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顧問の先生が素手で幽霊を殴るんだが、どこかおかしいのだろうか?  作者: くろぬか
本編

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草加家 7

 先日時間間違って上げちゃった。

 通知とか出てたらすいません、本日上げ直しました。


 真っ青な海、優しく髪を撫でる潮風、雲一つない青空。

 だというのに、目の前には戦場が広がっていた。


 「ホラホラじゃんじゃん食いな! 肉も魚もその他諸々も腐る程あるよ! 俊君って言ったっけ? オラ、ステーキ肉焼けたよ!」


 「ありがとうございます! いただきます!」


 バーベキューと言えばアレだ。

 カットしたお肉を串に通して、野菜とかと一緒に食べる物ではなかっただろうか?

 今現在弟が受け取ったお肉。

 文字通りステーキだ、鉄板とかに乗るべき姿をしている。

 その大物をカットすることも無く、一枚丸ごと俊の手にした紙皿にデンッと乗せるとおばさんは満面の笑み。

 弟も弟で、目の前の強敵に屈する事なくそのままかぶりつく。

 さっきから私たちも頂いているが、中々どうしてお高いお肉様なご様子。

 噛み千切るのに苦労する事など無く、おいしく頂いている。

 しかし我々女性陣と違い、彼等男性陣は明らかに量がおかしいのだ。

 俊、それ何枚目? なんて遠い目をしながら眺めている最中、彼は豪快に大きな肉を口に含むとワイルドに噛み千切ってモグモグしている。

 とてもおいしそうに食べてるし、まぁいいか。


 「ホラそこの……えぇっと、テントウ虫君! アンタも兎みたいに野菜食べてないで肉食いな肉!」


 「カブト虫です!」


 「あ、ついに認めた」


 なんてやり取りをした後、天童さんのお皿にも巨大なお肉様が降臨なされた。

 本人は若干引きつった笑顔を浮かべているが、食べきれるのだろうか?

 そして残る二人の男性陣は……


 「アンタ! 焦がしたら承知しないよ!? お嬢ちゃん達に食べさせるスペアリブなんだからね!」


 「任せとけ……フッ、焦がした事なんざ今まであったか?」


 よくわかない感じに夫婦円満していた。

 あの人絶対普段から料理してるわ、ていうか家事してるわ。

 そしてもう一人は……


 「なぁこっちのスペースでイカ焼いていい? あ、あと豚肉くれ。 牛ばっかだと脂っこくてな」


 この上なくマイペースだった。

 どんだけ食べるんだこの人、さっきから箸が止まる事がない。

 まさかこんな調子で八咫烏食ったんじゃないだろうな?

 罰当たりもいい所だぞ。


 「おばさんピーマン焼いていい!? これ凄く美味しい!」


 「おぉドンドン焼きな! ウチの畑で採れた野菜だ、旨いだろう!?」


 もう一人いたわ、マイペースなケモミミ娘が、今は生えてないけど。


 「なんというか、凄いですね……フードファイトしてる気分です」


 男性陣の勢いに終始押されっぱなしの鶴弥さんが、それこそ兎のように焼きキャベツをモシャっている。

 見た目は完全に小動物と化している、なにこの可愛い生物。

 なんてやってる内に、一人足りない事に気が付いた。

 我らが副顧問はどこへいったのだろう?

