~とあるアリスと大樹の国~
お次のアリスはとある近未来……草木が枯れ果て、ホログラムが主流となり街にはロボットたちがうじゃうじゃといる世の中に生まれたアリスが迷いこんだのは【大樹の国】大きい大樹がたった一つの国を支えている国に迷い込んだアリスと民達とある男の話。
4人目のアリスは、とある未来に産まれたアリスのお話だ。
――――――――――――とある近未来………、車は宙を走り、ロボットは人と喋り草木・花などどこにも見当たらないこの世は変わってしまったと大人たちは言う・・・・・・・。
が、アリスにはわからない・・・・・・・。
アリスが生まれた頃には、もう、草木は枯れ、花はなく、一面を飾る色はホログラムの歪んだ色……。
まだ、あまりホログラムシステム自体が人間の目になじみ慣れていなかったのか、ホログラムのシステムの設備不足か人間の眼にはまだ歪んで見えていた・・・・・・・。
そんな景色を赤ん坊のアリスは見ていた・・・・・・・。
そんな隙間から見える実際の景色は焼け焦げた回復することのない焼野原だった・・・・・・・・。
今見てもその姿は、子どものアリスが見ても残酷だった・・・・・・・・。
そして、数年してそんな焼野原は記憶から消されるようにビルが立ち並び土の中に埋められ記憶の底に下敷きにされた・・・・・・・・・アリスは、何が起きた後なのか事情を知ることなくそして、美しい景色など見ることなく【これは、ただただ、嘘の景色】と思いながら生きてきた・・・・・・・・。
友達が、「綺麗」だなんだいってしまってること全てが嘘に聞こえてしまってそんなひねくれた人間にアリスは育ってしまったのだ・・・・・・・。
そしてアリスは、徐々に、本当の景色を……・・…本当の物を見たいと思うようになったんだ。
そんなある日、アリスが家に帰ると、家の前に木の苗が置いてあった・・・・・・・・・。
「何コレ・・・・・・・・・誰が置いたのこんなホロ・・・・・・・いらないわよ。」
とアリスが触ると、それは、ホログラムではなく本物の土に本物の木の苗だった……。
それを触るとアリスは、目が輝いたようにその鉢を持ち上げた。
「嘘・・・・・・・・うそでしょ・・・・・・!!!!ホログラムじゃない!!本物の木だ!!大切にしなきゃ」
と言いその木の苗が入っている鉢をやさしくギュッと抱きしめ家の中に入った・・・・・・・・。
その夜・・・・・・・・・アリスは木の苗を見つめていた・・・・・・・。すると、
【アリス・・・・・・・・・・・・・アリス・・・・・・・・・・・。】
木の苗のもっと向こう側・・・・・いやその奥からアリスを呼ぶ声がした・・・・・。
するとアリスはその声に返事をすると、さらに声は近づいてきた、そして、
【アリス・・・・・・・・・・・僕らのアリス・・・・・・・・・・こちらには君の望んだ……・世界がある・・・・・・・・・さぁ僕と共に・・・・・・・・・】
アリスはそんな冗談みたいな声が聞こえる木の苗を見つめて、
「望んだもの・・・・・・・・・・・・・・・か・・・・・・・・・・。」
と言い、木の苗に水をやり寝ることにした・・・・・・・・・。
アリスが次の朝を迎えると知らない男が木の苗の隣の机の上で足を組んで座っていた・・・・・・・。
【アリス・・・・・・・・・・昨日の事は考えてくれたかい?】
すると、聞き覚えのある声と思うと、昨日苗から聞こえてきた男の声だった!
「あの苗から聞こえた男の声?!」
すると、アリスが男に聞いた、
「“私が望んだ世界”ってどんなの?」
すると、男は、アリスの両手を持ち上げ、
【それは私にも分かりません。それは、アリスしかわからなくてアリスしか選べないのですから……私はただ、ご招待するだけですここから………不思議の国へと・・・・・・・・・・・・。】
すると、アリスが男に、
「私の望んだ世界に連れてってくれる?」
すると、アリスの小さい両手をギュッと握りしめ男はアリスの眼を真っ直ぐ見て、
【かしこまりました・・・・・・・・・・。それでは、ご案内いたしましょう、あなたが望んだ不思議で奇妙な国々たちへ・・・・・・・・。】
と言い男が木の苗の葉っぱを1枚取り咥えて手で空気を斬るようにするとアリスの部屋から2人共消えてしまった・・・・・・・・・・。
そして、アリスは男の瞬間移動で辿りついたのだ・・・・・・・・・・・・。
だが、アリスが気が付いたときにはもう男の姿はそこにはなくそこには大きな怪物ほどのでかさの大樹がアリスの目の前にあった・・・・・・・・・・・・・。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁl!!!!!!!!!!!!」




