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第163話『救けの終わり』

連休が明け絶望がありますが、ハイラルの冒険を繰り広げているため何とか生きています。

喪われし郷編、残るは後日談のみとなります!

前回のあらすじ


シュヴァルツさんの浄化魔法により、ネームレスは正気に戻り悪魔は消えた。

メルヴさんも今回は2人を守れた。

皆嬉しそうで本当に良かった。

シュヴァルツさん達と話しているネームレス、普通の人間だ。

大罪人だけど…償うつもりでいる気がする。

それもシュヴァルツさん達のおかげなのかな。



「あっはァ…随分と楽しそうじゃーん!

僕も混ぜてぇ?」


周りに響く嫌らしい声。


「ッ!!」


その声の主はいつの間にかネームレスの後ろで屈んでいた。

鮫の歯のように尖った牙を見せるように笑う口。左側しか見えないラベンダーの瞳。

中指を覆うほどの大きい指輪を付けた手に握られたナイフ。

そのナイフの刃先は


ネームレスの背中に入っていた。



忌々しい名を呼ぶ彼の口の部分と思わしき場所から血が出てくる。


「あ…っアビス!!」


全員がアビスを視界に入れた時には既にネームレスにナイフが刺さっていた。

ゼウスは思わず凝視する。


『(ネームレスが見えない私でも気付かなかった…!)』


目の前に居る彼はシュヴァルツ、メルヴすら瞬きの間だった早さ。

誰も対応する事は出来なかった。

刺されたネームレスだけは己を貫いたナイフがシュヴァルツに届かないよう肘で少し押していた。


「シュヴァルツくん!早く離れなさい!!」


〈ッ〉


「…え?」


メルヴの身体を動かし、ネームレスから離すアムル。


「…アムル待って!ネームレスが!!」


「あァいいのいいの。

端から君達に用は無いから。」


軽く言ったアビスは容赦なくネームレスからナイフを引き抜いた。

心臓を貫かれた為、血が吹き出る。


「あ〜ア。

簡単に負けて絆されるとはねェ。

予想外だったなァ。」


「お、お前…何してるんだよ…っ!」


思わずエクスが震える声で呼びかけると光の無い目が彼を捉える。


「ん〜?何って見てわかんない?

エクス君、おめめ大丈夫〜?」


「は…?え…?」


「仲良しこよしな状態を邪魔したくなかったよォ?でもぉ、そうしないとそっちに捕まっちゃうでしょ?」


アビスの視線はアムルへ映った。


「…」


「だからこれは仲間としての救済。

それ以外に意味は無い、よ!」


振り向きざまに構えたナイフから響く金属音。


『マスター!』


白蛇の杖でアビスを討とうとしていたシュヴァルツだった。


「…早くそこを退け。手術の邪魔だ。」


「しなくていいよォ!

僕の仲間の事は僕がするから♪」


「…彼の身はこのヴァルハラが貰い受ける!お前に渡すものかッ!!」


「そんな大声出せたんだァ!

でも何言ってんの?



もう死んだけど。」



「……………。」


目を見開き、ネームレスを見下げる。

彼から出続ける血は止まることを知らず広がるばかり。

先程まで話していた者が命を落とす瞬間を目の当たりにしたシュヴァルツの全身を血が抜けるような感覚が襲う。


「僕が言っているのは弔いとかの」


「…まだ間に合うッ!」


『よせマスター!!』


アスクレピオスに腕を掴まれたシュヴァルツは乱暴に振り払おうとする。


「離してッ!離してッアスクレピオス!!」


感情を剥き出しにしているシュヴァルツを見たエクスはアビスにゆっくりと近づく。

その為、シオンとヨガミは構えていた武器を降ろした。


「お前、仲間殺した挙句に何だよその言い方…」


「え、助けたんだけどなぁ。」


「助けなんて本人が望まない限り助けじゃない。ただ助ける側の自己満足の押し付けだ。」


「あはっ…

まるで経験したみたいな言い方だね。」


「ネームレスはシュヴァルツさんに救けられた。お前は望まれていなかった。

お前がやったのはただの人殺しだ。」


「確かに〜!!言えてるぅ〜!!」


飄々としているアビスに我慢が出来なくなったエクスはゼウスの神杖を手に持ち、それをナイフに変えて立てなかった足を無理矢理動かし刺そうとした。


「…刺さないの?」


あと数ミリで目に刺さるところで手を止めたエクス。


「…」


歯を食いしばり、その場に座り込む。

その隣にはネームレスが横たわっていた。


「お前と一緒なんて死んでも御免だ。」


「似合うと思うよ?おそろ。」


ニタリと笑うアビスは手を横に払う動作をとる。するとネームレスの下から謎の黒い空間現れ、音もなく落ちてしまった。


「ぁ…!」


「小細工なんて無駄だよエクス君?

