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妹の為に世界を 静かなる狂人の記録  作者: ガタル
一章 記録の始まり
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勉強会3

 

「さて 穂香の魔力の性質を調べるわけだが やり方は簡単だ

 魔法か魔術で調べるか 魔道具などを使うかだ 私の場合 自作の物を使う よっと」


 私は、穂香に、腕輪を投げ渡す。 これが私の作った物だ。


「これは?」


「【第7式 潜在的能力測定器 A-6】だ 名前の通り能力を測ったりする物だがそれは その人の潜在的能力のみを測定するからいつも変わらない結果しか出ない 7式は、大分初期だが それは流すだけだからな 問題はない とりあえず腕にはめといてくれ 時間がかかるから 魔力以外の力の性質も説明しておく 先に聞きたいことはあるか?」


「じゃあ魔道具と魔導機って何が違うの?」


「魔道具はマジックアイテムつまりは 魔力の宿る何かだ

 魔石を使うものもあるが、それ自体も魔力がある それに比べて魔導機は使う者から魔力を吸い上げ使用する ちなみにどちらにも分類されないのもは

 聖剣やら魔剣 など人の手で作れそうにもない物が多いな」


 私の風乗りの斧は、魔導機 ローブは魔道具 と言った感じだ。

 風乗りの斧を作れたのは、結構な運試しに勝ったからで、あって次は作れる気がしない 元々は、魔剣の部類だから 仕方ない


「さて 魔力以外の力の性質を説明しよう

 具体的には 気と呼ばれるアレだな かなり定義が曖昧だが 使えるのは間違いない 私は使えないのが残念だが

 気と呼ばれる物はかなりの種類があるので説明省かせてもらおう


 基本的には瞬間的な爆発力があり 使い勝手も悪くない まぁ近接戦闘のみでしか効力をはっきり見せないという点はアレだがな


 ちなみに神の気は 神気などと呼ばれているそうだ  精霊神これが使えるかは疑問だが」


 ちなみに精霊神は、今付つけられている猿轡さるぐつわを外してもらおうと、私を睨んでいる。 穂香はそれを見て苦笑いを浮かべているが、 

まだタイミングじゃない


「魔力とは違う 精神的エネルギー について説明する

 これから言うのは私が使う最後の手段とも言える物だ はっきり言えば禁術クラスだな 魔術の中でも特に危険なのだね 相手も使用者も


 まず 何が危険かといえば 廃人になる可能性がある事 人生の中で強いほど使えるであろう回数が少ない 一応増やす方法もあるが 非人道的なのが多い 人を生贄に捧げたりだな しかもその魔術の最もいやらしい点は 大抵効果がエゲツない そりゃもう人間には手が受けれないほどに すべてを否定し飲み込むくらいな ただ精神を脅かす物だから単なる人間じゃ直ぐに廃人になるだろうさ これは絶対に教えない 教えたくないんだ 分かるか?」


「う うん」


 邪神呼び出すのとかあるからな 教える訳にはいかない 確かにこれがなきゃ 私もこうはならなかったが、ただ使えるものもあるから、私は稀に使う なお非人道的な事も敵に対しては攻撃として使えるから 案外便利だったり 相手の精神を食らったりとね。


「さっきのは魔術の中でも知られないものだ というより知っている人間は殺されるくらいヤバいものだ 忘れたほうがいい」


やはり穂香の顔が暗くなったか まぁ想定内だ。 少し気分転換でもさせるか ここは、アレだな これが一番有効だと思う


「そうだな 気分転換に 実際の魔法でも見てみるか?」


「お兄ちゃん お願い」


すぐにまた 元気に返事を返してきた。 流石 私の妹だ。


「魔法には詠唱というのは本来 魔力を安定化させたり 使おうとする意思を神などに証明するものだが 私にはそういった必要はない 何故ならば


 人より多く使えば無理矢理でも無詠唱で即座に使う事ができる それが最大級の魔法でもな 私の場合だが」 


 魔力タンク本当に作ってよかったと今も思っている。 あれは本来アルダマの為に作ったものの為に膨大な料を溜め込んでいる為 余裕があるどころか今も増えている。 師匠が来たら減るのだろうか なお魔力が貯まる理由は この核シェルターのある施設が原因だ。


 さてそろそろ もういいか 指を鳴らし 精霊神の猿轡さるぐつわを解く 


「苦しかった」


「では これから そうだな 処理が簡単なのを使うか

 折角だから詠唱要るか?」


「精霊神に関して何も触れないのね…


 出来れば お願い」


「よし 分かった」


 お願いされたならば答えようではないか 精霊神は後回しだ。

 的である 大きなゴムを置く 勿論電気絶縁だ。

 私は大きく息を吸い 詠唱を開始する。


「【理は地 我は天よりこの雷を受け継ぎし者 ぶつかり合い 重複し 強くなる ならば我はこの雷を持って 敵を殲滅せしめる 理の36 】


神雷ジンライ】」


 そう私が詠唱した後に 凄まじいレベルの雷がゴムに迫り周囲ごと吹き飛ばす。 勿論 核シェルターには傷はつかない だが、見事に、ゴムは、何かの粉末を残して消え去っていた。

 これは、私の最大級の雷の魔法 【神雷ジンライ】威力はこんな感じだ。 魔力消費量も、凄まじい物だから使う人間はわずかしか居ない

 魔法の段階は、私は忘れてしまっている。 何せ同じとの多用するから

 理の36なのだから36なんじゃないかな と適当なことを言えないので聞かれたらアルダマにでも答えてもらおう


 それを見て二人は、


「「は はい?」」


 と同じ反応 あまりの威力に驚いてるのだろうか

 なおハヤメだが、グッジョブの親指 良かったそうだ。

 なお本調子ではない。だって前は粉末すら残さなかったからね


「ちなみに生物から魔力が無くなると死ぬからな まぁリミッター的なのがあって完全な0にはならないがな」


 一応今回は私の魔力を使っている。私は、これを連続使用も出来る化物だが 人間やめるとこうなる。 チートではない 勿論弱点はある。言わないが、

 ちなみに、次喋ったのが精霊神で、


「貴方 破壊者デストロイヤーってレベルじゃないわ こんなの【神殺し】レベルよ 残念だけど私じゃあなたを傷つけることすら敵いそうにもないわ」


「そうか 物分りの良いのはいい事だ。穂香 ポカーンと口が空いてるが大丈夫か?」


「あぁ うん大丈夫」


 明らかに困惑しているな。最低級にするべきだったか まぁいずれ見る事になるし 先に見させたということで、


「丁度 測定も終わったようだな」


 穂香の腕につけている測定器の色が、それを知らせてくれた。 さぁておたのしみの魔力審査だ 適正なしは流石にない と、願いたい

 私は、道具を組み得わせ 穂香の魔力を見てみた。


「……これは」


風邪引きました

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