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〜少年よ、大志を抱け〜
新キャラのターンですかね!
後々わかります( ´ ▽ ` )ノ
「よし!警察署だ!警察署に行こう!」
少し疲れた様子の中年の男女の前で元気にそう宣言した少年。
「いや、でもさっきもう公共機関は機能してないだろうって...」
男女は不思議そうな顔を少年に向ける。
「だからだよ」
「機能していないってことは侵入だって可能なはずだ。簡単かどうかは別としてね。つまり、銃や警棒、そういった武器があるはずなんだ。これは使えるぞ!」
納得した男女は頼もしそうに少年を見つめ、微笑んだ。
「何かできることがあれば何でも言ってくれ。こういうことはお前のほうがよく分かっているみたいだからな」
女性も頷く。
「任せとけ!」
少年は輝く笑顔で頷いた。