君、もしくはアムル=オスクルムが死体を動かそうとした事なんてお見通し♡」


「まぁ、分かっていた上で泳がしていたなんて…とんだ性格の悪さですわね。」


「褒め言葉でぇす!じゃ、死体回収したから帰るね!ばいばーい!」


「【雷の繭糸】!」


逃がすまいと糸を放つも、アビスに触れた途端バツンと切れてしまった。


「!?」


「またね、エクス君♡」


そして完全に消えたアビスが居た場所を見ることしか出来なくなった。


「…。」


全員に重苦しい空気が伸し掛る。

最初に口を開いたのはメルヴだった。


〈私は…また…同じ過ちを…〉


「………。」


「反省会は後程、まずは帰ります。

メルヴ=メルヒェン。」


〈…はい。〉


「貴方は私の骸。これからも共に動き、贖い続けなさい。これがヴァルハラ所属のわたくしから骸なる貴方の罪へ下す罰です。」


〈拒否権なぞ無いでしょうに。〉


「えぇ、ネームレスの分まで扱きますわ。」


〈それは……頑張らないとですね。〉


眉を下げ笑う泣きそうな彼は全身から光が溢れ、アムルの指輪となった。

十字架に縋る骸骨のデザインの指輪を左手の親指に付けた。


「お前それ…」


ヨガミが何か言いたげだったことを先回りし


「あら、わたくしの物をわたくしが肌身離さず持ってはならないことありまして?」


と悪戯っぽく微笑む。


「いや、お前らしいや。」


「褒めても何も出ませんわ。

さぁ、帰りますわよ。シュヴァルツくん?」


「……うん。」


座り込んでいたエクスもシオンが頭を撫で、腕を引っ張り支えた。


「よう頑張ったな。素晴らしかったで。」


その一言がエクスの涙の蓋を開けた。


「う…うぅ……うぁあ…っ」


「よしよし。

ゼウスの腕の中で存分に泣けばええ。」


『うむ!私が胸を貸すぞマスター!

…だから帰ろう。』


頷いたエクスはゼウスに抱えられ、一行は箒に乗り城へ戻った。



「あぁびぃすぅ〜…」


「うげっノイジー怒ってる!」


「当たり前でしょうガ!!

アンタが助けてやれって言ったから赴いたのに結界に入れないしアンタがネームレス持ち帰るシ!!」


「ごめんて〜!!

ゼウスが結界張ってたんだよ〜!

僕とノイズが入れ替わった時にゼウスが結界解いたの!」


「ふン!どうだカ!

…貴方なら最初から結界に入れたのではないですか?

おかげで死んじゃったじゃないですか。」


「あの面子相手に死体だけでも持ち帰れたのは上々だよォ。」


「動けないとか言ったくせニ。

もういいです俺は寝ますんデ。」


「はぁいおやすみぃ〜♪」


ノイズがアビスの目の前から去る。

僅かな明かりしかないこの部屋はほとんどが黒かった。

ギシ…と椅子に凭れた彼は手すりに肘をつく。


「嘘吐いてごめんねノイズ。

結界は僕が先回りして張ったって言ったら怒るでしょ?」


視線を向けるのは白い棺。


「君にも触れさせたくなかったんだぁ。」


ふと立ち上がり、棺の中を覗き込む。


「やっぱり死んじゃっても顔は見えないねぇ。ナイフ1本で死んじゃう普通の人間のくせに。」


白い花に囲まれたネームレスの顔を優しくなぞる。


「このナイフ、特別製だから死んじゃうのも無理ないんだけどねぇ。」


顔から胸へ人差し指を動かす。


「僕ね、君の身体が欲しかったんだぁ。

悪魔の力を宿せるように作り変わった身体が。」


彼に言うように喋り続けるアビスは誰が聞いている訳でも無いのにも関わらず愛おしげな声のまま。


「僕、珍しく君との出会い覚えてるんだァ。

君はどうだったかな。」



荒々しく壊された建物から火の気配が完全に無くなり、呆然と立ち尽くしている彼の耳にいきなりこの場では不相応の明るく呑気な声が響き渡る。


「え、なになにィ?

君の顔どぉなってるのォ?!

面白ーい!もとから?生まれつき?」


「…!」


目の前には黒いローブのフードを目深に被った人物。それなりに背が高く声からして男だった。


「ふぅん…ねーえ?それってさァ人智超えてるよね〜!あ、もしかして悪魔の力かなぁ?」


「!」


「あはは!やっぱりぃ?」


ネームレスはフードの人物を殺そうと鏡の破片を沢山出現させ切っ先を向ける。


「わぁ!!待って!!

