貴女に少し近づく
「おはようございます」
貴女がいつものようにお店に入ってくる
僕は少し頭を下げた
「元気?」
貴女は少し微笑みながら僕の顔をみている
「元気ですよ…」
「ならよかった」
貴女はいつもと同じように仕事を始めた
昨日泣いていた貴女は今日はいなかった
僕は少し寂しかった…
たまたまその日は僕ともう1人と貴女は休憩が
一緒になった…
「ちかさん休憩一緒だからどっか食べに行こうよ」
もう1人のバイト仲間、雄平が貴女を誘ってた
「う~ん…いいよ! 田沼くんも行く?」
貴女は僕に笑いながら誘ってきた
「別にいいよ」
僕が言うと貴女はちょっとクスッと笑いながら
「決まり」
と言って貴女はいつものように仕事を始めた…
「それじゃ休憩行って!」
店長が僕らに言った
僕らは近くのファミレスに行くことにした
「田沼…お前何たべんの?」
「ホットケーキ!!」
「君はお子ちゃま!?」
貴女はあはっと笑った…僕は初めてあはっと笑う人をみた…あはっ…まるでマンガの女の子みたいに笑う…ちょっと僕はおかしくなった。
「いけないの?」
「よいけど…ホットケーキなら焼いてあげるのに
私のホットケーキおいしいんだよ!」
貴女は自慢げに僕をまっすぐみて言った
「ふ~ん」
「ちかさん今日うちに遊びに行っていい?」
雄平がちかさんに聞いた…
雄平は何度か貴女の家に行ってるらしい…
子供が3人いるらしく、その子たちがなついていると前に聞いて知っていた…
「いいよ!子供が喜ぶし!」
貴女は迷わずに答えた。
「俺も行っていい?…」
ついとっさに聞いてしまった…
「来たいの?…別にいいけど~」
あはっとまた笑いながら答えた。
「じゃ…アドレス教えてよ!」
「う~ん…イタズラメールしないでよ」
と貴女とアドレスを交換した。
僕は貴女のうちに行けることとアドレスを教えてもらって…ドキドキしはじめた…。




