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プロローグ

申し訳ありませんでした。


投稿したつもりていました……




 アラバタール帝国





 隣国のリーマスト王国と戦争継続中

 既に幾度も休戦しながら150年も戦っていた。

5年に一度は戦争で捕らえた捕虜を交換をしている。

捕虜に


アラバタール帝国内部の裏では! 尻尾を掴ませない狡猾な貴族を抹殺するために戦争継続をしている側面もあるのだから、リーマスト王国と隣接している辺境伯爵は多大な損害を出す戦場に最優先で、狡猾な貴族を配置している。

これはアラバタール帝国、歴代皇帝が辺境伯爵の為に応援部隊と偽り強引に勅命を出し、貴族達の力を削いでいる一面もすべては帝国存続の為に邪魔者を始末するために仕組んでいるのであったが、リーマスト王国は裏で隣国から支援を受けて王国の上層部が左団扇で贅沢するための戦争でもあるのだった。





 アラバタール帝国は広大な土地を持ち、天候も北部で雪は降るが、帝都がある中部等では数年に一度に振るかという頻度であった。

 資源も豊富で小麦、大麦、芋、羊毛、地方では米も豊富に採れた。

 地下資源は金、銀、銅、鉄、ミスリル等にダンジョン資源も豊富で経済の活性化に繋がっていた。


 一国で生産から消費まで問題なく、北部の隣国に穀物の余剰分を安値で輸出もしていた。


 他にも南部地方は海とも繋がり、船での交易も盛んであり、他の大陸との文化交流も盛んで異文化を取り入れ、舟形もこの大陸のモノとは違い海軍力の向上図る。



 無論、塩も自国で生産できる強みもある。



 それと隣国とは戦争状態で鉄や魔鉄が貴重になり鉄貨が廃止された過去がある。


 最近になり、かなり大規模な鉄鉱脈を幾つか発見し鉄不足は解決した。


 広大な帝国領土を誇るが、その領土を狙い隣国が侵攻していたが、現段階では領土に侵攻させていない。




 ◇◆◇◆◇◆



 


 東部方面軍




「アルフレット少将、武器防具の錬金が終わりました。

 序でに矢の補充も完了です」


「オスカー准尉、魔力と体力は大丈夫か?

 疲労等あるなら後方で休んで良いぞ、卿は我が部隊の生命線だからな」


「それなら問題は有りません!

