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妹の為に世界を 静かなる狂人の記録  作者: ガタル
一章 記録の始まり
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五話 神話の時代に突入したが、どうでもいい

 アルダマの調査結果により、とんでもないことが分かった。


「周囲に大きな影響力を持つ存在が数多に確認されました

データ上では他世界で信仰されている神々クラスかと思われます

他にも生命体は確認されていますが、まだ小規模です」


 神々クラスというよりかは神々そのものだと思う いやそうだろう

だが、神々としても、良いやつと駄目な奴と弱い奴の差は、凄まじいほど差があるのはよくある話だ。 駄目なのが圧倒的に多いが、それで、今のこの世界で起こっていることは、


「他世界の神が、まだ信仰されている神があまり居ないのをいいことに侵攻してきたか あるいは新たに生まれて勢力争いが起こりそうって感じだな


アルダマ 対神兵器の準備を」


「イエス サー」


 この後 穂香が、外に出たいと言い出したが、戦える技術を覚えてから外に出るという約束をしてなんとかした。

ただ、明後日から教えるということになり、私のやることが増えたんだった。 そんな時に、限って電話が入る。


「私に連絡する方法を知ってるのは ろくなやつがいないから気をつけなければな


はいもしもし」


 どうやって 連絡出来ているか? 異世界の扉の、機能の1つ他世界との通信を改良した結果だ。 言わば電波塔 アルダマが更に範囲を広げている。


 電話を終えた私だが、即座にアルダマにこう言う


「すまない アルダマ 大至急だ 11層の制作を開始する

最悪時間停止使ってでも終わらせるぞ」


 正直言って 邪神並みに面倒な人から連絡が入った。

しかも核シェルター《我が家》に住まわしてほしいとか言い出している。

一応恩はあるので、断るのは難しかった。 それに、凄い人ではある。


 穂香が、「いったいどうしたの?」と聞くので、こう答えた。


「私の師匠がここに来るって 同じ部屋でもいいから住まわせてほしいとさ 理由はこっちに来てから話すそうだ 同じ部屋は勘弁だがな」


 あの人と同じ部屋で寝た時なんか、ろくな事になった記憶がない。

というかあの人に関しては変な出来事しかないような気がする。

 一応私に、色々教えてくれたのだが、あのド変人は、おそらく現在も何も変わっていないだろう


 師匠は、本職は錬金術師だ。 そもそも錬金術とは、私のいた世界では、完全に否定されているものだ。 ただ、そこに魔力などの異世界ならではの、物が入ると話は変わる。 薬を作り、道具を作り、新たな物を生み出し、人の領域を超える技 それは、生命の創造までも含まれている。 禁忌に最も近い技術だと言われている地域とあったくらいだ。


 そんな錬金術を、使う師匠だが、趣味範囲で、魔術などの儀式をやって、大惨事を引き起こし、国から狙われたりすることが、結構あり、 多分今回もそうなんじゃないかと私は思う。 詳しくは、本人が来てからでいいか


「アルダマ 私は、とりあえず外に障壁でも展開しておく

ついでに、散策してくるから 頼んだよ」


 さて私は久しぶりに外に出ますかね。






 さて 魔力の込められているローブを着て 後は、まぁ簡単な錬金術携帯セットや研究用のサンプルを手に入れる為の、容器を持っていけばいいか、

最悪 何か力を使えば問題はない。


 外は森の中だった。まぁ丁度いいかな 隠しやすいからな


 ということで、周囲を周りながら 我が家の周辺に守るための障壁を展開ことにする。 ここらに、警備としてスライム達に活躍してもらうのも良いかもしれない 戦闘訓練でもしてみるか


 そんな事を、考えていると、空からこんな声が聞こえる。


「そこの人間 いいから私に跪きなさい」


 人間じゃないので、無視しよう 多分女神なんだろうが、駄目な奴だ。

関わるとろくな事にならない 私の師匠のように、


「あぁもう 勝負よ 人間 勝ったら何でもしてあげる

負けたら私に従いなさい」


「断る」


 即答。駄女神など興味はない。 解体してもいいなら話は別だが、

まぁ相手は、やる気満々なので、こうなる。


「もういい 無理矢理従わせてやる」


 痺れを切らしてあっちから攻撃してきた。 なんだこの、戦闘狂の駄女神は、仕方ないので、倒すことにする。 それでも、アレならば、殺すか


 駄女神は、火を纏い私に向かって炎の玉を幾つも打ってきた。 威力は優れたもので、 魔法使いの上級くらいだろうか、 普通に考えれば強いが、


 私は、前に右腕を出すだけで、十分なのである。


「エネルギーシールド展開」


 そう私は呟く そうすれば、私は、天災レベルでなければ、目の前のものを大体防げる。 勿論 この炎だって例外ではない 天災は天災で、防げるが、


「ちょ何それ 聞いてない」


 言っていない と心の中で返してやる。 まぁ見た目だけは人間だからね仕方ない しかし、相手も、防いだことにより、更にやる気になったようで、


「もういいわ 神の炎で焼き払ってあげる」


 と言うので、仕方ないので、空中戦といこうか、森が燃えたら大惨事だ。


 私は無言で、空を飛ぶ、 羽はないが、魔法がある。

 一応魔術にも飛べそうなのがなくはないが、魔法のほうが使いやすいので、魔法を使う。 詠唱は面倒なので破棄だ。


「人間なのに、その年で、詠唱破棄に、空中で自由にしてられのね

でも神には勝てない 思い知らせてあげる」


 などと意気込んでいますが、相手はある意味天敵なんだよなぁ

 倒した後人間じゃないことを説明するか、 あと神様事情でも聞くか 

 最悪、捕らえて掃除でもさせるか


「物体転移」


 そう私が、また呟き ある物が目の前に現れた。

読んでいただきありがとうございます


おそらくしばらくは、このペースで、作品は書かれていくかと思われます。 ただ、予定が立て込んでいる為 少々遅れたりする可能性はあります

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