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妹の為に世界を 静かなる狂人の記録  作者: ガタル
一章 記録の始まり
14/30

十一話 本領発揮

 

 そろそろ いい時間だろう 精霊神もしっかり寝ているし、実行するのならば、今が丁度いい


 さて、今から私がやろうとしている事は、かなり使い辛い奴だ。 まぁ、相手の秘密を探るのならば、これが一番いいのだが、

 私は、精霊神の記憶を魔術で探ろうとしている。 保険は掛けておくが、失敗すれば、しばらく意識が戻らなくなる。

 今回やる方法はこんな感じだ。


 まず意識を2つに分ける 次に、片方の意識で、精霊神に対して【夢喰】を使用する。もう片方で、記憶を読み取る。

 なお、片方の意識は、幽体離脱させる。


【夢喰】とは、私の魔術の一つだ。 そのまま相手の夢を食い魔力を増やすというもの 更に、夢の内容を見てない事にする。 今回は、精神に干渉する際に起こる悪夢を消すために、行う それで、バレかねないからね。

 失敗すれば気絶するが、まぁ多分大丈夫だろう 意識2つに分断しているし

 自分で自身を起こせば問題はない。


 よし 実行に移すぞ。 私は息を大きく吸い 詠唱した。


「Sumus, anima mea, in duo in carne una, unum exterius et coniungere

 In carne mea, iie, qui mutare conatur ostendere vires in corpore Tsutonari II」


 ちなみにラテン語だ。 訳すと、

 我は、我が魂を2つに分け、一つは肉に、一つは外に、

 そしてまた繋ぐ

 我がこの身で、繋ぎ、この身で操る者2つとなりその力を示そう


 ちなみに、私は片目を閉じている。 理由は、視界の問題だね 意識を分けると見え方は変わらないのだが、頭が混乱することがある。 それを防ぐ為だ。 何せ 4つの目から情報が入ってきて集中し辛いからね。 


 あとは簡単だ。体から一時的に、肉体の方の精神で、精霊神の体を触れ夢喰を行う これは詠唱は、短い為楽だったりする。


「Comede somnium」


 またラテン語だ。 直訳すると 私は夢を食べます だ。

 分かりやすいだろう? 使うまで 少し苦労するのだがね、


 さぁメインといこうではないか

 外にある方の意識を使い 精霊神の記憶を探る。これは、少々時間がかかる。それまで 私はここから動けないのだが、それは仕方ない事だ。

 詠唱はいらないが、時間のかかるものもある。 正直言えば詠唱の方が言ったから勝ちなため 楽なのだがね。


 さて、時間がまだあるようだ。 私の魔術に関して少し説明しよう


 魔術というのは、ただ詠唱するだけでは、使えない

 魔術を一つ一つ理解してやっと使える。 魔術師が、メモ書きなどとして残した者やら代々残してきたもの 神から与えられたもの 邪神から無理やり押し付けたもの など、沢山ある。 但し理解しなきゃ使えない。


 魔術は、魔法とは違う 例え見え方が同じ現象でさえ 本来起こっている事は違うんだ。

 魔術書と言うものを聞いたことがある人が多いと思う。 そう

 グリモワールやネクロノミコンなどだ。中に書いてある内容は、狂人めいた事がやたらと多い しかも文字が、曲がっていたり癖が酷かったりととても読みにくい物も多い そりゃそうだろうな 狂った人が書いていたり メモ書きだったりするからな

 結果 魔術を使用するまでは、まず


 1に、 魔術書を見つけるか 他の方法を使うか 今回は魔術書を使用した場合だ。


 2に、その内容を理解する。 正気が保てなくなる物だって少なくない。 読むだけでアウトの物だってあるからな 理解するまで大変なのだがね


 3に、その中から魔術を見つけ出す わざわざ先人さんが書いていたりすることもあるが、無いことの方が多い よく紛れていたり隠されていたりする為に、探すのが難航する事はよくある事だ。 書いてないこともあるがね。


 4に、その魔術を研究する。 これにもかなりの時間がかかる。


 5に、代償を払い魔術を使用する。 こんな感じだ。


 長い 特に研究時間が、 ちなみに魔法は、


 1魔力を扱えるようになる

 2魔法発動


 以上だ。 この差はなんだ。 

 ただ、魔法は人を選ぶからね 使えない人間や 無い世界では、魔術が使われる事が多かったりするのもまた事実。

 魔法は光だが、魔術は闇だと言う人も居る。私もそれには同意する。

 これはどうでもいい話なのだが、用途不明な魔術が書いているのは、先人の、お遊びなのだろうか 私は、先人に、ツッコみたい


 さてと丁度いい タイミングで、終わったようだ。 それでは、精霊神の記憶を見てみることとする。 どのくらいの長さかは分からないが、必要なければ流せばいいだろう 見てみますかね。


 そうして私は、精霊神の記憶を見る事となる。 中々長いものだが、人の記憶も長いものだ。

あくまでも、作者の考える魔法と、魔術の違いです。

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