表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/14

ロボ・オブ・ニート

 ヒトラーはドイツのオタク集団「イッヒハルト」を召喚した。彼らは鈎十字のヘルメットをかぶったデブ集団で、いつもワルサーを握って街中の通行人を殴っていた。そんなキチガイ連中が集結したのだ。

「我が、鋼鉄と血の世界征服を邪魔するニートどもをミンチにするのだー!」


 イカリはヴィジランテとともにCIAとニートが共同開発した最新ロボ、ニートメカニクスに搭乗して待ち構えた。身長20メートル。両腕にはミサイルポッド、背中にはジェット推進。目からはガトリング砲を連射する。

 イッヒハルトも巨大ロボ、フンバルトを降臨させた。


 ロボ対ロボの一騎打ち。

 果てしない戦いで街は蹂躙され、一般人は踏み殺された。しかしニートとオタクの対決はつづく。

 火花が飛び、銃弾がまき散る。

 ニートメカニクスの必殺技「ヘッドジェット」が炸裂した。

 ジェット推進で突撃し、強烈な頭突きをくらわす技だ。

 フンバルトは踏ん張れず、木端微塵に粉砕された。コックピットからこぼれ落ちるイッヒハルトのメンバー。それをガトリング砲でひき肉にした。

「やったなヴィジランテ!」

「やったぜ! イカリ!」


 ヒトラーは地団太を踏んで悔しがり、

「もはやこの国に未来はない! 我は母国に帰還するが、いつかまた侵略の嵐が吹き荒れることと思え!」

 と叫んだ。


 とりあえず平和を手に入れたニートだった。

 ニートは勝ったのだ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