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顧問の先生が素手で幽霊を殴るんだが、どこかおかしいのだろうか?  作者: くろぬか
本編

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草加家 4


 「とまぁ、こんな感じのお話でして」


 「ふーん」


 一通りオカ研で今まであった事を話し終え、返ってきたのはなんとも気のない返事だった。

 もう少しリアクションが欲しい所なのだが、目の前に座る伊吹さん……本人からはおばさんでいいと言われたが、彼女は静かにお茶を飲み始める。

 今までにない展開だ、どうしようコレ。

 なんて悩んでいる内に、おばさん「それで?」と首を傾げる。

 出来れば何がそれで? なのか具体的に仰って欲しい所なのだが……


 「えぇっと、お嬢ちゃん達の事は分かったんだけど、結局何が聞きたくてここまで来たのかと思ってね。 そっちの鶴弥麗子ちゃんだったかね? 彼女の家でウチの刻印が入った壺が”蟲毒”だったから文句を言いに来た。 って訳でもなさそうだしねぇ、それとも呪具の作り方でも聞きに来たのかい? だとしたら無駄足だったねぇ」


 「というと?」


 「確かにそういった類の品物である種有名になった”草加”の家だけどね、今じゃ”作る側”の人間はもう誰も残ってないんだよ」


 わはは、と盛大に笑いながら皆のお茶のおかわりを注いでいく。

 詰まる話”草加の呪具”なんてのは過去の遺物で、現在はまるで関わっていない、という事でいいんだろうか?


 「欲しいなら蔵にいくらか放り込んであるけど、大したモンは残ってないねぇ。 精々呪った相手がタンスの角に小指をぶつけて痛い思いをする、くらいな力しかないだろうねぇ」


 「逆にちょっと気になりますねソレ……ってそうではなくて、今はもう草加の家は呪術とは関係ない、という認識でよろしいんでしょうか?」


 だとすれば先生に抱いていた疑念は綺麗さっぱり無くなる訳で、私としてはありがたい話なんだが。

 結局振り出しに戻るというか、物理特化でちょっと幽霊をぶん殴る顧問率いる部活動という最初の形に戻るだけだ。

 それが普通というのかは、最近自信が無くなってきているが。


 「関係無くはないねぇ。 ”作る側”が居なくなっただけで、未だウチはそういったモノと付き合ってるよ?」


 「過去に作られた呪具を使ったり、誰かの手に渡したり……という事ですかね?」


 ギリッと奥歯を噛み締める音が響く。

 さっきまでもう一押しで安心出来そうな内容だったのに、簡単にひっくり返ってしまった。

 この場で可能な限り情報を仕入れておきたい身の上としては、出来れば冷静な状態で話が聞きたかった。

 だがもしも、この人達や先生が姉さんの件に関与していたりしたら……多分私は冷静では居られなくなる。


 「……お聞きします。 3年前の夏、”黒家茜”という人物に対し、貴方達は呪具を使ったり、誰かの手にそう言った”モノ”を渡した経緯などはありますか?」


 「あぁ……もしかしてアンタ、あの祠の前で亡くなったお嬢さんの妹さんかい?」


 「——っ!!」


 ガタンッ! と目の前の机をひっくり返す勢いで立ち上がり、そのまま彼女に殴りかかろうとした。

 コイツだ、目の前のコイツが、姉さんを殺したんだ。

 そう考えただけで頭に血が上り、飛び込もうとしたその瞬間、隣に居た夏美に取り押さえられてしまった。


 「巡! なにしてんの!? さっきから話が分かんないんだけど、どうしたっていうの!?」


 「は、放せ! コイツが、コイツらが姉さんを!」


 「本当に何があったの!? ちゃんと分かるように話してよ!」


 湯呑もお茶請けも盛大に吹っ飛ばしながら、テーブルに押し付けるように私を拘束する夏美。

 普通の状態では抑えるのが厳しいと判断したのか、”狐憑き”の姿になってまで、抵抗する私を押さえつけていた。

 普段なら頼りになる力だが、こういう時ばかりは忌々しいと感じてしまう。


 「ちょ、ちょっと黒家さん? 落ち着いてって! 急にどうしたのさ?」


 「黒家先輩……どうしたんですか? ちょっと状況に付いて行けないんですけど……亡くなったって、”黒家茜”って一体……」


 残る二名も困惑の声を上げながら、どうしたものかとオロオロしている。

 忌々しい、全部が忌々しい。

 どす黒い感情が湧き上がり、無意識の内に『感覚』を広げていく。

 体から滲み出る黒い霧。

 普段見ている”ソレ”と比べて、随分と密度の濃い霧が取り押さえている夏美の腕に絡みついた。


 「巡!? ”コレ”なに!? なにしたの!?」


 流石は『眼』の持ち主だけある。

 いち早く気づいた夏美が悲痛な声を上げた。

 しかし、彼女の手は私を放してくれない。


 ——ハナセ、ハナセ!


