表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

プロローグ

初めましてココナッツです!

この小説を見てくださりありがとうございます!

初めての小説なので至らない点もあると思いますがよろしくお願いします!

それはある晴れた日のことだった。

俺は夢をみた。

目の前には大きな城。

右には見知らぬ金髪ショートヘアーの美少女。

わずかに香るシャンプーの匂い

右手が暖かい。

目の前が明るい光に溢れる……!

「リンリンリンリンリン」


やかましい目覚まし時計の音と共に何をしているのかわからないまま目が醒める。

俺の名前は古味田隼人(こみたはやと)

目の前には見慣れた天井。

床には散らかったスナック菓子の袋。

机には大人気のネトゲ、「パラレル」を開いたままのパソコン。

「夢か。」

俺は落胆を吐き出す様にポツリと呟いた。

それと同時に妹の(かおり)が部屋に入ってきた。

香は中学1年生にして俺の身長を超えている。

発育も良好だ。

家族である俺から見ても可愛いとは思う。

まあ俺は二次元にしか興味は無いが。

やはりいつ見てもゲームオタクの俺の妹には思えない。

「お兄ちゃん 起きなさいよ。」

「あぁ ごめんごめん。」

すぐに階段を降りて歯を磨く。

いつもと変わらない日常。

香の作った朝食は卵かけ御飯。

「またかよ。」

ボソッと呟く。

それが聞こえたらしく

「贅沢言わないでよ うちにそんなお金があると思う?」

俺の家は母子家庭である。

それに加え3年前から母は入院中である。

「そうだな いつも朝食ありがとうな香。」

香は少し顔を赤くしてスッと横を向く。

『ピンポーン』

うちのインターホンが静かな部屋に響く。

玄関を見ると香のクラスメートがいた。

香が駆け寄る。

「ごめん!3分待って!あぁやっぱ5分!」

さっきまでのしっかりものの香とは思えないほどの慌て様だ。

10分後香は玄関を出て行った。


隼人は香を見送るとすぐに高校に向かう。

高校は県内でも中堅も中堅の高校。

私立蒼咲学園(しりつあおさきがくえん)高校だ。

教室に入るとざわついた空気を感じる。

少し机に伏せて寝ると担任のハゲが来た。

「今日は転校生を紹介しよう。来なさい。」

廊下から教室に入ってきたのは夢の中のあの子だった。

「えっ?」

思わず声を発してしまう。

「おぉ古味田知り合いか?」

「い、いえ。」

教室に少し笑い声が聞こえる。

顔を赤くしているのか顔が熱くなるのがわかった。

チョークの音が聞こえる。

名前を書いているのは一目瞭然だ。

思わず目で追ってしまう。

三上葵(みかみあおい)っていうのか」

ハゲが目をつぶっている。

これはこの人特有の静かにしろという合図だ。

何を考えて目をつぶっているのかは分からないが生徒一人一人がとりあえず静かにする。

「自己紹介お願い。」

「はい。……三上葵。馴れ馴れしくする気はないから気安く話かけないで。」

(こっ、こわっっ!)

夢の中のあの子はやはり夢の中の人なのだ。

「ちぇ 仲良くしたかったのに」

今日はなぜか時の流れが早く感じた。

部活には所属していないからすぐに帰る。

「今日のイベントは討伐イベ♪」

そんなことを唱えながら30分ほど歩くと家に着いた。

すぐさまPCの電源をつけネトゲを開く。

「パラレル」は基本的には自分の村を制作するゲームだ。

俺の作った町は今日も大盛況だ

マウスに手を伸ばす。

すると視界が光に包まれる。

そして吸い込まれる様な感覚に遭遇する。

「うわーーーーーーーーーーっ!」


目が醒めるとそこはごくごく普通の村だった。

「くっ、何だよおい。」

辺りを見渡すと農作業の音 馬車の音 鳥の鳴き声が聞こえる。

この町に心当たりがあった

「おいおいおいおい嘘だろ!?ここってまさかパラレルの中か!?」

ここは慣れるほどずっとプレイしていた村だ。

少しでも興味を持っていただけたら評価 ブックマークをしてくださると嬉しいです

最後までお付き合いくださりありがとうございました

これからも連載しますのでよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