No.6 古き薔薇
出されたお題を元に、一週間で書き上げてみよう企画第六弾!
今回のお題は「飛行機」「山間」「薔薇」
9/28 お題発表
9/30 だいたいのプロットを組む(この時は飛行機、山間で追われるホラーの予定)
10/1 プロットを詰めていくがなんとなく物足りなさを感じる
10/2 体調不良でぐったり
10/3 何を思ったのか作ってたプロットを放り出してBLを書き始める
10/4 見直しを終えて投稿
なんか書きたくなってんもんw
祖父が亡くなったのはつい先日のことだ。祖父はとても頑固な人で、戦役で腰を悪くして一人ではまともに歩けないにも関わらず、自分の部屋には一切の人を入れなかった。唯一部屋に入ることを許されていた祖母が亡くなってすぐ、祖父は後を追うように亡くなった。
叱る人が居なければ遠慮などせずに部屋に上がり込むことができる。叔父や父、俺の三人がかりで部屋を捜索。叔父は何か金目のものを探していたが、特にそれらしいものも無く、父は何かを探していたが何を探しているのか聞いても歯切れの悪い答えしか返ってこなかった。
かくいう俺は祖父の机の引き出しが二重底なのを発見し、そこから封筒を一つ手に入れた。手触りの良い和紙の洋封筒、とてもきれいに書かれた宛先の文字。『春宮 准尉 殿』祖父当てだ。消印は……戦中だ。終戦直前の手紙だ。多少握りしめられた跡がある。封筒の中には……何か入って入る。紙飛行機だ。
収穫は無かったと出ていく叔父と父にバレぬよう封筒を持ち出し(なぜかこの封筒はバレない方が良い気がした。“男の感”というやつが働いたからだ)その送り主について調べたかった。好奇心だった。祖父もまた“男”であったという証拠な気がしていたからだ。そして、気になった。祖父は祖母をとても大切にしていた。だが、この封筒と紙飛行機を大切に保管していた。いや、隠していた。そのことがとても気になった。
住所を探し当てると、山間の豪邸が引きあたった。俺は仕事の休みを利用し、その豪邸を訪ねることにした。
電車で乗り継ぎ、最寄りまでタクシーで行ってもらい、あとは徒歩で40分。完全に山の中だ。風景はとても綺麗で、一面に広がる深い緑の絨毯と、透き通って尚遠い青の天井とが、遠くの山並みで触れ合っている。空気は綺麗で、涼しげな風がじんわりとかいた汗を乾かしていく。
目の前に広がる豪邸は、うっすらと緑のカーテンに覆われ、それでいて手入れされた庭と外壁、円形のロータリーの中心には噴水。もう水は抜かれており、かすかに水の跡だけが有る。建物は築40年か、50年か、新しい建物ではない様子だ。ドアノッカーは手持ちの部分の塗装が剥げており、人が足しげく通っていたのだろうか? 祖父が? いや、腰の悪い祖父が来るとは思えない。ましてや、隠していた封筒だ。もし来るにしても“誰かの助けが必要な祖父が一人で”来ることはなかっただろう。
俺はドアノッカーを持って扉を叩く。屋敷全体に響くような反響音。屋敷の中は空っぽなのだろうか?
