎな気もするが、 B-12はアルダマの、管理番号だ。

 つまりは、風乗りの斧(魔改造済み)ということである。

 遠心力などや、振り回しやすいよう考え形を変えたり、魔力を流しやすくる為に、魔術を駆使したり ルーンを掘ったり 後は錬金術などで、補強していたりして作り出した自信作だ。 


 なお、久しぶりに、振り回した為 感が鈍っている。


 私は、一応 倒してしまったのだから、後始末はしようと墮女神を、見に行くと、気絶して重症のようだが、生きているようだ。 ふむ案外頑丈だったのだろうか

 とりあえず 家まで連れていき軟禁でもするか そう思いながら障壁を、はり帰宅する。 うん 十分過ぎる収穫だ。

 周囲の地形を確認し 物を採取し ついでに、神を捉えることにも成功した。 ついでだが、


 ということで、アルダマと私で、治療し使ってない部屋に、軟禁 念のため結界も貼っておく 旗から見れば、悪の組織か何かだろう それに近いような事もしていたが、人体実験は合意の下でしかやらないから、マシな方だ。

 穂香が、変な目で墮女神を見ているのは、気にしないようにしよう



 ◇



 さて 11層だが、着々と進んでいるようだ。 まぁ資材も道具もきちんとあるし 疲れのないアルダマだからね そりゃそうだ。 勿論私もやることはやっている。 ちなみに、11層は、面倒な師匠の研究スペース及び生活空間兼私の錬金術の部屋となる。 何故11層かと言えば、危険なものを作りまくるからである。 つまりは封印が楽だからということなのだが、


 そんな時に、穂香が、私にこう言ってきた。


「お兄ちゃん 何か覚えたいんだけど 何かない?」


神殺しの出番は、ちょっと後

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