表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

1.

今回は少し長いかな?

「う・・・ここは・・・」

私はなんだかよく分からない場所で目を覚ました。

頭が少しズキズキする。

私は周りを見渡してみた。

「あっ、やっぱりこれって・・・」

周りを見てまず目に入ったのは、

「おい!ここはどこなんだよ!!」

「これ帰れんのか・・・」

「どうなってるの・・・!!」

「家にかえりたいよぉ!」

などなど色々叫びまくっているクラスの皆がいた。

「ハァ・・・」

うるさいのはいつもの事だが、今はそれが更に増して

耳が痛くなってきそうだ。


そして次に目に入ったのは、

「これって・・・お城の中・・・?」

まるで中世ヨーロッパの時代にありそうなお城の中みたいな光景だった。結構広い。


そして・・・

「うゎっ、明らかに王って感じの人が・・・」

誰が見ても王だと思う、そんな感じのおっさんが私たちの事を見ていた。


「ハァ・・・これってやっぱり・・・異世界召喚だよね・・・」

なんかまださっきの魔法陣が、光はかなり弱くなってるけど下で輝いている。


「おお!!よくぞ来た!勇者達よ!」

さっきの王って感じのおっさんが急にそう叫んだ。

するとクラスの皆が一斉に王の方を向いた。

そしてその中の1人が王に向かって言った。

「おい!ここはどこなんだ!俺たちをこんな所に連れてきて何がしたいんだ!」

えーっと、あいつ名前は・・・あっそうそう、新山健斗って奴だ。

何かがあると必ずリーダーを気取り、勝手に仕切ってくるあいつ。私は嫌い。

「よくぞ聞いてくれた勇者よ!今から何故お前達勇者をここに呼んだか説明してやろう!」

・・・あの王みたいなおっさん、上から目線でなんかやだ。



まぁ、あのおっさんもといアドルフ・ラ・シャムール国王。本当に王だったね。

あの王が話した、何故私達を呼んだかの説明なんたけど、長い。私がまとめる。


まず、この場所について。

ここは私達のいた世界とは全く違う世界。

この世界の名前はエトピアという。そしてここはシャムール聖国という国。他にも様々な国があるらしいけど、今はカット。

このエトピアという世界は、私達の世界にはない魔法、こっちではスキルというものがある。攻撃スキルや生活スキル、鍛治スキルなど様々な種類のスキルがある。

そしてこの世界にはモンスターがいる。それぞれ、モンスター、変異モンスター、災害級モンスター、邪神級モンスターがいる。ものすごく簡単にいうと、普通、ちょい強い、強い、メッチャ強いって感じみたい。

次にこの世界の種族について。この世界には人間、獣人、亜人、魔人の4種族がいる。数は人間が1番多く、次に魔人、獣人ときて、最後に亜人らしい。なんでも人間がこの世界の人口の半数を占めるとか。・・・本当かなぁ。んで、なんか人間って差別意識がすごく高くて人間の国に他の種族は普通は入れないらしい。いたら敵意が無くてもすぐ殺すとか。・・・酷い。

まぁ次に。なんかお金のことについても教えてくれた。この世界は、世界共通通貨という通貨を使用している。お金の単位はガルで、1ガルだいたい1円みたい。低い順から、半青銅貨1ガル、青銅貨10ガル、半銅貨100ガル、銅貨500ガル、半銀貨1000ガル、銀貨5000ガル、半金貨10000ガル、金貨100000ガル、白金貨1000000ガル。金貨とか銀貨はガルになる前の単位らしい。それを今も使っているという。


そして、1番気になる何故私達を呼んだか、なんだけど、その理由は、魔王が復活したから。遥か昔に倒されたはずの魔王は長い年月をかけ、再生していた。そして、最近になって復活してしまった。私達を呼んだのは、その魔王を代わりに倒してほしいからだと。・・・メンドッ。いやね、クラスの皆は悲しむ奴、喜ぶ奴など反応は様々だっけど、私はメンドッ。アニメや漫画でこういう内容のを見るのは楽しいけど、自分がそうなると面倒くさいというかなんというかねぇ。だって王がさっき「元の世界へ戻す方法は分からぬ。」とか言うんだよ。フザケンナだよ。まだ見てないアニメや漫画がいっぱいあったのに・・・。


あっ私、こっちの世界ではオタクってとこ隠してく。理由はなんとなく。知識として使えるなら使ってくけど。

読んでくださりありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