エピソード002~俺は異世界で『魔錬技師』と言う職業になってた~
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光が晴れると俺たちはバスの車内ではなく石造りの部屋の中にいた。
「ようこそ、異界の勇者様方。」
と俺の背中側から女性に声をかけられた。
俺が後ろを振り向くと全身西洋鎧を着た人が両端に二人、中央に豪華な服とマントを着て頭に王冠かぶったカイゼル髭をはやしたイカツイ顔のおっさんとその右隣に綺麗なドレスを着た目つきがキツイが美少女(声をかけてきたのはこの子だな)、おっさんの左隣にはえらいキラキラしたローブを着て装飾過多な杖を持った長い白髭の爺さんが立っていた。
それを見た瞬間俺は異世界召喚ってヤツかと思った。
一応アニメやゲームでロボット出てても異世界召喚が絡んでるのあったからわかったんだけどね。
しかも爺さんが杖を持ってることから魔法なんかがあるんだろうなと考えた。
その爺さんが話しかけてきた。
「混乱しておいででしょうがここは皆様方の居られた世界とは別の世界になります。
そして皆様のお立ちの場所が勇者召喚魔法陣となり勇者様を中心に回りの方々を召喚させていただきました。」
は?勇者様を中心だと?これって俺は確実に巻き込まれただけですよね?
俺魔法陣の端に立ってたし……。
うぉい!嫌な予感しかしないぞ。
「それでは勇者様方、こちらについてきていただけますでしょうか?」
と王冠をかぶったおっさんを先頭に目つきのキツイ美少女、キラキラローブの爺さん全身鎧A、俺たち4人(ユウ君コウ君が前に二人で並び俺とユミちゃんがその後ろ)、全身鎧Bって感じで部屋から出た。
嫌な予感をバリバリに感じるので目的地に着くまでに何か対策を考えないと。
確か魔法の存在する異世界召喚物だとステータス見れたりするよな。
俺は『ステータスオープン』と意識をすると目の前にゲームにあるような半透明のステータス画面が出てきた。
よし!思ったとおりだ。
そう思って俺は隣で怯えた顔をしているユミちゃんに顔を寄せて小声で話しかけた。
「ユミちゃんだったよね。理由は聞かずに心の中で『ステータスオープン』って念じて。」
するとユミちゃんはコクンとうなずいた。
さて、俺のステータスはどんなんだ?
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名前:ヒロ・マエダ
性別:男
年齢:24
職業:機械整備技師・(魔錬技師)
LV:1
HP:75/75
MP:100/100
SP:75/75
攻撃力:50
防御力:50
魔力:100
速度:50
技能:創造錬金術(LV10/MAX)・魔術『召喚(LV10/MAX)・契約(LV10/MAX)・鍛冶(LV10/MAX)』・(全属性魔力操作LV10/MAX)・(状態異常全耐性LV10/MAX)・(異次元収納LV10/MAX)・(鑑定LV∞/ERROR)・(隠蔽LV∞/ERROR)・(全方位MAP表示LV∞/ERROR)・(ロボット操縦LV∞/ERROR)
称号:(ロボットオタク)・(『アマガス』アプリ所持者)・召喚に巻き込まれた者
(注:隠蔽LV∞のため鑑定アイテム・鑑定技能によるカッコ内非表示。)
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やっぱりだー!称号に巻き込まれたって書かれてるよorz
確実に俺は無関係になったな。
他に気になることは多々あるけど後だ後。
俺のステータスがどれぐらいの強さなのか調べないと。
とりあえず、全身鎧Aを鑑定してみよう。
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名前:ゲイル・ドボルサーグ
性別:男
年齢:22
職業:子爵・剣士・騎士
LV:20
HP:160/160
MP:60/60
SP:260/260
攻撃力:180
防御力:160
魔力:60
速度:80
技能:剣術LV5・毒耐性LV3
称号:王国子爵・王国近衛騎士
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うへ、これだと俺のステータスLV1としては高いな。
ユミちゃんはどんなだ?
