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失恋し恋をする  作者: ゆとくい
一章
5/8

5.理実の料理

家に帰り理実は聞いてきた。

「料理ってできる?」

「いや...いつも母さんが作ってたからやったことない...」

「そっかぁ。とりあえずもう7時だし晩飯作っていい?」

「うん。ありがとう」

 そう返事をすると理実はキッチンのスイッチを入れ、フライパンを乗せ冷蔵庫を開け、入っている食材で料理をした。

 その間、快佐はボーッとしていた。

「快佐...快佐、起きて」

 気づくと寝ていて起こされた。

 テーブルを見るとおいしそうなご飯が並んでいた。

「冷めないうちに食べて」

「ありがとう...」

「いいよ。私もおなかすいたし」

「「いただきます」」

 同時にいただきますをし、晩御飯を食べ始めた。

 料理を一口食べると

「ん。これうまい」

 正直な感想が出た

「ほんと?よかった」

 その箸はもう止まらなかった。

しばらくしてすべての料理を食べ終わった。

「ご馳走様」

「おいしかった?」

「うん。全部おいしかった」

「ありがとう」

 気づくともう涙は止まり、元気になった。

「じゃあもう帰るけど大丈夫?」

「あぁ、うん。今日はありがとうね」

「うん。じゃあね」

 そういうと玄関の扉を開けて、帰えていった。

 理実の帰りを見送ると、感謝の気持ちとともに違う感情が出てきた。

 顔が赤くなり、笑顔になった。

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