表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/40

1 出会いたくない

あの日、私が出会ったのは黒い羽根が舞い散る悪魔だった。




「ちょっと、貴方聞いてますの?」


目の前で3人の貴族女子が騒いでいる。


「あ、はい」


「ですから、貴方なんかが殿下の周りをウロウロして迷惑だってわからないの?」


おっしゃるとーりです。


「婚約者候補筆頭のマリアベル様は侯爵令嬢、殿下にふさわしいのはあの方以外いないのよ。


貴女はどうしていつも殿下のそばにいるのよ」


ホントにそうですよね~


マリアベル様本当に美しくて気高くて、しかもいい匂いがするし。


「何とか言ったらどうなの?」


「はい、申し訳あ「セリ、何をしている」」


げ、出た。




私の言葉にかぶせてきたのはこの国の第2王子、アレクセイ様だ。


金色の髪、碧い瞳の美しい顔、背は高く、足も長い。


キラキラした笑顔を振りまく王子を私を取り囲む3人の貴族女子たちはうっとりと見ている。


「セリが迷惑をかけているみたいだね。すまないね、私の教育が行き届いてなくて」


なんだと?


「そんな、殿下のせいではありませんわ」


いやいやいやいや、全部こいつのせいだよ。


「そうですわ、殿下の側にいられる身分ではないのにいつもいつも付きまとって」


誰が付きまとってんだつーの。


「殿下の優しさに付け込んで、身の程知らずですわ」


え~、優しさに付け込んで?ありえんわ~


優しいだなんて、ありえないっつーの、こいつはあく・・


「セリ?」


いきなり振り向かれて思考が止まってしまった。


「何を考えてた?」


「いえ、別に何も・・・」


「ふ~ん」


キラキラ王子はちょっと顔をしかめたが、そのまままた笑顔で貴族女子にむかった。




「セリは私の侍女になる予定なんだ」


「「「ええっ?」」」


貴族女子がはもった。


「だから私の側にいるんだ。わかってもらえたかい?」


だぁ~かぁ~らぁ~それ絶対やだっていってんのに。


絶対絶対お断り、断固としてお断りだっつーの!


今、私の顔は超絶しかめ面になっているに違いない。




「誤解も解けたところで、もういいかな?」


ニッコリ。


キラキラ笑顔で貴族女子たちはメロメロだな。多分。けっ!




キラキラ王子がスタスタと歩いていく。


ため息をつきながらそのあとをついていかなければならない。


「セリ、サロンに行くから」


「はぁ」


勝手に一人で行けよ。


「何だ?その返事」


「なんでもありません。喜んで」




サロンにつくとキラキラ王子はいなくなった。


「おい、早く茶を入れてこい」


黒い羽根が舞っている。キラキラはどこやった。


急いでお茶を用意する。


「あ~疲れた。お前のせいで余計な仕事が増えたじゃないか。なんで絡まれてんだよ」


知らんがな。


「さぁ、私にはわかりません」


早く茶を飲めよ、冷めるがな


「お前、俺が来たとき何考えてた?」


「え?いや、別に何も・・・」


「嘘つけ、いやそうな顔しやがって」


ばれていた・・・



連載予定でしたので、短編は削除いたしました。

作者の単純ミスです。

読み始めていただいた方には申し訳ありません。

1話目は内容は同じです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