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あああああああ  作者: けろっぐ
第1部:最強への第一歩
20/42

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PVが一日で3万PV、ユニークユーザ数が3000人突破!?


お気に入り登録&評価本当にありがとうございます!

引き続き応援よろしくお願いします!


7/3:修正 文章のはじめの字下げ追加

 そんなこんなで私はベルデちゃんを伴い、秘密基地・・・もとい隠れ家に戻ってきました!




 そして今、ちっちゃいオジサンが私の目の前にいたりします。



 もちろんオジサンは正座で。














 色々衝撃的な話の後、お昼を食べに一旦隠れ家に戻ろうという話をベルデちゃんに切り出した。辺りを見渡すとだいぶ日が昇っていて、相当話し込んでいたようだ。そりゃおなかもすきますって。



 そしたら、ベルデちゃんが連れて行ってくれるというのでそのお言葉に甘えさせてもらう事にした。きっと魔法かなんか使ってくれるんだろうな、と思っていたら、一瞬でベルデちゃんの長い髪が私の体に巻きつき、その小さな背中に軽々と背負うように抱え上げられた。


 驚く私を余所に、そのまま私を背負った状態でベルデちゃんは真上にあった木の枝まで飛び上ると、ターザンよろしく木々の間を縫うように走り抜け、あっという間に隠れ家まで戻ってきた、というわけである。


 魔法で飛ぶのかと思えば力技ですよ。しかも幼女に担がれるとか・・・



 まぁ、ベルデちゃんは見た目は幼女だけど1000年以上は生きているっていう精霊さんだし、ただの人である私と力の違いがあってもしょうがない、と諦め中です。


 そうでもしないと色々身が持たないって。これも社会人になってから身に着けた処世術ってやつですよ。



 ・・・で、隠れ家の入口を隠していた木の枝を二人でどかして中に入ると、赤いとんがり帽子をかぶった、ヒゲの長い小さいオジサンが私の大切な食料を漁っている所に出くわした、という訳である。




 訳がわからない状況ではあるけれど、とりあえずベルデちゃんにお願いして蔦で一瞬のうちに捕縛、そののち日本人の伝統的な生活文化である膝を揃えて畳んだ座法・・・即ち正座でご対面、という流れです。まぁ、床は畳じゃなくて小さな石ころがごろごろ転がる石床だから正座になれていない人種だと半分拷問に近いかもしれないが、そんなの知ったこっちゃないですよ。ちなみに私は隠れ家の入口に仁王立ち中ですが、何か?




 さて・・・食べ物の恨みは怖いってことを身を以て知ってもらおうか?




「さて、一応言い訳があるなら、聞いてあげるけど?」

「いやいやいやいや!!言い訳も何も一瞬で捕縛しておいて、第一声がソレかい!?」

「それが、貴方の言い訳ね。了解、有罪確定。さて、私からのおススメは日本伝統の拷問である『石抱き』がおススメなんだけど、どう?」

「おい!有罪確定って!?それになんじゃ、その『石抱き』って!?」

「簡単にいうと、その姿勢のまま膝の上に重石を積み上げる拷問?私時代劇好きなのよねぇ」



 うふふ、と微笑むと目に見えて顔色が悪くなるオジサン。そんな私にあわせるように、ベルデちゃんも楽しそうに声をかけてくる。



「カエデお姉さま、私は木の上に逆さづりするのをおススメしますよ?ほら、丁度あの木の上に蜂の巣がありますし・・・」

「ぉぃぃ!?どっちも容赦ないな!?」



 流石に木の上に吊り下げられて、蜂の巣プレイは嫌だったようだ。ワガママなオジサンだなぁ。



「当たり前でしょ、人のご飯を盗んでおいて、この程度で済ませて貰おうなんて甘いわよ?」



 私がそういうと、オジサンは顔を真っ赤にして怒鳴り返してきた。



「ぬ、盗んでなんかないぞ!?さっきたまたま洞窟のなかで見つけただけで、まだ手ぇ付けておらんわ!!」

「・・・本当?」



 じろりと白目で睨むと、心外だ!と言わんばかりの表情で意外なことを口にした。



「本当だとも!ワシは精霊だ!ウソなんかつかん!!」

「精霊!?」



 その言葉にびっくりして、オジサンの姿を不躾に見つめる。


 真っ赤なとんがり帽子に白いタンクトップみたいな上着。ズボンも真っ赤でその横には白いラインが引かれており、なんだかジャージっぽい。

 真っ白なヒゲは床につかんばかりに長いけど、どっちかっていうと関西近辺で目撃例が多発している小さいおじさんっぽいんだけど・・・ああ、あれもそういや妖精の類っていう話もあるなぁ・・・


 なんて思っていると、そんなオジサンの言葉をベルデちゃんが肯定する。



「その姿・・・グノームかしら?土の精霊の」

「そういうお嬢ちゃんは樹の精霊かい、めずらしい所で会うもんだ」



 あっれー?本当に精霊だったみたい。じゃあ、ご飯を盗んでないっていうのも本当みたいね。あっはっはっは。紛らわしいんだから、オジサンったら。ていうか、知ってたんなら先に言ってよベルデちゃん。



 ちょっと気まずくなった私はあさっての方向を見ながら「はっはっは」と枯れた笑い声をあげていると、



「・・・笑ってないでいい加減これ解いてくれんか?」



 未だ拘束して身動き取れないようにしている蔦をみて、そう言ってきた。





 ですよねぇ・・・






 本当にごめんなさい!!!

新キャラ登場。

幼女の次はオッサンですw



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