【プロットタイプ】馬鹿だけど、愚かじゃないよ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
救いようはあるんだな。
巫山戯ている様に見えても真面目。配慮が欠けている様に見えて、気遣いはある。そんな此奴の事を友人である諭羅はこう言い表している。
――鏡花は馬鹿だけど、愚かではないよ。
確かに言い得て妙な言葉であると実感した。
鏡花と共に街を歩いていると、配り人のバイトからコンタクトと試供品を貰っていた。其れを鞄に仕舞って、其れで終わりになるかと思った。しかしバイトの輩が不意に鏡花の腕を掴む。
「如何ですか!! お姉さん!! コンタクトなんて? お似合いですよ」
外行きの此奴は大抵薄化粧で、落ち着いた色合いの服に眼鏡を掛けているから、突っかかり易いのだろう。抗って来ないと、流され易いと、しかし。
「はぁ?」
人を嘲笑した様な声色。その筋の者が喧嘩を売る時の低音。表情は相手の方に向けられているから良くは見えないが、きっとゴミでも見るような目で見詰め返しているのだろう。
俺の予想が当たったか、外れたかは分からない。が、後の相手の反応からそう当たらずとも遠からずだと知った。
「死んじまえ!! ブス」
鏡花はその声に応じる事なく、目もくれる事なく隣を歩く。売人の姿が見えなくなるところまで歩いたところで、鏡花は欠伸をした。ついでに肩も回す。
「うるせぇ野郎だ」
あの大人しく、穏やかで、気品溢れる風貌からは想像も出来ない口調に、俺は思わず相手の顔を見る。変わらず目は死んでおり、少しのやる気も含んではいなかった。
「庇って殺れば良かったか?」
「あぁ良い良い。私の敵は全て私の手で潰すって決めてるからね。別にあぁ言う輩じゃなくても、自分に対して下心ありきで見てきた奴も、目ん玉潰す気で生きてるよ」
意外と気性が荒いのだ。常に体が戦いを求めているというように。だから売られに喧嘩は買うし、捻り潰すまでは獰猛性を隠そうとしない。
だからこそ、時折不安になる。あるとき突然、厄介な者に突っかかって、そのまま帰らぬ人になりそうで。勇敢は言い換えれば無謀でもあるのである。
「余計な喧嘩は買うなよ」
「瑠衣たん。私の事、まだよく知らないでしょう? 買う喧嘩は全部選んでるよ。勝てない喧嘩はしない主義だからね」
その一言を聞いて、諭羅の言葉を思い出した。丁度、俺に対して無邪気に絡んで来た時の言葉だった。俺が馬鹿も大概にしろと言った時の話だった。
――鏡花は馬鹿じゃないよ〜!! へっへっへっ。賢い子〜。
――そうだね。愚かではないよ。馬鹿では無いけど。
お前の言葉、今になって分かるよ。
久し振りに乙女ゲーの小説(公式)読んでた時のことを思い出しちゃったよ。
すうぁいうぉし(最推し)だぁぁぁぁぁぁぁ!!
というノリで後輩ちゃんに語ったら、
あーあの、エロい人ですよね( 'ω')
と返って来ました。
至って普通だよ!! 他の攻略対象が非常にドライなだけだよ!! 悲しいぐらい……。
まぁそんな事は置いといて、
個人的愚かと馬鹿の違いについて。個人的見解。
馬鹿ってまだ救いようがある感じ。
『馬鹿やってる』、『愛すべき馬鹿』、『馬鹿と天才は紙一重』なんて言葉がある様に、まだ人から目を掛けて貰えるぐらいの知性がある感じ。
愚かってもう救いようがない時に使わない?
何度間違えを起こしても反省せず、そういう相手に対して『愚かだね』って言いません? 愚者って。
これを考えたの、アニメの登場人物の〇ェキペキデア見ていた時の事。
『此奴、何やってんのかねぇ〜』と思って調べていたら、
『正真正銘の愚者である』と書いてあったところから。
あー救いようがあるだけまだ『馬鹿』って言葉で収まるんにだなって。
戦う相手、絡む相手を見定めて、喧嘩をふっかけるのって、愚者じゃ出来ないよねって。
そうそうそう。love type16 で調べてみたんですよ。
その子達三人。結構ドンピシャでした。ぱちぱちぱちぱち( 'ω'ノノ
キョーカ
ロマンスマジシャン。
付き合う相手を見極めてるし、結構人を選んでる。
ダル絡みする相手も見極めてる。
バカみたいに愛してくれる様な人がオヌヌメ。
(それからこの話〜•*¨*•.¸¸♬︎)
瑠衣たん
憧れの先輩。
あんまり言葉にしない。メンタルゴリラ。
懐いてくれる相手にはベタ甘。
ゆらりぃ
敏腕マネージャー。
精神年齢が高く、優しそうに見える。
けどもドライさはあまり隠さない。
おっかしいなぁ。mbti も lovedtype も諭羅と鏡花、相性良いのに、実際ミソッカスだもんな。
え、作者? ボス猫でした。いや草。
そもそも縛られんの嫌いだもんね。
アンタ恋愛向いてないよ。