 「え? 今の声って、黒家先輩? え、でも何で? こんな声……これじゃまるで……」


 近くで鶴屋さんの声がする。

 怯えた様子で、震えた声を絞り出していた。


 「え、っと。 ゴメン黒家さん! ”止まれ!”」


 天童さんの声を聴いた瞬間、ビクンッと大きく体が震えたかと思うと、身体の自由が効かなくなってしまった。

 あぁ、これが『声』の異能か……まさかこの身で体験する事になるとは思わなかった。

 なんて気の抜けた感想を抱いている内に、黒い霧は体の中に収まっていく。

 それと比例する様に、心の中のどす黒い感情が消えていくのが分かった。

 おかげで、随分と頭が冷静さを取り戻した。


 「……本当に、本当に申し訳ない事をしたね。 今更頭を下げても許してもらえるなんて思ってはいないけど、この通りだ……恨むならどうか、私だけにしておくれ。 ”アレ”を取り逃がしたのは、私の責任だ」


 やっと身体の自由が戻ってきたという所で視線を上げると、目の前には伊吹さんが額を畳にこすりつけていた。

 その光景に誰も口を開く事が出来ず、しばらくの沈黙が訪れる。


 「詳しく……聞いてもいいですか?」


 のろのろと身体を起して、元の位置に座り直す。

 それに合わせるようにして、彼女も状態を起し私と向き合った。

 申し訳なさそうな表情を浮かべ、視線を下に落としたまま。


 「アンタのお姉さんを殺した怪異。 ソイツはウチの先祖のなれの果てなんだよ。 呪いに溺れ、終いにゃ自分自身にまで呪いをかけて、人の身を捨てちまった。 正真正銘の化け物さ。 ”妖怪”とも呼べるソイツが堕ちたその名称が——」


 「——烏天狗、ですよね」


 黙っまま、彼女は首を縦に振った。


 ”烏天狗”

 翼を生やしたソイツの姿は、今でも瞼の裏に焼き付いている。

 あの晩、高笑いを浮かべながら姉を殺し、私に呪いをかけた老人。

 思い出すだけで不快になるその姿は、今でもはっきりと覚えている。


 「山の中に烏天狗が出る、なんて噂を聞きつけてね。 あの晩私は、噂の場所に椿の婆様と一緒に向かったんだよ」


 「椿って……さっき私が話した椿であってますかね? 椿奏ってお婆さんの事で」


 「あぁ、その人だよ。 あの人とは結構長い付き合いでね、祓い切れないと判断した時なんかには一緒に来てもらってるのさ。 ほら、コレなんか見た事あるんじゃないのかい?」


 そう言って、腰に差していた一本の扇子を机の上に置いた。

 ゴトッと重い音を響かせながら、どこかで見た鉄扇が鈍い光を放っていた。


 「あ、これ。 椿先生のお婆ちゃんが持ってたのと同じ」


 「私をぶん殴ろうとした鉄扇ですね。 あまりいい思い出はありませんけど」


 しげしげと眺める夏美の言葉に、悪態交じりで返事を返した。

 とてもじゃないが良い思い出の品にはなり得ないソレである。

 しかし、何故こんな物がここに?


 「これはね、”草加家の呪具”の一つなんだよ。 ただし、昔とは逆の意味のね」


 「逆?」


 意味深な言葉を吐いた彼女は、スッと綺麗に頭を下げると、改めて口を開いた。


 「現在の”草加の家”では、呪いを殺す為の呪具を作っております。 言い方を変えれば”祓う為”の道具屋、と言ったところですかね」


 再び、話はちゃぶ台をひっくり返したような急展開を迎える。

 という事は何だ? 私は早とちりでこの人に襲い掛かり、挙句”お仲間”とも言える人物に対して襲い掛かったのか?

