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プロローグ~あるおとぎばなし~
むかしむかし、 あるところに一人の男の子がいました。
その男の子は まっしろな髪と 青い目をもつ、
「しんどう」 とよばれるほどの まほうつかいでした。
男の子は まほうをみんなのために 使っていたので、国の人たちもみんな、
男の子のことが大すきでした。
ところが、そんなある日のことです。
その日は、男の子の17さいの たんじょうびパーティーを お城ですることになっていました。
そして、パーティーで男の子のまほうを見たがった王さまに、男の子はある まほうをみせました。
ですが、実はそのまほうは"きんき"とされていた
えいえんの 命とまりょくを手にいれられる まほうだったのです。
それを使うには、たくさんの人の命がひつようでした。
男の子は つみのない 人たちの命を使い、えいえんの命とちからを てにいれたのです。
男の子は、だれもいなくなった王国を さりました。
そして、そのあと男の子がどうなったのかは だれもわからないのです。
これから頑張っていくので、よろしくお願いします!
本編はこんなに平仮名だらけにはならないので安心してください!!