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評価やお気に入り登録ありがとうございます!いつの間にやら1万PV越えてました。投稿しだして1か月チョイ過ぎで・・・
こんな駄文をたくさんの方々に読んでもらえてるなんて嬉しいです!
おいしいエサにつられて短いですが、更新しました!
今後もぽちっと評価等して頂けると張り切って更新する可能性も・・・なくもないですw
7/28:改稿 書きミス等を直し、大幅に文章増やしました。
あまりの事に唖然としたけど、ベルデちゃんの困った顔が可愛かった……。もとい、現実を直視する気になったので、とりあえずここが何処か聞いてみよう。
これ以上衝撃的な事が起こらなきゃいいけどね!
「えっと、ベルデちゃん。ここ、日本だよね?」
「ニホン?」
はい、アウト―!!『そんな言葉聞いたこともない』っていう顔されたよ!!
アニメ大国ニッポンを知らないなんて、あーりーえーなーいーーーー!!
こてん、と首を傾げる姿も可愛いなんてどうしてくれよう!!? ぐりぐり撫でまわせばいいの!? それともあのぷにぷにホッペをツンツンしたらいいの!??
……はっ!? いけない、いけない……。また現実逃避する所だった。深呼吸深呼吸……。
――よし! 再確認しよう! 再確認!! 再確認は大切だって、上長も言ってたし!
「じゃあ、ここは日本でも、ましてや地球では無いと」
「そうね。この世界はカエデお姉さまがいた世界とは全く違う世界で、ここでは『リヒト』と呼ばれているわ」
「えー……。それって、嘘だよね?? だってベルデちゃん、日本語しゃべってるじゃない」
「日本語――という言語はよく分からないけど、多分翻訳魔法かなにかかかっているんじゃないかしら?」
「トランス……翻訳魔法? うーん、そんな魔法を使われた記憶も、ましてや自分でかけた記憶もないんだけど。……それよりも、魔法。――魔法ね。あははは……」
わーお、確認って大切。上長ありがとう。おかげで確定しちゃったよーーーー。
言葉が通じるのも、翻訳こん……むにゃむにゃ的な物を知らない間に食べさせられた感じ、ってなわけね。青いネコ型ロボットに会った記憶もないけど、子供のころ映画見てて憧れたなぁ。
あ、という事は、もしかして文章とかも読むことできるのかな!? このまま帰ったら私すごいバイリンガルじゃない!? マニュアル、カタコトでしか読めなかったけど、これでスラスラ読めるようになるかも!? うふふ、作業効率アップだわー!
……あ、思考がちょっと飛んでたみたい。
そうじゃなきゃ、DO・GE・ZA★の一歩手前――両手と両膝を地面につけて、項を垂れている自分の状況に説明がつかないし。といいますか、ちょっとポップに言おうとして失敗した感じの自分にも残念だわ。……どれだけ動揺してんのよ、私。
――まぁ、そりゃ、衝撃ですよ。衝撃。
吊り上げられて誘拐されたと思ったら、ただの誘拐じゃなくて異世界召喚だったとか――。
ん? 異世界召喚??
……えええええ!? うっそぉ!! 最近の異世界召喚って釣りなの!?
ロマンも何もあったもんじゃない!釣りなんてどっかの釣り漫画だけで十分よ!
それに、異世界召喚って言ったら、よくある小説とか映画とか漫画とかのセオリーだと、いきなり地面に魔法陣か何かが現れて、ぺかーって光ってお城みたいな所に呼び出されたと思ったら、勇者になれー、魔王を倒せ―、っていうのが常套句じゃないの!?
なのに、釣られた挙句にポイ捨てって……。
うわぁぁぁ!! 残念すぎだよ! この扱い!! 村人Aの扱いよりひどい!!
頭を抱え、ブチブチそんなことを考えていると、ベルデちゃんから意外な言葉が。
「……カエデお姉さまの話を聞いた推測の範囲だけど、召喚された心当たりが多分あるわ」
「え? 心当たりって何?!」
「カエデお姉さまを殴ったという人物達が使っていたのは、たぶんレリクスのレプリカだと思う。それを使って特定の人物を呼び寄せようとして、カエデお姉さまが連れてこられたんじゃないかしら?」
聞いたことのない単語が飛び出してきたので、オム返しに「レリクスのレプリカ? 何それ」と聞いてみた。もうね、ここが全然知らない世界だと思ったら、こんな小さな子に質問するのが恥ずかしいとか、気にしてられないし! それより、少しでも多く情報を集めなきゃ!!