 もう、訳がわからない。


 「詳しく、お願いします……」


 諦めた様な、脱力したような声が、部屋の中に響き渡った。


 ————


 「ふぉぉ、何ですかコレ。 ウチの蔵と似たり寄ったりです」


 「すげぇ……なんかこう、浪漫がある……」


 よく分からないテンションで、鶴弥さんと天童さんが蔵の中へと飛び込んでいった。

 現在は草加家の蔵の前、何故こんな事になったのかと言えば。


 「とりあえず、一度外の空気でも吸って落ち着てから話しましょう。 例の残ってる呪具とやらもお見せ出来ますし」


 なんていうおばさんの一言から始まり、今に至る。

 隣に立つ夏美からは険しい視線を向けられるし、続きを聞こうにもこの状況ではなかなか切り出せない。

 本当に、どうしてこうなった。


 「ほら、早瀬夏美さん……でしたよね? 貴方も何か見つけておいで? きっと役に立つ物があると思うよ?」


 優しい笑顔で蔵の中へと導こうとする彼女に対して、夏美はうぐっ……と良くわからない言葉を発して、再び私を睨んだ。

 何故睨む、さっきの事をまだ怒っているんだろうか。

 やれやれと肩を竦めながら、彼女に向かって視線を投げると、ふてぶてしい顔をしながらその口を開いた。


 「もう……暴れたりしない? 変な黒いのも出さない?」


 どうやら私の見当違いだったらしい。

 こんな状況でさえ、彼女は私の事を心配してくれているようだ。


 「約束します。 大人しくしていますよ」


 そう言うと、彼女は満足そうに微笑んだ後二人の後を追った。

 何だかんだで、蔵の中身に興味があったみたいだ。

 まあ普段見れないもんね、こんな石造りの蔵自体。

 なんて事をやっている内に、隣に立つおばさんが声を掛けてきた。


 「良い友人ばかりですね、羨ましい限りです」


 「別に……普通です」


 今まで以上に優しい表情で微笑む彼女に対して少しだけ恥ずかしくなり、顔を背けた。

 しかし彼女は気にする雰囲気もなく言葉を続けていく。


 「その”普通”が、あの子にはありませんでした」


 「えっ?」


 声から伝わる温度の変化に驚き思わず振り返ると、そこには一見先程と変わらないが、悲しい笑顔の女性がこちらを見ていた。


 「息子の事を聞きに来たんでしょう? 皆さんが居ると話づらいのかと思いまして」


 相変わらず心を読まれているのではないかという程、事態を都合よく進めてくれる。

 どうしたら、こんな風になれるんだろう。


 「あの子は”先祖返り”とでも言ったら良いんでしょうか? それくらい”そういうモノ”に対して強い力を持った子として生まれてきました。 今では廃れつつある”草加の家”で、唯一その身一つでも悪霊を祓える力を持っていたんです」


 私の返答を待たず語り出した彼女。

 その顔は辛い過去を思い出すかのように、悔しさに染まっていた。


 「当時は既に、草加の残した汚名を晴らそうという話でまとまっている時期でした。 そんな中あの子は生まれた。 皆があの手この手と考えてやっと祓える呪具に対して、あの子はその手を触れるだけで祓っていきました。 そのやっかみもあったのでしょう、浬は”忌み子”と周りから呼ばれていました」


 私も呼ばれていた蔑称。

 その言葉を聞くたびに心はささくれ立ち、暗い気持ちになった。

 でもそれは”カレら”や”アイツ”から呼ばれたに過ぎない。

 先生の場合は、生まれた時からそんな環境に居たみたいだ。


 「しかし彼等の言葉も間違ってはいませんでした。 今では捨てたい過去、先祖が残した汚名だったとしても、草加の家で一番の罪を犯した人物と同じ”異能”を持っていたのですから」


 「……は? え、その人物ってまさか」


 「今では名を呼ぶことすら禁じられています。 貴女の仇とも言える、妖怪に身を落とした人物です。 彼もまた触れるだけで”怪異”を屠る事が出来た。 だからこそ、自分は大丈夫だ、特別だと勘違いしたのでしょう」


 相手をする分には、私たちには関係ない事なのかもしれない。

 この場には”生きている”人間しかいない、その異能があったとしても本領は発揮できないだろう。


 ……だが本当にそうか?

 草加浬という男がもう一人居たとしよう。

 先生が物理特化なのは分かっているが、もしも相手も同じだったら?

 もしくは『腕』の異能が先生よりも強く、触られただけで私達の”異能”まで消すほどの人物だったら?

 最悪の事態を想定するなら、それくらい考えるべきだ。

 だって私たちは、”普通”の生きている人間とは違うのだから。


 「あの夜私は浬の車で送迎してもらって、現地で椿と合流しました。 そして山に踏み込んだ途端、境界……貴方達は『迷界』と呼んでいるんでしたっけ? その世界に迷い込みました。 歩けど走れど、目の前に広がるのは樹海のような光景ばかり。 正直心が折れるかと思いましたよ」


 ハハッと乾いた笑いを漏らした彼女は、俯いて真っすぐ足元を見ている。

 まるで当時のソレを思い出しているみたいに。

 彼女の視線には、自分の足が泥に塗れて汚れているように見えているのかもしれない。


 「歩き疲れて、喉が渇いて、それでも”ソイツ”が見つからない。 そんな時でした。 今までの苦労が嘘の様に視界が晴れ、目の前に目指していたはずの祠が見えたんです。 そこには少女を抱いたまま息を引き取ったお姉さんと、抱かれた貴女が倒れていました」