 先程肉を焦がして、役割をおばさんに奪われた所までは記憶しているが……


 「ふむ……もうちょっと城壁を大きくして……」


 居た、砂浜で一人何かしてる。


 「コンセプト的には中世っぽい感じが良かったんだけど……おかしいな、ロンドン塔みたいなってきた……」


 なにやらお一人様遊びをなさっているご様子で、彼女の前にはどう見てもどこぞの観光名所、どっかの誰かが未だ亡霊として彷徨っているという噂の建築物が出来上がっていた。

 器用だなオイ。


 「ま、まずい! 波が! 草加くーん!」


 「ふんっ!」


 彼女が一声かければ、さっきまで肉を頬張りながらイカを焼いていた男が、ビーチバレーの選手の様な綺麗なフォームで迫りくる波から砂のお城を守っていた。

 こいつら、全力で楽しんでやがる。


 「椿先生なにそれ! 凄い!」


 おばさんから渡された串焼き片手に、夏美が走っていく。

 もう片手には、二人分のお酒のおかわりを用意して。


 「なんというか……慣れませんね、こういうのは」


 なんてぼやきを漏らすと、隣の鶴弥さんが全力で頷いていた。

 今度は焼き人参をポリポリしている彼女は、今や完全に草食動物だ。


 「せっかくだし、皆で少し泳ぎませんか? 腹ごなしもかねて」


 「ふぁっ!?」


 どうやら同類だと思っていた彼女も、リア充の仲間入りを果たしたご様子。

 存分に楽しんでくるといい。


 「姉さんも行かない? 食べてばかりじゃまた出る所が余計に出ちゃうよ?」


 そこは太るよ? とか言う台詞を吐くべきじゃないだろうか弟よ。

 とはいえお邪魔するつもりはないので、お肉様をモグモグしながら首を横に振った。


 「そっか、他の皆も誘おうと思ったんだけど、何か向こうは向こうで楽しそうだし……あれ? エッフェル塔が立ってる……」


 弟の視線を追いかけ先生達の所に目を向ければ、何故か再現度の高い建築物が増えていた。

 アイツら本当に何やってるんだ?


