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第44.5話「あかずきん」

あ、忘っれてました~


オマケ「44.5話」ですっ!

今回は…「あかずきん」!

「ねぇねぇ、どうしておばあさんのおくちはおおきいの?」

「それはお前を食べちゃうからだ、ガオー!」

「ねぇねぇ、どうしてポン姉はタヌキさん?」

「ちょ、ちょっとレッド、脱線してます」

「なんでこの本なんですか?」

 えへへ、本当は分ってるんです、でも聞いちゃう。

 レッド、一緒に本を見ながら、

「あかいずきん、ぼくもあかいから」

 ほーら、思った通りです。

「でもでもレッド……あかずきんは女の子ですよ」

「ざんねん」

「でも、まぁ、子供だから一緒かも」

「やったー」

 ふふ、喜んでますね。

 そうだ、良い事を思いつきました。

「ねぇねぇ、レッド、もう自分で読めない?」

「ごほん……よむの?」

「うん、自分で読めませんか?」

 レッド、本の文字を目で追ってます。

「あかずきんは……おばあさんの……いえまで……」

「そうそう、その調子ですよ」

「おつかいに……いきました」

「レッド、すごいすごーい!」

「えへへ、ほめられました」

「じゃ、レッドはあかずきんちゃんのところで、他はわたしが読むのはどう?」

「!」

「できる?」

「それ、おもしろそう、やるやる!」

 ふふ、レッド乗り気です。

 今回は最後までちゃんと起きててそうですよ。


 や、やっぱやめておけばよかった……

 そう、最後のシーンです。

「ねぇねぇ、どうしておばあさんのおくちはおおきいの?」

「それはお前を食べちゃうからだ、ガオー!」

「ねぇねぇ、どうしてポン姉はタヌキさん?」

「ちょ、ちょっとレッド、脱線してます」

「ねぇねぇ、どうしてポン姉はいちばん・せんぱい?」

「一番最初にここに来たんですよ」

「いちばんえらいの?」

「店長さんの次に偉いの」

「ごはんつくれる?」

「え……作れませんよ、ミコちゃんのお仕事です」

「じゅつは?」

「術って、それはコンちゃん」

「ポン姉、なにができるの?」

「うぐ……」

「ねぇねぇ」

 レッド、しがみついてきます。

 はぐらかそうと思ったけど、逃げられません。

 ああ、レッドがわたしをじっと見てます。

「ポン姉、もしかしてびょうき?」

「なんでわたしが病気なんですか」

「だ、だってむねがちっちゃいです」

「!!」

「いちばんえらいのは、いちばんちいさいのでしょうか?」

「れ、レッド、わざと言ってませんか?」

「?」

「ねぇねぇ、レッド、わざと言ってませんか?」

「『どらやききゅー』ときいておりまする」

 カチン!

 次のページに強制移行。

「あかず……レッド、食べちゃうぞ、ガオー!」

「あああ……わーん、たべられるの、いやー!」

「一番小さいとか言う子は食べちゃうんです」

「うわーん」

 レッド、お布団から飛び出しちゃいました。

 ふん、わたしの傷付く事言うからです。

「ポンちゃん……何泣かしてるの!」

 ミコちゃんがレッドを抱いてきました。

 レッドまだ大粒の涙ポロポロこぼしてますよ。

「い、いや、ミコちゃん、それはたまたま絵本読んでて……」

「寝付くのに読んでいるのに、泣かしてどーするんですかモウ!」

 ミコちゃんが首を横に振ってお布団から出ろってジェスチャー。

 そのお布団にミコちゃんがレッドと一緒に入ります。

「今日は私が寝付かせるから」

「はーい」

「ポンちゃんの寝床、廊下に用意したから」

「?」

 廊下に出たら、ありました!

 ダンボールが……


はい、ポンと村おこし4cもおしまいですっ!


本当はここでおしまいのはずだったポンと村おこし…

でもでも、まだまだ続くんです。


そんなわけで、みなさんの応援で続きを連載しちゃいます。

評価はなにも考えず「5」を押しましょう!

感想とかカキコして、アクセスアップに協力おねがいしま~す。


よろしくねっ!


応援が足りないと連載しないんだからっ!!


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