 2時間ほどですが寝ることが出来ましたので」


「そうか、だが休め命令だ。  食事とテントで寝てこいまだ戦いは続く良いな」


「了解しました」



 オスカーが後方に向かったのを確認し小声で




「アルフレット少将、報告します。  また佐官クラスのラーディス公爵家の関係者がオスカー准尉の命を狙ってます」


メモ紙を渡し


「ジャン准尉間違いないか、証拠は………」


 証拠はない、口頭での命令だけだから!左右に頭をふり


「口頭での命令なので……… 記録石は全て使い切ってしまったので」


「面倒な事になったが、此処は戦場だよ。

 上官の命令は絶対だ。 その者達にはわたしから別な命令をするので、卿は分隊長の私の新たな命令を遂行すれば良いぞ」


「はい、それで私の任務は!」


「オスカー准尉の護衛継続だよ、今から人数も増やす30人だ信じられる下士官や仲間だけ連れて行け」


「分かりました。 それでは失礼します」


 問題が表に出たか、面倒だがオスカー准尉の能力を将来性を考えれば邪魔な者達には消えて貰おうか

 部下に目配せすると、数分後



「ヘイ、ボスお呼びと聞きましたが何ですか?」


この男はアルフレット少将(子爵)の個人的な部下で、面倒な荒事を片づける事が得意な信頼できる腹心の部下で少佐の位を持つ


「オスカー准尉を殺そうとしている者達がいる、消せ、ラーディス公爵家の関係者だ、オスカー准尉を守るために馬鹿共を見せしめにするが良いな」


「なら、今夜の襲撃の先頭に、それでも駄目ならさりげなく殺ります」


「任せる、始末しろ」


「はっ」


 そのままジャン准尉から受け取った名前が記入してあるメモを渡し、そして部下と供に夜の戦闘中に紛れ込み始末した。


 何時もの事だ、頻繁には無いが、当たり前の仕事だ。


貴族達が居れば面倒な荒事が増えてくる。 

流石に戦場では反撃出来るが、任務外の帝都や地方の自宅に戻れば貴族の力には逆らえない。

街中でその力を使えば無礼打ちも有るのだから。

家族の安全を守る為に、邪魔な貴族達は戦場で消すのがセオリーだ。


 俺の仕事は主に後方支援をしているが、現場を最前線を影から支える為に今回のような案件もしなければならない……






 今は乱戦の中で敵兵を切り倒して…


「ガッ」


 隣で仲間が切られ血飛沫が飛ぶ、俺は直ぐに切られた仲間の後ろ襟首をつかみ後方に下がり、そこに回復魔法で直ぐに回復する、俺達が抜けた隙間に仲間が入り込んで俺の回復魔法を支援する。


緊急処置を施した後に…


「直ぐに後方に、回復するぞ、急げ」


 最初から後方支援で回復すれば良いが、俺だって騎士だ前線で戦いたい。


後方で回復魔法で回復させ、直ぐに次の怪我人が運ばれてくると『国教ラーム教』の治療師達が回復させるが治療師達の顔色も悪い、疲れが溜まっているのだろう。


俺は人並み外れた魔力で回復させていくぞ!




俺はオスカー・ファン・ラーディス、17才だ。


アラバタール帝国軍所属だ。


騎士団本部の二年間の騎士団士官学校を卒業し、半年ほど前から東部方面軍

にて准尉として実戦戦闘教育を受けている。


帝国内に五家しかない公爵家の1つ、ラーディス公爵家の長男ではあるが、ラーディス公爵家の一門の馬鹿共から命を狙われている。


弟という名の屑と両親(愚か者)とともに邪魔な存在とされいる。

()に ラーディス公爵家を継がせるためだ。

異世界転生したのに、まさか 一族総出で俺を殺しに来るとは思わなかった。

公爵家に生まれたので勝ち組だと思っていたが、それは間違いだったよ。


この実戦戦闘教育で命を狙われて異世界転生は甘くは無かったのだと実感した。

だがしかし、俺には本当の仲間がいるから 何とかなっている。


俺を守ってくれている仲間の為にも、絶対に生き延びてやるんだ。 そうだこの戦場では皆が家族だ!


昨日は俺を狙っていた一門の大佐とその部下が全滅したと聞いた。

上官が動いてくれたんだろう。 俺個人の案件なのに申し訳がない……


しかし助けてくれるのは俺の回復魔法、収納魔法、錬金術があるお陰だ。

怪我人を回復させ、ポーション類、食料医薬品、テントにベッド等を何時でも何処でも出して後方支援基地を作れるし、鎧兜等や剣も直ぐに修復出来るし便利屋みたいだが此処では俺を必要としてくれる有難いことだ。


それと膨大な魔力が総ての魔法を使い熟せるんだ、実家の執事のラートンから教えて貰った魔力を増やす方々を……


7歳のあの時から毎晩毎晩、悔しくて泣きながらベッドの中で魔石に魔力が無くなり気絶するまで続けた。


そのお陰で魔力は人一倍イヤ、膨大な魔力を手に入れた! 自分の力を高みに届く様にと……


この世界にはレベルアップ! レベルという概念が無いが、それでもある程度の経験値を積めば力や体力向上が見られる。

発見されてないだけで確実にレベルというモノが存在する。 もう一人の転生者のユーディス兄貴も同じ事を言っていたんだか、間違いはないと思う。


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