 「まぁ、今日くらいは羽を伸ばしましょう。 俊も私を気にせず遊んできていいですよ?」


 「ん、了解。 姉さんも楽しんでね? 先生ならちょっと泳ごうって言えば絶対付いてくるから」


 「……頑張ってみます」


 苦笑いを浮かべながら、弟は鶴弥さんと共に海に突撃していった。

 鶴弥さんが波に攫われていた様にも見えたが、まぁ俊が付いていれば大丈夫だろう。

 なんて、人の心配ばかりしている状態でも無いだろうに。

 乾いた笑いを浮かべながら、残ったお肉を口に含んだ。


 「言っただろう? 笑えって」


 未だに色んな物をジュウジュウ焼きながら、おばさんは笑った。

 その隣では必死でスペアリブを齧ってる天童さんと、寂しそうに自分が焼いたお肉を齧るおじさんの姿。

 とりあえず一本貰っておこう、ちょっと可哀想だ。


 「浬! スペアリブとイカが焼けたよ! 取りに来な!」


 おばさんの一声を聞くと、お城の防波堤が役割を投げ捨てて戻ってきた。

 背後からは「あぁぁ! 私の城がぁぁ!」なんて叫び声が聞えたが、頑張って作り直していただこう。


 「これ食ったら皆で遊んでおいで、片付けは年寄り二人でやっとくから」


 「いえ、流石にお手伝いくらいは……」


 「いいから、こういう時は遠慮しないで遊んできな」


 ニカッと笑うおばさんに、申し訳ない気持ちを抱きながら小さく頷いた。

 なんか、凄い親御さんしてる感じがする。

 こういうのは経験した事が無かったから、素直に先生が羨ましい。

 当の本人は怒涛の勢いで肉とイカを平らげているが。


 「おじさーん、スペアリブまだあるー?」


 我らが建築物を波に攫われた二人も、大人しく戻ってきた。

 片方はやけに気落ちしている様子だが。


 「最後に写真でも撮ろうかと思ってたのに……一瞬で消えてしまった……」


 副顧問は全力で海を楽しんでいる、流石にリア充慣れしておられる。

 そんな私達に、それはもう嬉しそうな表情のおじさんがスペアリブを配ってくれた。

 天道さんは食べすぎの様でぐったりしているが、彼のお皿は綺麗に骨だけが残っている。

 頑張った、君は頑張ったよ。


 「そろそろ海にでも入るか? お前らこっちに来てから飯食っただけだしな」


 あっという間に目の前の食材を胃袋に収めた先生が、缶チューハイを飲みながら口を開いた。

 向こうからお誘いが来るとは思っていなかった私は、返事をしようとして盛大にむせ込んでしまった。

 ゲホゲホしている間に、元気のいいケモミミ娘とアダルティー副顧問が手を上げる。


 「行きます行きます! 海で泳ぐの久しぶり!」


 「ん、私も行く。 そんな深くない所までだけど」


 「あれ? 椿先生カナヅチ?」


 「いや泳げるよ? ただお酒飲んじゃったからね?」


 なんてやり取りをしている二人の隣からも、プルプルと弱々しく手を上げる人物が。


 「お、俺も行く……ここに居たらフードファイトが終らなそう……腹ごなしも兼ねて、緩く遊びたいです……」


 この人、大丈夫だろうか? 普通に心配になるレベルの天道さん。

 その隣に居るおじさんには「良く食い切ったな! いいねぇあんちゃん!」なんて、随分と気に入られた様だ。

 これは夕飯もとんでない量が用意される気がする。

 がんばれ我らがカブト虫君。


 「ほら、ボケッとしてねぇでお前も早く食っちまえよ。 行くぞ?」


 未だにスペアリブを手に持ちゲホゲホしていた私に対して、先生は当然の様に振り返った。

 名乗り出た訳ではなかったが、当たり前みたいに頭数には入れてくれていたらしい。

 なんというか、うん。

 結構うれしい。


 「なんだ? もしかして腹いっぱいか?」


 手に持ったお肉様をいつまでも口に運ばず、口を押えている私に焦れたのか、先生が眉を潜めて近づいてくる。

 別に食べられない訳ではない、未だに喉の奥にくっ付いた香辛料のお陰でむせ返しているだけなのだ……

 なんて反論をしようとしたその時。


 ガブッと、私の手に持ったお肉を、彼が捕食した。

 え? 何してんのこの人? それ私の食べ掛け……


 「ホラ行くぞー」


 用は済んだとばかりに、海に向かって歩いていく後ろ姿。

 キシャー! と今にも耳が生えてきそうな勢いで私を威嚇している夏美。

 その手があったか……なんて項垂れている椿先生に、真っ白に燃え尽きている天道さん。

 そして顔から湯気が出そうな程熱を持った私は、手に骨を持ったまま固まっていた。


 「ほらお嬢ちゃん達行っておいで。 バカ息子だけで行かせると、一人で深海まで遊びに行っちまうよ?」


 クククと笑いながら、冗談交じりにおばさんが笑う。

 私の手に残った骨もひょいっと回収され、シッシッと手を振られてしまった。

 はい、では、はい、行きますか。

 先生お酒飲んでるし、ちゃんと見ておかないとね? 深海に行って溺れられても、助けられないしね? 仕方ないね?

