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ボタクリは財産を失う。

 ボタクリは村から逃げ帰った後、無様な姿がボスの耳に届いた。 


 ボタクリはブラックギャングの幹部だ。


 ボタクリの戦闘能力は無いが、金の力でブラックギャングの幹部に上り詰めた。


 村から逃げ帰ったことでボスに呼び出されて怒られる。


 ボスは背が高くひげが顔の半分を覆い、銅や腕は丸太のように太く威圧感があった。


「ボタクリ、部下を引き連れて思い知らせて来い」


 怒鳴ってはいないが元々声が大きいボスの声はボタクリの腹に響くようでボタクリを恐怖させる。


「じゅ、準備に時間がかかります」


「どのくらいかかる?おめーに出来んのか?」


 ボスがボタクリを睨む。


「と、10日ほどで済みます。必ず思い知らせます!」


 ボタクリの体が震える。


「すぐじゃねーのか。まあいい。10日経ったら村に攻めるんだな?おい、そこのお前、掲示板にしっかり描いておけ!」


 ボタクリは恐怖した。


 もう攻めるしかない。


 村に思い知らせなければ自身の未来は無い。


 ボタクリはブラックギャングの人を集めた。





 ◇





【10日後】


 ぐふふふ!準備は揃った。


 ボタクリは50人のブラックギャングを揃えた。


 これで攻め入ればあいつらもひるんで俺に従うしかなくなる。


「さあ、村に向かうぞ!」


 50人を引き連れて村に向かうが、その道中、魔物と遭遇した。


「ポイズンスパイダーの群れだ!」


「おいおい!俺達より数が多いぜ!逃げろ!」


 1人逃げると3人、10人と逃げ出す。


「待て!戦え!」


 ボタクリはそう言いつつ自身は我先に後ろに下がって逃げ出す。


 こうしてボタクリ達はあっけなく逃走した。





 ◇




 ボタクリはボスに呼びつけられた。


 ボタクリはボスの部屋に入るとボスに片手で首を掴まれ、投げ飛ばされる。


 ボタクリは壁に打ち付けられてうずくまった。


「おめえよお!俺は思い知らせろと言った!俺がそう言ったならおめーは財産を使ってでも部下をかき集めて村を攻めりゃ良かった。違うか?」


 ボタクリは脇腹を抑えながら震え出し、コクコクと何度も頷いた。


「おめーはこれからどう動く!?言ってみろ!」


「ざ、財産を吐き出して他の幹部に指揮をお願いして確実に思い知らせます」


 ボスは舐められることをとにかく嫌う。


 確実に思い知らせる方がまだ安全だ。


「悪くねーな。お前の家から財産を運び出すのを手伝ってやる。ついてこい!」





 ボスは取り巻きを引き連れてボタクリの家と店にある金目の物を全て回収した。


 ボスはボタクリの背中に手を当てる。


「後は任せときな。俺がこの金を使って間抜けなお前の代わりに幹部に村を攻めさせてやるよ。ありがたく思うんだな。がはははははは!」


 ボタクリは恐怖と悔しさでその場にしばらくうずくまった。


 なぜこうなった?


 村からの野菜は手に入らない。


 財産を失った。


 その上俺は投げ飛ばされボスの心象は悪くなった。










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