すこしして、初老の女性が出てくる。
「はい、どちら様でしょうか?」
この人が? にしては若い。いささか若すぎる気もするが、俺は手紙の送り主について聞いた。
「突然お尋ねしてすみません。あなたが『柘榴』さんですか?」
女性はハッとした顔をして黙った。俺は鞄から封筒を取り出し、女性に続けて聞いた。
「これに見覚えはおありですか? あなたが祖父の送ったものでしょう? この手紙についていくつか聞きたいことがあります」
突然、女性はその場で泣き崩れてしまった。俺は唐突に起きた事態にたじろぎ、女性の傍にしゃがみながらも、どうすべきか浮かばなかった。やはりこの人が……
「お泉さん。どうしたんだい?」
そんな時、屋敷の奥から声がした。落ち着いた、綺麗で細い声。それでいて透き通るような張りのある、力強い男の声だ。出てきたのは、泉と呼ばれた初老の女性より一回り年老いた……男性だ。
髪も肌も白く、年老いていながら背筋は伸び、高貴な雰囲気を持ちながらどこか危なげで、近寄りがたいような……美しい外見をした老人だ。
その老人は、俺の手元を見るなり困ったように微笑んだ。
「そうか……そういうことだったんだね。どおりで……」
そういって何かを懐かしむような顔をし、そして俺を奥へと導いた。
屋敷の応接間に通された。俺は、自分の予想をその男性にぶつけた。
「あなたが『柘榴』さんですね?」
老人は微笑みながら言った。
「えぇ。私が、昔名乗っていた名前です。どこまでご存知ですか?」
「いえ、全く。祖父は何も言ってませんでしたから」
「でしょうな。春宮さんは……准尉さんはとても頑固な人だ。そこは変わらなかったようですね」
春宮とは我が家の苗字だ。なんとも居心地が悪くなるのを感じる。
泉さんが紅茶を振るえる手で出してきた。まだ鼻をすすり、目は赤くなっている。
「お泉さん。お客様の前です。すこし、顔を洗って、落ち着くまで待っていないさい。そしたら、例のモノを持って来てほしい」
泉さんは静かに頷き、大事な物を落とした少女のように小さく震えていた。そして少し俺の顔を睨んだのち、静かに出て行った。
「申し訳ない。彼女は戦後、私が育てた子でして。器用良しの良い子に育ったものの……親離れができない様でしてね。いや、兄離れなのかな? それも仕方ないのかもしれません。育てた人に似たのかもしれませんね。想いを断ち切れないでいる……。私もまた、あなたのおじい様が訪ねて来てくれるのをずっとお待ちしておりました」
「その……祖父は……」
「元々、あの方は特攻隊員でしたから。終戦後も会いに来られない以上、無くなったものと考えておりました。しかし……」
ふふっと老人は笑いながら、俺のことを、孫を見るような目で言う。
「お子さんが生まれ、お孫さんまで生まれておられた。良かった。あの人は、幸せでしたか?」
「はい。祖母ととてもオシドリ夫婦で……それだけに……」
「私の存在が信じられない?」
「……はい」
正直、ショックだった。よりによって、なぜ男なんだろう? 確かに、老いてなおこの綺麗な顔立ちなら、若いころはさぞや美男子だっただろう。だが、それならなぜ、祖母と結婚し父を産んだのか。
老人は俺のそんな様子を察してか、ゆっくりと話し始めた。
「良ければ、私たちの痴情の話をしましょうか? あなたの祖父が、私からみてどんな人だったか。もちろん、部分的には伏せさせてもらいますが……その話が聞きたかったのでしょう?」
俺は静かに頷いた。
「では、どこから話しましょうか……」
老人はゆっくりと話し始めた。遠くを見るように、昔を見るように。
私の家は貧しくて、家族を養う方法が有りませんでした。私は生まれながらに体が悪く、育っても兵隊さんにはなれない、そんな理由から売られましてね。しかし弱い体では肉体労働は出来ない。結果行き着いたのが男娼宿、つまり“春を売る”商売でした。もちろん、終戦直前とはいえ人身売買も未成年による売春も禁止されてましたから、闇の商売です。しかし、軍のお偉い方がお忍びのように来てました。バレればどうなるか分からないでしょうに……馬鹿な人たちです。