 よく分からない思考回路をまき散らしたまま、私はフラフラと彼の後を追った。

 とにかく海に入って頭を冷やそう、そうしよう。

 そうじゃないと多分、私が溺れそうだ。


 「若いねぇ」


 なんておじさんの台詞を聞きながら、私たちはゾロゾロと海に向かって歩いて行った。


 ————


 「とったー!」


 ザバンッ! と盛大な音を立てながら、夏美が海面から顔を出す。

 その手には中々に大きな魚の姿が。

 お前絶対海の中で耳出しただろ、どうせ見られないとか油断しまくって、その身体能力を遊びに使っただろう。


 「とったぁぁー!」


 その背後から、更にデカい魚を掲げた先生が浮上した。

 お前らはまだ食材が欲しいのか。


 「潜るなとは言いませんけど、加減してくださいね? お酒飲んだ後なんですから」


 しばらく海に浸かっている内に冷えてくれた頭は、今では何とか普通に会話できるくらいには復帰した。

 あのまま海に潜ったら、多分私は帰って来なかっただろう。

 きっと呆けている内に漂流していた気がする。


 「自分で言った事を注意されてやんのー、もう少し大人しくしてなさいよ」


 ケラケラと笑う椿先生もちょっと危なっかしい。

 いい感じにお酒が回っている様で、さっきから行動と言動がなんか幼稚だ。

 今はまだ腰より下くらいしか水位がないけど、これ以上深くに行かせたら危ない気がする。

 私と一緒に漂流してしまいそうだ。


 「んじゃ最後にもう一回潜ってくるわ」


 「私もー!」


 元気な二人組が再び海の中に消えていった。

 どうか深海までは到達しない事を祈るばかりだ。


 「なんで二人とも素手で魚取ってるの……? 訳わかんないんだけど……」


 ただ一人の常識人、天童さんが信じられないモノを見る目で彼等が消えた水面を眺める。

 キャッチアンドリリースされた魚達が、何故か天童さんの周りで泳いでいるのかも謎だ。

 やはりモテる人は何にでもモテてしまうのだろうか。


 「ふと思ったんですけど」


 「どしたの? 黒家さん」


 「泳ぐ以外の場合、海ってどう楽しんだらいいんでしょう? 水をかけ合うとか? キャッキャウフフとか言いながらやれば楽しいモノなんでしょうか?」


 「本当にストイックな性格してるよね黒家さん。 まあホラ、テンション上がれば何やってても楽しい、的なアレじゃないかな? 試しに俺と水のかけ合いでもしてみる?」


 私の問答に律儀に答えてくれた天童さんが、ビッ! と親指を立てながら、そんな提案をしてきた。

 ふむ、リア充思考の彼の言う事なのだから、多分間違いはないのだろう。


 「では」


 「え? お、マジで? よし来い!」


 グッと下半身に力を込める様に立ちはだかった彼に対して、ていっ! という掛け声と共に、水をすくって投げつけた……つもりだった。


 「……あれ?」


 「ぷっ、嘘でしょ黒家さん。 貴女遊び慣れしてないにも程が……」


 隣で見ていた椿先生が、必死に笑いを堪えている。

 だがそれも仕方ないだろう、私が繰り出したのは”水をかける”という行為ではなく、”水滴を飛ばす”程度の威力しか発揮しなかった。

 おかしいな、もうちょっと力を入れた方がよかったのかな。

 それともあれか、掌を真っすぐ伸ばしていたのがいけなかったのだろうか。

 かける、というよりすくって投げるというイメージの方がいいのだろうか?