お願い待ってよぉ!!

僕も同じ類なんだよぉ!!」


「…なに?」


「だからぁ僕も、君と、同類。

あんだーすたん?」


「…」


「信用皆無〜。

じゃあねぇ、うーん…あ、ほいっ!」


指が鳴った瞬間、鏡の破片が全て灰のようにくすんで砂のようにボロボロと崩れてしまった。


「!?」


「召喚獣は居ないよぉ。

それでこんなこと出来るのは…ね。」


まだ疑いながらも手を下げたネームレスは男の話を聞くことにした。


「…何の用ですか。」


「いやぁー僕、とある組織所属の奴なんだけどぉ、ちょっと前にびっくりするほど人数減ってさぁ?メンバー募集中なわけ!」


「組織?」


「そう、世界撲滅を掲げる組織!

君はこの世界いらなくない?」


「…」


「周りを見てご覧よ!

君を愛する者、いなくなっちゃったね!

そんなこの世界を創り直せるとしたら?」


「そんなのできっこない。」


「人間だけならねぇ。

でも君も僕も人智を超えた力を持っている。

不可能なんてなっしーんぐ!

だから、ね?」


「…」


「よーし!交渉成立ぅ!!

僕の名前はアビス=アポクリファ!

君は?」


「無い。」


「ナイくん?」


「違う」


「自分で言ったのにィ!?

…あ、名前が無いのね。じゃあ

名無しくん(ネームレス)だ!名前けってーい!」


「…好きにしてください。」


「じゃーこんなとこ早くおさらばしよー?

ヴァルハラが来ちゃう〜」


「待って。先生を、先生だけは…!」


「せんせェ?ぉー…(わざと骨を全て遺して焼かれた死体、あれを意図的にやったのか…恨みやば。)」



「あの時、全部燃やさないのは恨みだと思ったけど…弔いの為とまた会う為にわざと遺してたんだねぇ。」


コンコンコンッ


「はぁーい!」


「アビス…?エンデュ。」


「んぁ?珍しいね!」


棺の蓋を閉じ、見えないところへ隠した後に扉を開ける。

立っていた白薔薇の眼帯を付けた男に微笑む。


「はぁいエンデュ。中入る?」


「ノイズ、とっても怒ってた…。

ご機嫌取り大変だからやめて。」


そう言ってすぐ帰ってしまったエンデュに呆気にとられる。


「言うだけ言って帰んのかァい。」


突っ込んでから扉を閉めた。


「はー…君の睨みは弟と何ら変わりないねぇ。こっわぁい。…ふふ、心配しなくてもまた会えるからね、エクス君?」



城へ戻り、ヴァルハラの部屋へ入るとニフラムとユリウスが待っていた。


「おかえり皆!」


「ご苦労様でした。

っはは!アムルが珍しく土埃被ってるとはねぇ!」


「良いですわね高みの見物は。

貴方が赴いていればボロ雑巾の不審者と間違えてしまう見た目になっていたでしょう。」


「おいおいこんな時に喧嘩すんなって…」


「ヨガミ君の言う通りだよ。

それに子供の前なんだから。」


ニフラムの視線を追うように全員がエクスへ目を向ける。


「…」


「随分と目が腫れているじゃないか。

大丈夫かい?」


「ニフラムさん、お子様に対して追及はナンセンスですわ。」


アムルに言われ「それもそうだね」と言ったニフラムはエクスの頭にポンポンと手を乗せ、目の前の椅子に座った。


「皆、本当にご苦労だった。

今日はもう遅いから報告は明日。

エクス君は労いを込めてゲストルームで休んでね。」


「…はい。ありがとう、ございます。」


「教師陣はどうする?」


ヨガミとシオンは目を合わせる。


「俺は帰ります。スピルカが問題児にもみくちゃにされてたかもしれないんで。」


「私の場合ヒメリアは問題ないですが…

自室でないと休めないので。」


2人の意見を聞いたニフラムはうんうんと頷き、解散を命じた。

兵士に促され部屋を出ようとしたエクスをアムルが呼び止めた。


「エクス君。」


「…」


「共闘して頂いてヴァルハラとして御礼申し上げますわ。」


「いえ、僕は何も出来なかったから…。」


「あら、とても謙遜されてますわね。

そんな所も素敵ですわ♡」


「謙遜なんかじゃ…頑張ったの、ゼウスだし。最後だって…」


俯くエクスの腕を強引に引っ張り、抱き寄せたアムル。突然の事で頭が混乱しているエクスに優しく話す。


「うわっ!?」


「貴方が五体満足で帰れると正直思わなかったですわ。ゼウス様に助けられながらも懸命にもがいた証拠を誇りなさい。」


「…はい。」


「さぁ、また明日会いましょう。

良い夢を。」


「アムルさんも。」


にこやかに手を振るアムルを疑いの目で見る者が1人。


「えぇ…?