「私も詳しく知っているわけじゃないんだけど、聖者と呼ばれる人族が使っていたとされる魔道具らしいわ。それには色々な力が込められているんですって。多分だけど、このアイテムを使って、力ある人間を呼び寄せて、自分たちの手駒にしようとしたんじゃないかしら?」
手駒って……あー、出来ればムキムキマッチョ系のメンズが良かったと……。私が相手の好みに合ってなかったと。あー残念残念。
……いや別にね、ムキムキマッチョってのも、メンズってのも、相手が言った訳じゃないけど、なんかこう、力ある手駒ってイメージがなんか……ね……。
あれだわ、剣闘士? グラディエーター? 最近その手の映画見たばっかだったから、そっちに想像が寄ってたみたい。
でも、あながち間違ってないと思う。魔法が使える世界なら、別にヒョロッヒョロの男だって、か弱そうな女子――大切なことなのであえて二回言うけど、"か弱そうな女子"でもよかったんじゃないかと。見た目ではどんな魔法が使えるか分からない訳だし?
決して、悪意で言ってる訳じゃないんだからね!
そう! アイツに対して悪意で"フラグを立てよう"としているわけじゃないんだからね!
そんな風に一人で息巻いていると、じーっと、こちらを窺う視線を感じる。
あ、ベルデちゃんの視線が痛い……。
と、とりあえず、もう少し質問して、何か帰る方法のヒントを探さなきゃ。
「えっと、異世界召喚って、こんな森までわざわざ来ないといけないの?」
「これも予想なんだけど、ここは深淵の大樹林と呼ばれている場所で、精霊がたくさん住んでいるの。それには理由があってね、リヒトの大樹から溢れだしている魔法の源泉……マナが豊富なの。マナがあれば精霊の祝福が無い人間でも魔法が使えるらしいから、発動条件とか成功率とか上げるために、わざわざここまで来たんじゃないかしら?」
ぉぉ、ファンタジーっぽい言葉が次々と!! いやー、最近はゲームしてないとは言え、RPGばっかりやってた過去があるから、ちょっとそういう単語があるとワクワクするわぁ。
「マナっていうのは聞いたことある。よくゲームとかで出てくるけど、ここでも同じ名前なんだね」
「たぶん、言語解析魔法がカエデお姉さまの知っている言葉に解釈しているんだと思う」
「へー、便利~!!」
便利魔法の解説は聞いたし、帰るためのヒントっぽい事も聞けた。
要は、深淵の大樹林は魔法が使いやすい土地だから、召喚魔法が使えると。なるほどね。
とりあえず、一番知りたいことを聞いてみる事にしようかな? 釣られてサクッと連れてこられたくらいだし、この土地も魔法が使いやすいみたいだし、案外簡単に帰れるかも?
昔読んだ日帰り的なライトノベルでも、結構簡単に呼ばれたり帰したりしてたしね。
「で、どうやったら私、元の世界に帰れるかな? 一応長期で休み取っているとはいえ、流石に長い間家空けれないし、仕事もあるから」
「……」
あれ? なんか険しい顔になったけど……
「ベルデちゃん?」
「たぶん……今は無理」
「え!?」
無理ってどういうこと!? いやいや、『今は』って言ってたから『今すぐ』は帰れないって意味だよね。なにか準備するものとかあったりするかもしれないし。うん、きっとそうだ、そうに違いない!
しかし、そんな私の思いは、次の瞬間ベルデちゃんの言葉で覆されることになる。
「人間が使う魔道具や魔法は、私達精霊が使う魔法とは種類が違ってて……。下手に私達が転送魔法を使ったとしたら、最悪死んじゃうか、それとも全く違う世界に飛ばされるか……。いづれにせよ現状は元の世界に返すことは不可能よ」
「うそ……」
「せめて、その使った相手の体の一部と魔道具さえあれば、解析して帰還に最適な転送魔法を組み立てられるとは思うんだけど、それも私の手には余るわ……」
簡単に帰れる、って思っていた頃が懐かしい……。
あぁぁぁぁ……。帰れないってところはセオリーにそって欲しくなかったな……。
チョイ短めですが。
本当は容姿の事まで書こうと思ったんですが、キリが良かったので。




