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       2  妖精女王の加護

 妖精女王に会った。全妖精の思念送られたが処理出来ない。まずは森から始めよう。

         2  妖精女王の加護



 妖精女王の加護が何故いるか、どんな加護なのか、何処で貰えるのか良く判らない。一番話しの通じる妖精でさえ、

「とにかく妖精女王にお会いしたいと祈ることです。祈っていると妖精女王が招いてくれます。」

根が無宗教の日本人の私には、祈れば願い叶うという話しにはついて行けない。努力の結果何かが達成するのではない話しでないと何かの新興宗教かと思ってしまうのだが、世界が変われば現実だって変わるのか。仕方ない、祈るか。

 私は、祈った。かってその様なことがないほど真剣にどのくらい祈っただろう。世の中が一変した。これが妖精女王の住む世界か。

「それは違うわね。私は亜空間に入ってあなたを呼び出したのよ。あなたがどんな人間か判りませんでしたからね。」

それから何故妖精女王の加護を求めたのか問われた。

「本質も知らず、人に言われるがまま求めましたか。これは良く説明しなくてはなりませんね。人間が加護を受かるとあの森の妖精と同格になります。妖精を信じないものには姿も見えず声も聞こえなくなります。空中を彷徨えます。仲間の思念が伝わります。解析力が高ければ全部の思念を受けられる様ですが、ほとんどの妖精は私と森の中のことだけ感じられるようにしているようです。これが内容ですが受けますか。」

なるほど世界中の妖精の考えが判るのか。それは大変そうだ。

「是非受けます。」

妖精女王は呪文を唱えた。私の頭には様々な情報が流れ込んでパニックになった。妖精女王は思念を切り語った。

「いきなりでは難しいか。他の妖精のように森から始めれば良い。念話出来る相手とはしたほうが良い。」

妖精女王は思念の範囲を調整することを教えて貰い、何人かの妖精と念話した。私は御礼をいい帰宅した。妖精達は私が妖精女王の加護を得たことを喜んだ。今までよりも妖精達がはっきり見える。私も妖精の存在が半信半疑だったのだろうか。2歳になった私は野原を駆け回ったり妖精になって漂ったりしている。食料の問題は大変だったが、コボルトと共有アイテムボックスを作ることで解決した。私は作ってアイテムボックスに入れるだけ。

 思念の範囲は試行錯誤だ。一度には広げられない。徐徐に拡大して人間の街迄広げたいが、人間の街の情報が多く理解出来ないことが多い。人間がどう育ちどうゆう価値観を持ちどうゆう政治態勢、どうゆう経済態勢なのか判らない転生前の知識で想像は出来るけど実際のところは判らない。ノベルを読んだりしている人なら判るかも知れないが生憎そんな本読んだことがない。

 人間の住んでいる地域にも少しづつ思念を拡大して行った。街の周辺部は貧しい農民と小さな商店がある。そこいる妖精によればこの当たり森一部だったらしい。私の住んでいるというまで来たら私は人間と戦うこのに成るのだろうか。

 街の周辺をサーチした。ここも元々は森一部だったらしい。

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