「さぁ! 春宮准尉、男たるもの“男の味”を知らずして死ぬにはあまりにもったいない。オレの心遣いに感謝しろ。オレはここの常連だから、顔が効く。もし捕まりそうになってもオレの名を出せ。良いな」
大柄のカイザル髭の男性に連れられ、その方、あなたのおじい様はやってこられました。あなたに言っていいものか迷いますが……とても、凛々しい方でした。どこかすましたようで、私の第一印象は怖かった。眼光は鋭く、常にイラだっておられるようで、近づきがたかった。
長椅子に一列に並べられた私たちを上官さんは舐め回す様に見ていました。逆に准尉さんは我関せずといった具合でした。偶然目があった私は睨まれたように感じたのを覚えてますよ。
丁度私は“初日”でした。そもそもそんな慣れてすらいないのだから、そういう行為自体が恐ろしかったのも有ったのでしょう。後に准尉さんに言われました。「小さく震える姿を見て、疑問に思った」と。准尉さんは“商品”として出されるのは経験豊かな人だけだと思っていたようですから。そもそも、健康な男児はみな駆り出される時代。男娼自体が希少でしたし、仕方なかったのかもしれませんが。
「よし、決めたぞ。オレはこの『柘榴』という子に決めよう」
「お目が高い。その子は今日仕入れたばかりです」
上官さんと店の人間のその会話に、私は恐怖しました。そして自然と震えはじめていたようでいた。上官さんは「その様がまた初々しい」と言い、店の人間は「そのまま震えているなら路上に捨てるか鼻欠けにする」と耳打ちしてきました。私には元より選択肢が無かったのです。
「さぁ、奥の個室に行こうか。さぁさぁ、立て! 立つんだ!」
「お待ちください!」
そこで止めてくれたのが、他ならぬ准尉さんでした。必死に交渉して「この子は嫌がっている。そこを無理やりなど日本男子として恥ずかしくないのか」と上官さんの怒りを買いながらも、それでも一歩も引かず、最終的には上官さんは怒りで気分を削がれたと出ていかれました。その後、さすがに店に迷惑がかかるから、と料金を二人分払い私を連れて個室へ行かれました。
元々そういう気質の人ではなかったのでしょう。私に軍服の上着を貸し、寒くはないか、普段は何をしている、細いが食事はどうしている、借金があるのか、など私の身の上話を延々聞き続けるだけで、私の体には一切触れてはきませんでした。
かくいう私は拍子抜けしてしまい、泣き崩れてしまいました。泣きながら私はその人の質問に答え、その人が見かけに反してとても心優しい人だと分かり安心しました。
去り際、准尉さんは店の人間に私を独占させてほしいと交渉しているようでした。大金を積んでおられたようです。どうしてそうまでしてくれるのか、疑問が生じました。そして思えば私はこの頃からあの人に心を奪われてしまったのだと思います。
しかし、店側がそのような約束を守るはずも無く、私は翌日には商品として出されました。偶然にも誰の手にもわたりませんでした。他の誰かに手を出されないように顔に傷をつけることを考えましたが、そうすると宿無しになりかねないと感じ、行動に起こせませんでした。
そして更に翌日、私はひたすらにそうならないと良いと願い続けていたにもかかわらず、指名され、個室に連れ込まれ半ば無理やり行為に及ばれました。私は嫌で嫌で、客を殴ったり噛みついたり、結果殴り返され、店の人間からは後で覚えていろと言われました。ああ、抵抗すれば私はこの先、一生苦労して生きていく。そう思いながらも、抵抗せずに居られなかった。しかし、いざその時が来るというその時、騒ぎ立てる店員を他所に、准尉さんが個室に乗り込んで男を引っぺがして殴りつけたのです。私は何が起きたのか分かりませんでした。准尉さんがあれだけ怒っているのを見たのは、後にも先にもあの時だけでした。准尉さんは私の手を引いて宿から連れ出してくれました。
