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CIA・オブ・ニート

 恐ろしいことが起きた。鋼鉄と血を信奉する狂人。ゲオルグ・ヒトラーが来日した。彼は親衛隊を組織し、強力な軍隊をつくりあげた。

 政府は対処することができず、ニートに救援を求めた。

 ニートは全精力をあげて討伐することを誓った。


 イカリニートはゲオルグ・ヒトラーが住む、山荘を攻撃した。ニートブレードとニートオートを乱射し、山荘を蜂の巣にした。

 しかしヒトラーは逃げたあと。

 ゴーストニートがくまなく探したが、やはりいなかった。

 マジックニートは親衛隊を粉々にし、サイバーニートはヒトラーのネットワークを破壊した。それによってヒトラーはネットを利用できなくなった。


 許し難し狂人ヒトラーは大量殺人を遂行した。何千人という無辜の人々が意味もなく殺された。「絶滅収容所」なる施設を建設し、その中で悪魔の人体実験を繰り返したのだ。


 イカリニートは怒り狂った。


 CIAが動き、ひとりのニートが派遣された。彼の名はヴィジランテ。

 今はCIAの破壊工作員だが、かつてはニートだったのだ。それゆえニートスキルもある。

「どうやらヒトラーの背後にはオタクの影があるようだ」

「やはりオタクの陰謀か!」

 恐ろしい。オタクはどこまで卑劣なのだろうか。


 ヴィジランテとともにイカリニートは走った。

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