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エピソード015~突然告白されて付き合うことになりました~

昨年の夏から色々ありまして、久しぶりの再開になります。

お待たせしていた皆様、更新がかなり遅くなり申し訳ありませんでした。m(_ _)m


本日1エピソードの投稿になります。


本日投稿分⇒1/1


ノリと勢いの影響で駄文になってるかも知れませんがご了承くださいm(_ _)m


ご意見・ご感想・評価をいただけると励みになります。

どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

あれから抱き合った体勢でいたんだが二人ともほぼ同じタイミングで恥ずかしくなったのか急にバッっと抱き合った姿勢を解除して離れてしまった。


誰か他に見ている人がいたら恥ずかしくて悶死しそうだ。


「あの、ヒロさん。

これでわたしたち恋人同士……なんですよね?」


なんて恥ずかしそうに顔を赤らめてユミちゃんが聞いてくるんだよ。


うれしすぎてぶっ倒れそうだ。


「そっそうだね。

つまりは彼氏彼女って関係になるんだよね。

その何だ、俺今まで女の子と付き合ったことが無いからどうするのが良いのかとかわからない事だらけだけどこれからよろしくね。」


「は、はいこれからヒロさんの彼女としてよろしくお願いします。」


と二人で顔を真っ赤にしながら確認した。


グハッ、何処のラブコメだよ!


自分の事だけど本当によかったのか?と思い悩んでしまう。


「その、マナちゃんや小母さんやお母さんにも色々相談に乗ってもらってて、ヒロさんと付き合える様に手伝ってもらってたりしたんですけど本当にヒロさんの彼女になれたなんて信じられなくって。」


と顔を真っ赤にしながら泣き笑い顔で俺に説明してきた。




はい?


つまり知らなかったのは俺と親父だけってこと?


いや、親父も知ってたんじゃないか?


そうなると俺だけユミちゃんの気持ちに気づかないでお気楽にすごしていたと。


うわぁ、俺最低じゃんか。


「ユミちゃん、今まで気がついて無くってゴメン。

これからはユミちゃんの彼氏としてしっかり責任を取るからこれからもよろしく。」


とユミちゃんを抱きしめて今までの謝罪とこれからのお願いをした。


それから俺達はベッドに並んで座って会えていなかった期間のことを話し合った。


話をしてて俺の間抜けっぷりがモロにわかった。


去年俺が実家に戻ってきたときに妹の部屋に何度となくお邪魔していたと言われた時にはマジかと思ったよ。


仕事を始めたばかりで覚えることが一杯だったから帰りも遅くってニアミスしてたんだってさ。


そう言えば妹やお袋にもう少し早く帰ってこれないのかって何度も言われてたっけ。


そもそもユミちゃんが俺のことを好きだと気が付いたのが俺が高校3年の時、つまりはユミちゃんが小学校5年の時で、俺が受験勉強で会う機会が減りそれまで家に泊まりに来た時に夕飯を一緒に食べたり、俺が色々と話しかけたりしていたのが減っていったのが寂しいと感じたからだそうだ。


(妹も込みだが)仲良くしてくれていたお兄さん(俺の事)が自分から離れていって、もう会えなくなってしまうんじゃないかと思って寂しい、みたいな内容を妹に話して色々考えた結果、俺の事が好きだと判明したんだそうな。


それで妹がユミちゃんの女を磨いて俺を逆に惚れさせるみたいな計画を立てて中学入学時にイメチェンして、俺に会わせようと画策したが俺が大学3年の夏休みに帰省せず会えず仕舞い。


ユミちゃんが可愛い美少女になったもんだから男子共から告白されまくるが全て撃墜。


何かユミちゃんにもユミちゃんに告白した男子達にも悪いことをしてしまったな。


それから3年経って現在ようやく身を結んだと言うわけだ。


ユミちゃんが小学校5年の時から今の高校2年までで7年……長いな。


まあ、ユミちゃんが小学校5年の時に告白されてたら保留してただろうけどね。


しかし、聞けば聞くほどユミちゃんのお母さんとうちの家族公認でカップルにしようとしていたとしか思えんわ……。


「ああ、ユミちゃん。とりあえず、これからの事を相談したいんだけど良いかな?」


「え?こっこれからの事ですか?えっとわたしはヒロさんと一緒に居られるなら慎ましやかな生活になっても大丈夫です。その料理や掃除は問題ありません。洗濯は地球と違って手洗いだろうからガンバって覚えます。そのこっ子供は2人は欲しいで「だー!違うって、そっちのこれからじゃなくって、この後どういった行動をするかって事を相談したいんだって!」あっ、ごっごめんなさい。」


うん、俺の聞き方も悪かったんだろうけど真っ赤な顔してそんな未来設計聞かされても……そこまで思ってくれてるのはうれしいけどさ。


「それで明日以降はどうしようか?

俺としては少しこの国の情報が欲しいんだよね。」


「うん。

わたしとしてもどう言った状況で勇者を召喚したのか気になってたのでそこら辺は知りたいです。

後、食べ物についてはもうちょっと調べたいかなって思ってるんだけど良い?」


「そうだね、最低限この国がどうして勇者を呼んだのかの正確な理由は調べないとね。

その次に周辺の国の状況を調べられれば調べたいかな。

それと食べ物については調べるのは全然問題ないから気にしなくて良いよ。」


さて、地球と違って情報を集めるのが大変そうだけど明日は頑張って調べていくとしよう。


「それじゃあ、ユミちゃんそろそろ寝ようか。」


「はっはい!そっその不束者ですがよろしくお願いします!」


「ああ、これからもよろしくね。」


そう言って俺は布団に潜りこむとユミちゃんも俺の布団に入ってきた!?


「ユミちゃんさんや、なんで俺の方に入ってきたのかな?

俺も男だからそんなことされると自分を抑えられる自信がないんだけど……。」


「ふえっ!?また勘違いしちゃったみたいです。

ごめんなさい、それとおやすみなさいヒロさん!」


と言ってユミちゃんは俺のベッドから勢いよく飛び出して隣のベッドに潜りこんだ。


「……ああ、ユミちゃんお休み。」


ああ、俺が言った寝る(・・)の意味をあっちの寝る(・・)と勘違いしてしまったと……これ絶対妹のマナミのせいだろ!


少女マンガの影響をモロに受けてたからユミちゃんに相談されたとき少女マンガ参考にしたんだろうな!


突然の告白である程度驚いた反動で冷静になってたからよかったけど、そうじゃなきゃ危なかったわ。


とりあえず、明日から取引日までどうしようかと無理やり考えながら布団に入ったが思った以上に疲れていたのか、すぐに眠ってしまった。

ようやく異世界召喚1日目終了!


まぁ、2日目以降も長くなるかもですが^^;


次エピソードの更新は未定ですm(_ _)m

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