~とあるアリスと神と言われる者が住む国~
7人目のアリスは大統領の娘に生まれ人に特別扱いされながら生きてきたが、アリス自身はそれがとてもすごく嫌だった。皆と平等に扱って欲しかったというのが悩みでそれが原因で学校に行くのもやめた・・・。
その時一人の男に会い違う国に連れて行かれたそこは神と言うものが住む国【蓮ノ国】だった・・・・・・・。
「アリス様お荷物お持ちいたしますわ大統領の娘様にお荷物を持たせるなんて飛んでもございません!!」
「あぁ……自分で……」
「いいえ!!私めになんなりと!!」
そう言い無理やりアリスの荷物を取りアリスの荷物を持ち始めた。
アリスは何も言えず少しモジモジしながら自分の意見を言えず悔しくて腹立たしく拳を握りしめていた・・・・・・。
そして、アリスは今日も誰かに大切に守られるように車で送り迎えをされていたそれを拒否できない自分の立場にまたイライラして拳を握りしめ自分の部屋へ帰りため息をついた。
アリスは、外に出るとこんな感じなので学校もやめ父の公務について行かなければならない時だけ家を出ることを出ることにした。
「はぁ・・・疲れた。人ってあんなにいい顔して楽しいのかな?」
「そうですねー楽しくはありませんね。お仕事とだけ言っておきましょう。」
するとどこから湧き出たのか部屋の中なのに傘をさしている男が現れた。
「あんたどっから……」
「そんなことよりアリス!違う世界に行ってみたくありませんか?」
「ふっ…どうせこんな人ばっかりでしょ?」
「そうかもしれませんね。人間とはそういうものですから…では、自分と同じ立場の者に会えると言えば会ってみたいですか?」
そうアリスは傘を差した男に問いかけられ少し止まり考えた……。
「自分と同じ?」
「そうです。あなたと似た境遇の者…」
そういうとアリスの顔の間近まで男は顔を近づけ選択を迫った。
「わ・・・・わかったわよ。興味もあるし…行く」
そういうと、男は傘を突然アリスの回した。
アリスは危ないので目をつぶるとそこは自分の部屋の中ではなく雲のような神秘的な場所だった。
「何ここ・・・・・・」
「何者だ!!ここは神聖な神が住まう場所だぞ!!」
剣幕な顔でアリスに槍を向けながら近づいてきた。
「す……すみません!!迷子になったんです迷子にだからその槍降ろしてください!!」
「迷子ぉ?信じられんな!!そうやってツクモ様を襲ったものは数知れず!!」
本当のことを話したが止まらずその人たちは槍を向けながらアリスに近づいてきた。
すると、その人たちの後ろから一人の女らしき人がやってきた。
「皆のものやめよ」
「ツ・…ツクモ様!!何故!!」
「たまたま通りかかったっただけだ迷子だと言っておるのに一人の人の事も信じれぬとは困った国の者たちじゃな」
「申し訳ございません・・・・・・。」
「国者たちが迷惑をかけた私の社に招待しよう。」
「い…いいんですか?」
「あぁ。迷惑かけたからな。」
そういいこの凛々しい女の人ツクモはアリスを自分の社に招待した。
社に着くと栄えている街とは違い物寂しく人も少なかった。
「人が少ない・・・・・・・」
「あぁここには3人しかいないんだよ。」
「嘘でしょ?なんで?」
「それは・・・・・・・」
それには理由があった……ただ、その理由を見てからアリスはこの国で大きな問題に巻き込まれるとはまだこの時のアリスは気づいてはいない。