何があっても笑っていられますか?
非常によくわからないです
最初に問う。もし自分に余命があったらどうする?
高校初日 僕は寺島 昊普通では無い。というよりこの世界に普通な人間はいない。
高校は中学の同級生ばかりだ。それともう1つ今日殺されるかもしれない。
中学卒業式にある事件があった。その時あった余命宣告。だがそれは医者からでは無く誰が言ったのかは分からない。
そして放課後 俺は自然と屋上にいた。すると後ろから、押されて屋上から落ちた。それはもう真っ逆さまで
落ちた。だが俺は生きていた。何も無かったこれを除いては。
余 命 1 年
これが俺の残された時間 8760時間
俺は泣きながら、死の恐怖におびえていた。もう生きる気力すら無い。終わろう。飛び降りたら楽になるかな?ナイフで心臓を貫いたら楽になるかな?そんな事ばかり考えていたそれしか考えられなかった。
学校に久しぶりに行った。みんな俺を見てる。当たり前だ。なんせ余命あるしこんな顔だし。
ところで何故学校に来たかというと屋上から飛び降りる。そんだけ
そして屋上に行った。フェンスを握り締めていると急に「死ぬの?」と言われた。
「死ぬよ」と平気そうに言った。そしたら「余命が尽きるまで生きないの?」と聞かれた。「俺だって生きたいだがどちらにしろ死ぬなら先に死んでも変わらない」「なら私があの時自殺しなくて良かったと思えるように楽しませてやる」「思い出なんて作ればよけいに死ぬのが怖くなる。」するとその子が泣きながら「私はあなたが好きだ!私は!私は!」「俺は死ぬんだよ?1年で」「それでも私は!あなたが好き!」俺は足が震えてろくに立てなかった。「わ……わかっ……た」声も「余命以外で私の側から居なくならないで」そして俺はそこに座り込んだ。帰り道 なまえを聞いてみた。「ところで名前は?」「佐原 燐って言うの」
「もう1回言うけど俺の余命1年だよ」と聞いてみる「余命1年ならなおさら思い出を作りたい。そしてあなたの人生の1コマに私は入りたい。」その言葉を聞いてむしょうに照れくさい。元気にはなったけど
なったけど〜
過ぎゆく景色に囚われずただただ生きていくそんな事はできない僕は囚われて生きていく
余命という時間に
デート当日
勝手にデートの予約されてた。なんとカラオケじゃなく遊園地!いきなりハードルたかくない!?
すると「待った〜」「あ〜待ったよ」「そこは待ってても今来たところって言うのが普通でしょ。」
「そうなの?」「そうなの!」「ま、とりあえず行こう」そしてつられていくままに行って、観覧車に乗った
俺は高所恐怖症なのだ無言で観覧車脱出。そしてジェットコースターに乗り吐き気の嗚咽パレード
昊の余命8000時間 余命宣告から1ヶ月が経過
何も無く楽しく普通に終わる日々それを重い日々とは思わない。
彼女がいるからかな?余命がない時より笑顔が増えた。
毎日どんな学校生活を送っているかを教えてあげよう
朝PM7:30に起床PM7:30~8:10までに歯磨き 朝ごはん 学校支度そして登校(彼女と)
そして放課後彼女と帰宅彼女は家に遊びに来る。なんかいろいろして帰る。(彼女が家から)
そしてご飯をたべ寝る。
そして1ヶ月が経った
日々とは早い物そんな物最近燐と会ってないようだいが悪化していった。
ある日燐が家に来た。「元気してる〜」「あ、うん元気だけど」「よかった〜」「なんで会えなかったの?」
と訪ねてみる。すると「私ねバレー部なんだよ。県大会の練習がずっとあって会えなかったんだ」
「そうだったんだ」「そうだったんだよ」「けどもう終わったから遊べるよ」これからまたデートやらなんやらかんやらできるだろうな。
次のデート日
また遊園地どんだけ遊園地好きなんだよ。
「あのさどこいくの?」「メリーゴーランド行こ」メリーゴーランドか〜
すると同じ馬に乗り始める。「何してんだお前」
「だって近くにいたいんだもん」とかなんやかんやでメリーゴーランド脱出
ジェットコースターに乗って…「ぎゃぁぁぁぁぁ」泣きながら叫ぶ
燐は笑っている
心が和む 素晴らしい彼女って素晴らしい
彼女さえいればなにがあっても、笑える笑っていられる。
そんな気がした…………って、これフラグじゃね?
最後のど定番観覧車だがやはり怖さでおわって帰ってしまった。
だがそんな事も続かなかった。
容態がどんどん悪化していった。
いつの間にか、喋ることもできないくらいに。
毎日生死の境にいる。時に自分が何なのか。なんのために生きてるのかも分からない。
植物状態
死ぬのは怖くない。
植物状態でも思いだけはある。
ただいつ死んでもおかしくない。
いつ………死んでも
ただ生きていくのが辛く寂しい。
数ヶ月後
ココロガコワレソウ
カンジガワカラナイ
ヒラガナガワカラナイ
カタカナナラワカル
ドウシヨウモナイ
サヨウナラ
サヨウナラ
カスカニカノジョノコエガスル
「おき………」
オキ?
「おきて」
オキテ?オキル?
ワカラナイ
ワカリタクナイ
シニタイ
シニタイ
ケドシゼントワライガデル
ボクハナニガアッテモナニガコヨウトワラッテイラレル
ソウワラウワラウワラッテイラレル
スバラシイスバラシイ
ボ………………ク……………………ハ……………………モウ1ド………………カ………………ノ
ピーーーーーーーーーこの方は死にピ、ピ、ピ、あれ?なんで動き出したの?
カ………………ミ?
1言だけ伝えられるけど、どうする?
カノジョニツタエたい!
「あ、ありがとう」「え…」
これでいいんだな
コレデイイ…よ
ありがとう
どうでしょうか?