 「俺の人生に……一片の悔い無し……」


 「あ、別の意味で効いたみたいだよ? 良かったね黒家さん」


 数滴の水を浴びた天童さんが、とてもいい笑顔で右腕を掲げながら海に沈んでいった。

 最後に沈む右腕は、グッ! と親指を立てて、ゆっくりと沈んでいく。

 なかなかどうして、芸が細かいではないか。

 確かにこれは、ちょっと楽しいかもしれない。

 なんてやっている私達の近くから、再び凄い勢いで水しぶきを上げた二人が顔を出した。


 「「 とったぞー! 」」


  はいはい今度は何を……


 「捕獲されました……」


 「まさか海の中でこうも簡単に捕まるなんて……無念です」


 二人の肩にはそれぞれ一人ずつ乗客がおられた。

 よく知ったその顔が、悔しそうに歪んでいる。


 「キャッチアンドリリースで」


 「よし分かった」


 「え、ちょ、姉さん何言って……」


 弟の言葉が最後まで紡がれる事は無く、肩に担いだ俊を先生は思いっきり沖に向かって放り投げた。

 おかしいな、アレでも結構鍛えてるし、中々に体重はあると思うんだけど。


 「おわああぁぁぁぁ!」


 なんて悲鳴を上げながら、宙を舞った弟がやがて海に墜落し、水しぶきを上げた。

 あ、なんかちょっと楽しそう。


 「草加先生! 私も私も!」


 目をキラキラさせた夏美が、鶴弥さんを担ぎながら先生の元へ移動する。

 どうやらケモミミ娘はここ最近で筋力が上がったらしい。

 耳を生やしてないのに結構余裕な表情で鶴弥さんを運んでいる。

 もしくは鶴弥さんが異常に軽いのか……それも見た感じちょっとありそうだが。


 「その前に、だ。 鶴弥ー? いくぞー?」


 「嘘ですよね? 待ってください。 私はこういうの慣れていないというか、俊君でさえあそこまで飛んだんですよ? 私の体重だとそれこそどこまで飛ぶか……ウキャアァァ!」


 盛大に放物線を描いて、鶴弥さんが飛んでいった。

 多分弟の倍くらい飛んでる気がする。

 大丈夫かアレ……


 「オラ、次はお前だ」


 「ブハッ! な、何でバレた!? 俺水中に居たのに、ってオワアアァァァ!」


 片脚を持って水中から引っ張り出された天道さんが、ジャイアントスイングをうけた後、ポーンと放り投げられてしまった。

 他のメンツと同じように、良い勢いの水しぶきを上げながら着水する彼は誰よりも早く水面から顔を出した。

 流石、リア充の申し子である。

 しばらくしてから俊に回収された鶴弥さんも顔を出し、何やら遠くで叫んでいる。

 元気そうなので大丈夫だろう。


 「草加先生! 次私!」


 「そぉい!」


 「ひゃっほー!」


 多分一番まともな形だったと思う。

 投げる方も、投げられる方も凄く楽しそうだ。

 とは言え宙を舞いながら着水姿勢を取る夏美も、相当な身体能力な気がするが。


 「私も私もー!」


 「おーい黒家弟! 酔っ払いが行くぞー回収してくれー!」


 「了解しましたー!」


 「ちょっと! いくらなんでもその言いぐさは——」


 「——ハンコかサインをお願いしますねぇ! 御届け物でーす!!」


 「わあああぁぁぁぁ!」


 ドポーン! と再び盛大な水しぶきが上がる。

 数秒と経たないうちに、弟の背中におんぶされた椿先生が顔を出す。

 なんともまぁ、皆元気だ。


 「ホレ」


 「え?」


 乗れ! とばかりに右腕を水面すれすれに掲げる先生。

 まあ流れ的には分かっていたが、やっぱりこうなるのか。

 座ればいいのかな、腕に。


 「し、失礼します……」


 「尻」


 「変態! ってうわっ……!」


 悪態をついた瞬間に、私の体は宙を舞った。

 今まで感じたこと無い浮遊感に、ちょっとだけ胸が高鳴った。

 なるほど、確かにいいかもしれない。

 普段は出来ない経験、下らない事でも笑える環境。

 私にとって無縁だと思っていたソレは、結構心地の良いモノだった。


 「悪く、ないかもしれませんね」


 海の楽しみ方を知った直後に迫りくる水面。

 あれ、これってどうしたらいいんだろう?

 なんて考えている内に、盛大な音を立てながら海水の中に突っこんだ。

 水面というものは私が想像していた以上に痛いと言う現実を、本日身を持って知ることになった。


 次回から『上位種』編に入ります。

 お待たせしました、やっと怪異です。


 作品とはあまり関係がありませんが、昔職場で「携帯ってなんの事いってるんですか? スマホの事ですか?」って言われたことがあります。

 携帯、電話、メールとかの言い回しをすると古いのかなぁと思って、本編ではスマホや通話、メッセージという言葉を使っていますが、やっぱりそっちのほうがしっくりくるのかな?

 ちなみに物理おっさんだけは、たまに古い方を使ってます。

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