あのアムル=オスクルムが人を抱き寄せ褒めるだなんて…本物ですか?」


「こんなに可愛らしいわたくしの偽物がいらしたらお会いしたいですわね、ユリウス君。」


「おや本物だ。

無事に帰ってこれたのですね。」


「死を扱うわたくしが死ぬはずありませんわ。」


まだまだ言い合いそうな2人をだるそうに止めるおじさんもまた1人。


「はいはいユーリ、アムルは疲れてるんだから喧嘩売らないの。」


「おや、別に売ってませんが。」


「よく言いますわ、では御機嫌よう。」


ツカツカと音を立てて部屋を出ていったアムル。音が遠のいてからユリウスが口を開いた。


「アムル、少し丸くなりました?」


「何かね。ホントにお世辞じゃなく褒めるなんて…明日は槍が降るかなぁ。」


「槍で済みますかね。」



兵士に案内された部屋はとても広く、天蓋付きベッドが真ん中を占拠していた。

夜食を持ってくるから待っててくれと言われ、取り敢えずそのベッドに腰掛けるエクス。無理矢理動かしていた足を見つめながら先程のことを思い出す。


「また目の前で人が死んだ。

僕の目の前で。死体すら守ってあげられなかった。」


足に雫が数滴落ちる。

己の不甲斐なさを悔い、ズボンを握りしめる。


「ネームレスは変わろうとしてたのに…

罪を償おうとしていたのに…」


コンコンコンッ


「エクス、ヨガミだ。今いいか?」


ドア越しの声に慌てて涙を拭き、開けに行く。


「よ。ゲストルーム広ぇなぁ。

入っていいか?」


「ど、どぞ。」


「おじゃっしゃーす。」


エクスの横を通りベッドへ向かう。

エクスもついて行くと彼はベッドに座った為、隣に座る。


「明日さ、ズル休みしてちょっと付き合ってくんね?」


「え、ズル…?」


「教師権限で公欠にしとくからさ。」


「はぁ…。」


煙草の箱を取り出したが、エクスの隣且つゲストルームという事を思い出し指で押して仕舞い直す。


「お前のおかげで姉貴や家族に顔向けできる。ありがとな。」


「僕は何もしてません。」


「んな訳あるか。

動けない俺の事護ってくれたの、嬉しかったんだ。」


「…」


「普通逆だろってな。はははっ」


話しても浮かない顔のエクスの肩を抱き寄せ、溜息を吐く。


「カッコ悪ぃな俺。

生徒の1人も笑わせられねぇとは。」


「ちが…」


「いいかエクス。

何がどうあれ、全員お前に助けられた。

それを否定しないでくれ。

お前は凄いよ。」


「ネームレスの近くまで行ったのに助けられなかった…目の前で…僕が取り返せてたらシュヴァルツさんの治療受けれたのに…」


「お前の相棒とアスクレピオスが動かなかったのは何でだと思う?」


開いていた口を閉ざして俯いたエクス。


「……」


「お前の考えている通りだ。

あの時のシュヴァルツは珍しく冷静さを欠いていた。」


「そう、ですね…。」


「昔の俺そっくりだった。」


「え?」


エクスが聞き返すとヨガミはニヤリと笑い立ち上がる。


「じゃ、続きは明日!

しっかり休めよ!」


一方的に居なくなったヨガミを呆然と見ることしか出来ないエクス。


「明日…何するんだろ。」


考えているのも束の間。

急にメイドと執事の格好をした人物達複数人に囲まれ、風呂場へ連行され、身体を洗われたあとで高そうな食事を出された。


「えっと…?」


「ニフラム様からです。

最高級の労りを、との命でして。」


「は、はぁ…い、頂きます…。」


立食パーティーの際にエクスが気に入ったものばかりが置かれていたテーブル。

フォークとナイフを扱うものばかりで手が震える。更に他人の視線が刺さってくると尚更だった。


「あ、あの…僕、慣れてなくて…その…」


「失礼致しました。只今お分け致しますね。」


「あ、ちが、違うんですぅ〜っ!」


エクスの叫びも虚しく、終わるまで赤子のような食事法を取られ恥ずかしさのあまりベッドへ飛び込んだ。


「これなんてプレイ?赤ちゃんプレイ?

いやいやいや…この歳で!??」


自問自答している間にも優しく包まれている身体。

寮の物とは違い遥かに良質なそれに羞恥心に苛まれていたエクスは微睡み、意識を手放すまで1分もかからなかった。

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