准尉さんの部下、二等兵さんが運転する車で山間にある春宮家の別荘である、この屋敷に移されました。その後、私は多くの時間を一人で過ごしました。しかし三日に一度二等兵さんが、四日に一度は准尉さんが来てくださいました。調子はどうか、苦労はしてないか、欲しい物はないか、相変わらず、准尉さんはしかめっ面で私を質問攻めにし、そして私に触れずに去っていく。そんな日々が、私はもどかしくも暖かく、幸せだった。
しかし、私は心配でした。彼が特攻隊員であったのを、覚えていたからです。いつ逝ってしまうのか、そう考えると、私の胸は張り裂けそうになり、苦しくて苦しくて、頭がおかしくなるかと思いました。涙が自然にこぼれ、体は重くなり、世界がぐらついてしまう。私は、春宮准尉に……心から恋してしまっていたのです。
だからこそ、私は大胆な行動に出ることにしました。男娼の頃の服を取り出し、準備をし、准尉さんを迎えました。准尉さんが私にまず何をしたか、キスでもハグでも謝罪でもありません。打ったのです。頬を返し手で、こう、ばちん! と。
「何をしている! そのような格好をしなくていいように連れ出した恩を、君は忘れているのか!」
准尉さんは悲しそうでした。事態を察したのでしょう。私の想いも。自分に残された時間も。それでも、あの人は頑固ですから。自分を律して、今にも泣きそうな顔で私をしかりつけたのです。准尉さんは少しすると言葉に詰まり、踵を返されました。こういう時、女性は強く追いかけることができると言いますが、私は強く追いかけられませんでした。そんな、私が必死に絞り出した言葉は
「僕は、幸せだったんです。この数日間が、もっと続いてほしくて、もっと会いに……。僕、何も、春宮さんにお返しできないし、何も無いから……」
私はまた泣いていました。このまま准尉さんが去ってしまうのではと考えたら泣かずには居られませんでした。下心が無かったと言えば嘘になりますが、それでも当時の私が准尉さんにあげられる物の無い事と言ったらなかった。そのことを准尉さんも知っていらしたのでしょう。准尉さんは泣きじゃくる私にそっと近づき、すこし躊躇われてから強く抱きしめてくださいました。そして、准尉さんは私を受け取ってくれました。
そして、それからというもの、准尉さんは暇を見かけては私を訪ねて来てくれました。曰く「最初は故郷の妹や弟を思い出して放っておけなかった。だけど見れば見るほど儚げで壊れてしまいそうで、触れることすら恐ろしかった」と言ってくださいました。
二人で庭に小さな花を植え、粥を共に食べ、星空を眺め寄り添い、勉学を教えていただいて、子供の頃の話を聞かせてもらい、好きな物の話をする時の准尉さんは子供の様で……失礼。しかし、確かに、私は幸せだったのです。
たとえ、何時か別れが来ると解っていても。生きて帰れてもこの人は自分の元には帰ってこないだろう。女の人と結婚して子供を成すだろう。そして、私のことなど忘れて生きていくだろう。そんなことを考えて、夜泣き出してしまう時も有りました。傍に居ていただいてもそれでも寂しくて、悲しくて……
「解った。なら榴、お前に俺の心を預ける。お前がそこまで不安なら、俺の心をお前に渡そう。共に居られなくとも、心はお前の傍に常にあると知ってくれ」
きっと、嘘だったのだろうと思います。泣きじゃくる子供をあやす為の。でも後日、准尉さんは『薔薇』を持って来てくださいました。よく見るとそれは造花でした。なぜ生花でないのか聞いたところ、あの人は恥ずかしそうに言ってくださいました。
「この花が枯れるまで、俺は君を愛している。だから、枯れなくていい。その花は枯れない」
そして、いつか、何時の日か迎えに来るから。そう言ってくださいました。私は必死に考えました。何か私に出来ることは無いか。そこで、あなたが持ってきた手紙が出てくるのです。
私は用途を教えずに封筒と便箋をねだり、もらった封筒に宛名を書き、便箋に手紙を書こうとしました。しかしいくら考えても、あの人の軍人としての気質を否定する物ばかり……寂しい、行かないでほしい、傍にいて欲しい。もはや乙女のようにそのようなことばかり書いてしまいした。
