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3.親の死後
気づいた時には保健室にいた。
「あ、起きたか」
と保健室の先生が言ってきた。
周りを見ると保健室の先生と担任の先生、級長がいた
なぜ保健室にいる理由がわからなかったため質問をした。
「あのなんで保健室に?」
「あれ覚えてない?」
「さっき親のことを言ったら突然倒れたんだよ」
その時思いだした。
ショックすぎて気絶したことを。
時計を見ると15時だった。
「先生。帰っていいですか?」
今は一人になりたい気分だった。
「うん。体調は大丈夫そうだし、とりあえず帰ったほうがいいかもな」
「はい」
「帰れるか?」
「多分...」
「わかった。気を付けて帰れよ」
ベットから起き上がり荷物を持ち靴を履き替えて帰った。