 「……」


 当時の事、というかこの人達に出会った事は覚えていない。

 終わらない苦痛と、絶望的な光景を前に、私は途中で意識を失った。

 ただ目が覚めた時、氷の様に冷たくなった姉をこの腕に抱いていたのは覚えている。

 その事実と、今でもこの手に残る冷たさを肌に感じて、当時の私は再び意識を手放したのだ。

 彼女達が助けに来てくれたのは、きっとその後だったんだろう。

 この人達を見た覚えなんてまるでない。

 次に目覚めた時は、もう既に病院の天井を見上げていたのだから。


 「椿は駄目だったと分かるとすぐに引き返しました。 あんな強面をしている癖に、看取る勇気はないんですよ……そしてその後すぐに、待ちくたびれた浬が祠の所までやってきたんです。 現場を見た息子はすぐ救急車を呼び、それさえ待てなかったのか貴方達を担いで病院に向かいました」


 「あの場に、先生が?」


 意外だった。

 高校に入ってから再会したとばかり思っていたあの人と、その時点で会っていたなんて。


 「多分あの子が森に入った事で『迷界』に綻びが生じたんでしょう。 そして外傷は無いにしても、生者とは思えぬほど冷え切った貴女を、急いで病院に運んだのも息子です」


 なにそれ、詰まる話高校に入学して顔を合わせた時、彼はもう私の事を知っていた。

 というか覚えていた可能性だって出てくるじゃないか。

 当時は「私の事なんて覚えてないだろう」なんて思って、必死で声を掛けた。

 とにかく覚えてもらうと頑張って、彼の授業では必死で手を上げたし、休み時間は彼の姿を探した。

 部活の顧問をお願いしてからだって、いつも面倒くさそうにする彼の腕を引っ張って、どうにかこうにかここまで辿り付いたはずだった。

 だというのに、なんだこれは。

 そう思った瞬間、顔から湯気が出るほど熱くなった。

 元々彼は知っていた、っていうか覚えていた。

 だとすると私の行動は、彼にどう映ったのだろうか。


 「ああぁぁぁぁぁ……」


 「ど、どうしました?」


 急に頭を抱えて座り込んだ私を心配する様に、彼女は慌てた声を上げながら背中をさすってくれた。

 その優しさが、今は痛い。


 「そ、それで続きは……」


 苦し紛れに涙目で彼女に訴えかけると、困った様に視線を彷徨わせ、彼女は再び語り出す。


 「そうですね……私達の呪具との繋がりも話しましたし、椿の家との繋がりも話しました。 それに息子の話も……あとは……何か聞きたい事はありますか?」


 困ったような笑みを浮かべる彼女。

 確かにその通りだ、色々聞かせて貰ったし、私が先生を恨む理由の欠片もない事だって分かった。

 結局は先代の”大馬鹿者”がやらかした尻ぬぐいをしているというのが、今の”草加家”の状況らしいし、これ以上その件で聞く事は無いだろう。

 だとすれば後は……


 「先生の過去……というか”異能”について何か思う所はありませんか? 凄い能力だという事はわかりましたが、先代も同じような感じだったんですかね? 私としては常軌を逸しているとしか思えない上に、肉体的にも色々ヤバイんですけど……」


 コレだ、とばかりに話題のネタにしてみる。

 先代のヤバイ人と同じ能力! って言われたら確かに凄そうな感じはするが、彼もまた先生のように物理特化型だったのだろうか?

 両親の教えで身体を鍛えたと言っていたのだ。

 なんらかの意味があって、現在の草加浬という人が誕生したに違いない。

 いける、この話題でなんとかなる。

 いつの間にやら、いつか彼と公園で話した時の様な状況に陥っていた。

 多分こういう話し相手を困らせるド天然から来る技は、母親譲りなのだろうと確信しながら、私は視線を上げた。

 すると……


 「あぁそれね。 あのバカ息子の場合、神様喰っちゃったから、多分それが原因。 だから余計に祓うって意味の”異能”が強いんだと思うんだけどね」


 「…………はぁ?」


 「あ、話し方戻すよ? 肩っ苦しい喋り方はもういいだろ? お互い直接仇だなんだの関係じゃ無くなったわけだしさ」


 そう言ってカラカラと笑う草加母は、実に楽しそうだ。

 いやうん、そうじゃなくて。

 今貴女、何て言いました?


 暫くシリアスとバカンスが交差します。

 説明ばかりのパートが続くのって苦手なんだよね!


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