私は悩んだ結果、二等兵さんに相談しました。二等兵さんは悩んだ挙句、鶴でも折ればいいのではないかと教えてくださいました。そこで私はあれこれ頑張って鶴を折ったのですが、お恥ずかしながら鶴が折れなかったのです。ですから、紙飛行機を折って、そして悩んだ末の文を添えて……
「春宮さんが空に去ったなら、この飛行機でもう一度僕の元へおこ『し』ください。
僕は枯れ『な』い花を抱いて、あ『な』た様が上手く武功を上げられますよう『い』のります。
あなたとあなたのご家族に幸多からんことを山間のこの屋敷『で』祈ります。」
あからさまな文章すぎて届かないかもと想い、小さく折りたたんで直接渡しました。准尉さんは最後に、
「ありがとう」
そういって、強く強く抱きしめ、口づけを下さいました。今も最後の、あの方の優しいぬくもりと汗の匂い、涙の味を覚えています。
目の前の老人が語れば語るほど若々しくなるのを俺は見ていた。時に目を伏せ、時に逸らし、時に優しく笑いながら、彼は昔話をしてくれた。
「その後准将さんがどうなったかは、あなたの方が詳しいでしょう」
「はい。特攻するも生き残り、その時腰を負傷したそうです。まともに一人で歩くことは難しい体になっていました」
老人は笑いながら言った。
「ああ、だからですね。彼は、私にはいつでも強い自分を示そうとしてましたから。……歩けない自分など見せるのはプライドが許さなかったのでしょう。それに、奥さんの事もあったでしょうし。まったく、人が待っていることなど知らずに……」
「すみません」
いいえ、と老人は首を振った。
俺は思い切って、その後の祖父の話を、かいつまんで説明した。
腰を負傷した際、看護にあたった女性が祖母だった。祖父以上に頑固で剛毅、祖父の男としてのプライドなど気にも留めず下着まで変えられたのが祖父として恥ずかしかったらしい。そしてその気質である。祖父は祖母に惚れこんだようである。あるいは、世話をしてくれていたことへの負い目だったのか。二人の間には愛が芽生え、その後家族の支援などを受けつつ戦後を生きてきたという。二人が結婚するのも、子供、俺の父が生まれるのも遅かったらしい。それはきっと……
「祖父は、あなたを今なお思ってたんでしょうか?」
老人はどこかを見つめて言った。
「嫌ですよ。私はもう、こんな老人だ。准尉さんが愛してくれた愛くるしい少年ではないのです。今の私を見ても、誰だか分からないでしょう」
そういう老人の目はとても寂しげだった。ああ、祖父もきっと……
そんなところに泉さんがケースに収められた造花の『薔薇』を持って来た。微かに赤みを帯びなら、それでいてなお凛と咲いている。今なお、咲いているその愛の象徴を見て、俺は複雑な気持ちになった。
それを見て、老人はケースから薔薇を取り出し、両の手で持って薔薇をへし折った。
「何してるんですか!」
「良いのです。あの人の愛はもう私だけのものじゃないと知れたから」
老人は、薔薇を処分するように、泉さんに言った。
俺は手紙を老人に返した。折りたたまれた手紙自体は封筒内に残っていなかったが、老人は奥さんの為に燃やしたんじゃないかと言っていた。確かに祖父ならば、そうしたかもしれない。ならなぜ、封筒と紙飛行機を残しておいたのだろう?
いやきっと……祖父は、紙飛行機で約束を果たすために残しておいたのだろう。そういう固い人だったから。
俺は複雑な気持ちで、屋敷を後にした。
造花を燃やすと危険ですよご老体
ダイオキシンとかw
裏設定としては「父はなんとなく気づいていたが確証が無かった。だから部屋を探せる際にはそれを探してた」とか
『柘榴』は源氏名であり、本名は「柘野 榴」
苗字名前が付けられる前に売られたため、春宮准尉が源氏名から勝手に付けたとか
その後、榴もお泉さんも生涯独身とか
二等兵さんは鶴を折ればいいと言った後、恋人へ鶴を折って手紙で送って殉死してるとか
なんだろう?
書けば書くほど脳みそが設定造るのを楽しみ始めてるなw
ここまでお読みいただきありがとうございます