1.親の旅行
第1章
俺は桐谷 快佐。
極一般の中学生だ。
スポーツは普通。顔も普通。成績は中の上。
というなんともコメントしずらい普通さだ。
しかしある日、事件が起こってしまう。
それは人生で1番目に悲しい事件だった。
俺が学校で真面目に授業を受けている時、両親は2人で1泊2日の旅行に行っていた。
父がその日だけ、一日中休暇を貰っていた。
母は専業主婦なため、仕事は無い。
しかしその日は学校があった。
普通は休んで、親と一緒に旅行に行くだろう。
だが、そんな俺はどちらかと言えば旅行には興味なく、学校の方が好きだった。
ちなみに1回も休んだことはなかったため、毎年皆勤賞だったため、1回でも休みたくなかった。
そんな俺だが内心、旅行には行きたく両親に
(なんで休日じゃないんだよ)と心の中で叫んでいた。
両親に「お前も行くか?」と言われたが「俺は学校休みたくないし2人で行ってこりん」と三河弁を使って、返事した。
その旅行の日にあんなことが起こるとは知らずに...
見ていただきありがとうございます。
こういうのを書くのは初めてなので、暖かい目で見て下されば光栄です。