エピソード011~夢が実現できるかも知れないとハイテンションになるよね~
今回は2エピソードの投稿になります。
本日投稿分⇒2/2
本エピソード内の台詞で
「台詞
(台詞)
台詞」
となっている部分の()内は聞こえない位の小声ないし心の声です。
ノリと勢いの影響で駄文になってるかも知れませんがご了承くださいm(_ _)m
ご意見・ご感想をいただけると励みになります。
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
そう、俺は地球で実現する事など到底不可能な巨大ロボットの作製・操縦を俺が持っている異世界のスキルで行ってしまえば製造可能なんじゃないか?と考えたわけだ。
ただし、地球の技術はほぼ使えないだろう。
そうなるとこっちの世界の基準で考えてスキルでシステムや骨格や装甲など色々順序立てて創っていけば不可能が可能になるんじゃないか?
と一人でロボットの事を考えていたら、ちょっと機嫌が悪そうにユミちゃんが話しかけてきた。
「ヒロさん、わたしを無視して一人で考え事しないでよ。
(せっかく一緒の部屋にいるんだから。)
それにスキルの実験するんじゃなかったの?」
ああ、ついロボットを操縦できるかもって思ったらスキル検証実験するの忘れて自分の世界に入ってしまっていた。
「ごめんごめん、俺の悪い癖でロボットの事になると一人で妄想?の世界に入り込んじゃうんだよね。
妹やその友達にも呆れられるぐらいヒドイみたいなんだ。
ユミちゃんを無視するつもりは無かったんだけど、本当にゴメンね。」
「いえ、わたしもそこまで怒っていたわけじゃないからいいんだけど。
(ロボットのことで夢中になるのは昔から変わらないんだね。)
それよりスキルの実験をしようよ。」
「そうだね、まずは俺達の持ってるスキルがどんな効果があるのかは調べておかないとね。」
そう言って俺達はスキルの検証実験を開始した。
「まずはさっき話した危なくなさそうなスキルから試していこう。」
「うん。
それでまずはどのスキルを試すの?」
「まずは俺とユミちゃんが持ってる魔力操作スキルを試そうと思うんだ。
二人で同じ事をすればどちらかが先に使い方がわかればもう一人に教えられるようになるからね。」
「うん、わかったよヒロさん。」
ユミちゃんはさっきまでの不機嫌そうな顔ではなく可愛い笑顔で返事をしてくれた。
やっぱりユミちゃんの笑顔は非常に可愛らしい。
っとスキルの検証実験を始めないと。
そして、俺達は魔力操作(俺は全属性、ユミちゃんは所持属性)のスキルを試し始めた。
ユミちゃんの所持属性魔力操作スキルはこんな内容だった。
====================
所持属性魔力操作LV10/MAX
自身が体内に所持している魔術に関する属性の魔力を操作できる。
操作できない場合魔術を行使できない。
魔術として使用しない場合でも所持属性の魔力を体内で動かすことが出来る。
所持属性魔力操作技能のLVが高いほど
所持属性魔力を必要とする技能の消費MPが少なく済む。
====================
こんな説明で俺の全属性魔力操作とほぼ変わらない内容だった。
なので、俺達は色々考えながら体内にあるらしい魔力を感じることから始めた。
二人で頭を悩ませながらどうすればいいのか考えてみたが某海外映画俳優の台詞を思い出した。
『考えるな感じろ』
考えても良い案が浮かばないんだし、それならある物を使ってそこにあるであろう魔力を外部から感じれば自分の中にある魔力が感じられるのではないかと思ったのだ。
簡単なのが『水』だろう。
と言うことで『商人協会』で購入した日用品にある木製のコップに水を汲んでそこにあるであろう魔力を感じる実験を開始するとユミちゃんがすぐに魔力を捉えることが出来るようになり自身の体内の『水』の魔力を動かせるようになった。
ユミちゃんにどんな風に感じられるのか聞いてみると
「コップの水だと水全体が魔力のモヤみたいなもので覆われてる感じで、自分の体だと体の中をフワフワとしたモヤみたいなのがグルグル回ってる感じかな?」
とぼんやりとした感じらしい。
俺もユミちゃんの言った『水』の魔力のモヤみたいな物を捕らえられるように集中してみた。
俺が時々質問する形を取り、その間にユミちゃんには魔術『補助LV10/MAX』の検証実験をしてもらうことにした。
====================
補助LV10/MAX
各種身体・魔力補助を行える魔術。
魔力操作が出来ない場合、詠唱が必要となる。
魔術『補助』技能のLVが高いほど補助によって補正される数値が高くなる。
====================
こんな内容のスキルなので自身のステータスを確認しながら魔術『補助』を使ってもらうことにした。
俺は30分程かかってようやく魔力操作のコツをつかむことが出来た。
その間にユミちゃんは魔術『治癒LV10/MAX・補助LV10/MAX』の検証実験を終えていた。
俺ってあんまり魔術に関する才能無いのかね?
さて、部屋の窓から入ってくる光が夕日のそれに変わったのでそろそろ夕食の時間なので俺はユミちゃんに声をかけて宿の食堂で夕食を食べることにした。
ノリと勢いで書いてるだけなので文章内に矛盾があったらどうしよう……^^;
とか考えてしまう……orz




