同じ道を進まないための怖い教訓 ドクターには恨まれてはいけない
ある晴れた土曜日。
娘すみれは朝から体調が悪かった。
次の日は日曜日ということもあり、母親あきは来院を勧めた。
すみれは迷ったが不安だったため、あきと一緒に近所のドクター石井のもとを訪れた。
ドクター石井のもとには両親が、患者としてお世話になり自然と顔張った頬が緩んだ。
診察時のすみれの反応から、ドクター石井は救急車を呼んだ。が、運ばれた先では結果は出なかった。
救急車を呼んだ側に、なんらかのペナルティがあったのかもしれない。
ドクター石井はその日の自分の判断を、無かったことにも、わすかことも出来なかった。
だから娘すみれと母あきたち家族にドクターならではの復讐を始めることにした。
かつての救急車を呼んだ日から5年が経とうとした頃、母親が末期の症状をドクター石井のもとではなく、専門医に頼ることにした。
ほぼ月一回ドクター石井の診察を受けていたにも関わらず末期に至った不思議。科ちがいだから?
末期なはずなのに、いや、だから?紹介が2週間先の総合医療センター。
末期の症状に加え、別の症状が発現したから再度前倒しを依頼するも。
医師の世界は狭い、復讐に巻き込むのは難しくない。
直接的ではなく、遠回しに言えば良い。
あとは家族が何も知らずに、診察来るのを待つだけ。
とうとう来た。
母親のほうが、体調を崩しているようだ。何もしないが。
娘には、これから大変になる、とついこぼしてしまったが。
家族は姿を見せなくなった。
怖い教訓
救急車に素直に乗らない。この出来事が発端である以上、忘れられない。場所が田舎という限られたところ。そこに更に狭い世界の医師の?事情?が合わさったのかも知れない。
かかり医にだけ見せるのではなく、セカンドオピニオン、ドクターを持とう。
ほぼ月一回の診察に安心していたら、機能していなかった。医師は、問題があったら何も知らずに、心の中でほくそ笑んでいた。




