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4.その後
俺は帰るといいながら、公園のベンチの座っていた。
これからどうすればいいのか悩んでいた。
実際もうどうでもいいとも思っていた。
俺は悲しくなり涙があふれた。
その時
「大丈夫?」
と声をかけてきた人がいた。
聞きなじみのある声。
振り返るとそこには幼稚園から中学校まで一緒で近所に住んでいる幼馴染の女の子がいた。
名前は雨露 理実。
「親のこと大変だよね」
心配そうに話した。
「ねぇ。これからどうすればいいかな」
もう頭が働かず考えることができず聞いた。
「とりあえず、こんなとこにいないで家に帰ろ?ついていってあげるから」
「うん...ありがとう」
今は理実に頼るしかなかった。