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貴女の寂しさ

6時ちょっと前に…貴方の家の前についた。

チャイムを鳴らすか考えていると。

雄平がやって来た。


「早く鳴らせよ!!」


僕はチャイムを鳴らした。


チャイムがなるとバタバタと足音がした。


「誰ですか?」


女の子の声がした。


「雄平だよ。」


ガチャガチャとカギをあけドアが開いた。

ドアからから目の大きな女の子が顔をだしにこっり笑った。


「どうぞ」

と貴方の声が奥からした。

僕と雄平がゆっくり家に入ると貴方が食事をつくっていた。


「今日はお好み焼きにしたの。田沼くん食べれ  る?」


「食べれるよ。」


「ならよかった!!」


そういうとホットプレートでお好み焼きをやきはじめた。

慣れた手つきでお好み焼きを焼くあなたに、貴女が料理をすることが不思議に思えた。

なぜなら、貴女は生活感を感じない人だった。

子供がいると聞いていたが貴方が子供を育てることか疑問だった。


「ねぇねぇ…一緒にゲームしよう?」


僕の服を引っ張り、さっきとは違う目がまた大きな男の子が僕を見上げていた。


「たかし!!ごはん食べてから!!」


貴方が男の子に言った。男の子はちょっと寂しい顔をしてしぶしぶあきらめて、テレビを見始めた。



お好み焼きが焼きあがりテーブルにつくと貴方が取り分けた…お好み焼きを食べ始めた。



その時…貴方の携帯に着信メロディが流れた…

誰の曲か知らない…切ないメロディ…


貴女は携帯を手にとり…

メールを読むと…貴方から笑顔が消えた…

切ない顔…

僕は貴方の切ない顔に胸が苦しくなった…

お好み焼きはとてもうまかった…。

食べ終わると子供たちとゲームをして遊んだ。

ひとなつっこい子供たちだ。


夜9時になると貴方は子供たちに寝るように言うと、子供たちはしぶしぶお布団に入って数分後には寝始めた。


「じゃカラオケ行こうよ!」


貴方が笑ながら僕達に言った。


「大丈夫なの?」


僕が聞くと…


「大丈夫だよ…もう少しでサッカーからお兄ちゃんが帰ってくるから!!」


お兄ちゃん?まだ子供がいるのかと驚いた。


「お兄ちゃんって?」


「中学生の男の子がいるの…。」


貴方は中学生の子供がいる人に見えなかった…

やはり不思議な人だ。


三人でカラオケに行くと、貴方は唄う曲を決めていたのかさっといれて…曲が流れ始めた…

知らない曲だったが貴方の歌声にほっとする気持ちになった。


僕も好きな曲をいれて歌った…


「上手だね…」


貴方はあはっと笑ながら聞いていた…



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