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名前:ユミ・ソウマ
性別:女
年齢:16
職業:高校生・大魔術師
LV:1
HP:145/145
MP:500/500
SP:145/145
攻撃力:120
防御力:120
魔力:500
速度:50
技能:魔術『無LV10/MAX・火LV10/MAX・水LV10/MAX・風LV10/MAX・土LV10/MAX・治癒LV10/MAX・補助LV10/MAX』・所持属性魔力操作LV10/MAX・MP自動回復LV10/MAX・異次元収納LV10/MAX・鑑定LV3
称号:召喚されし者・アマガス神の加護・四元を極めし者・全ての魔術素養を持ちし者
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グハッ、俺より強い……orz
なんか加護もあるし。
でも、これだと確実に利用されるな。
たぶんだが俺の隠蔽でステータス表示いじれるよな。
まずは自分で試してみるか
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名前:ジン・タダノ(ヒロ・マエダ)
性別:男
年齢:30(24)
職業:機械整備技師・(魔錬技師)
LV:1
HP:15/15(75/75)
MP:10/10(100/100)
SP:15/15(75/75)
攻撃力:10(50)
防御力:10(50)
魔力:10(100)
速度:10(50)
技能:(創造)錬金術LV1(LV10/MAX)・(魔術)『(召喚LV10/MAX)・(契約LV10/MAX)・
鍛冶LV1(LV10/MAX)』・(全属性魔力操作LV10/MAX)・(状態異常全耐性LV10/MAX)・(異次元収納LV10/MAX)・(鑑定LV∞/ERROR)・(隠蔽LV∞/ERROR)・(全方位MAP表示LV∞/ERROR)・(ロボット操縦LV∞/ERROR)
称号:(ロボットオタク)・(『アマガス』アプリ所持者)・召喚に巻き込まれた者
(注:隠蔽LV∞のため鑑定アイテム・鑑定技能によるカッコ内非表示。ステータス隠蔽中。)
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色々いじれたけど危険回避の為こんなんにしました。
LV・HP・MP・SP以外は全部いじれたが他の数値いじったらHP・MP・SPは変わったわ。
名前のジン・タダノは意味は『ただの人』の人をジンって読んで名前にしただけ、本名よりかっこいい気がする……orz
そして、全身鎧Aでこっそりステータス変えられるか調べたら変えられたよ!もちろんステータスは戻しておいたけどね。
すごいね隠蔽LV∞!
さて、ここからが肝心なところだがどうなるかな~。
「ユミちゃん、ステータスの確認は出来た?」(もちろん小声だよ。)
「はい。」コクリ
「ここで質問なんだけど勇者のお供としてたぶん戦争みたいなのに参加することになるけど参加したい?それとも参加しない?」
「あの、戦争には参加したくないです。
でも、ユウ君とコウ君はどうすれば良いんでしょう?」
「まず、参加しないって事だから俺の技能でステータスいじらせてもらうね。
それと二人だけどどちらかがさっき爺さんが言っていた勇者だからそこまでいじるのは危ないんだゴメンね。」
「いえ、本当は二人にも危ないことはして欲しくは無いんですけど、二人とも困っている人は頬って置けない性格なのでわたしでは止められないと思います。」
「とりあえず、ステータスいじっておいたから確認しておいてね。」
「わかりました。それとさっきのバスの中のことも今もご迷惑をおかけしてすみません。」
「ああ、気にしなくて良いよ。
可愛い女の子が困ってたら男としては助けたくなっちゃうからね。」
って、だからどこのイケメンだよ!この平凡顔!
自分でわかっていると悲しいのとこっ恥ずかしいのが入り混じった感情になるわ。
そんな事を思っていると前から爺さんの声がしてきた。
「それでは皆様こちらの部屋へどうぞ。」
そして俺たちは次の部屋に連れてこられた。
引き続きエピソード003をお楽しみくださいm(_ _)m




